お茶菓子としていただいたのは、創業昭和2年(1927年)【若菜屋本家】(京都市中京区御池通油小路西入式阿弥町37-6)の季節らしく〈栗〉を使用した「焼き栗きんとん」と「栗ようかん」です。
【若菜屋】の屋号は、琴の音色を好んだ先代が筝曲「若菜の里」より名付けられています
先代が栗で有名な丹波篠山の出身であったこと、そしてその妻もまた、丹波園部で三百年続いた菓子屋の娘であったことから、栗を使った和菓子を中心に商品が作られてきました。
どちらも京都らしく風情のある、上質な味わいで、おいしくいただきました。