神戸：ファルコンの散歩メモ

１７日１９：００、　観客数４９５５人の天母スタジアムにて野球の国際大会プレミア１２の１次リーグＢ組「侍ジャパン－キューバ」戦が行われました。接戦を制して「７－６」で勝ち、無傷の４連勝でスーパーラウンド進出を決めています。１８日ドミニカ共和国戦を前に、１次ラウンドB組の首位通過となりました。

 

同点の八回１死一、三塁。＜栗原＞がフルカウントから左犠飛を放っています。ソフトバンクの同僚＜モイネロ＞の直球を捉え、代走で出場していた＜五十幡＞（日ハム）をホームに迎え入れました。これが決勝点となりました。苦しい展開をはね返し、劇的な勝利をおさめています。

 

五回までは「５－１」と４点リードでした。二回２死一、三塁、＜佐野＞（DeNA）が先制の中前適時打を放ち、三回は無死満塁で＜森下翔太＞（阪神）が中犠飛、四回無死一、三塁からは＜佐藤都志也＞が左犠飛で着実に追加点を奪いました。五回は１死一、二塁から＜牧＞（DeNA）が止めたバットに当たる右前適時打と＜佐野＞の中犠飛でたたみかけました。

 

序盤は主導権を握りましたが、キューバの粘りに１度は試合を振り出しに戻され、六回に元日本ハム＜ドレイク＞の適時打などで三点を返されました。七回は一死一、二塁から四番手＜清水＞（中日）が一塁に悪送球。ミスが絡んで二点を献上し、同点に追い付かれています。

 

時折、強い雨が降り注いだ４時間７分の激戦でした。九回＜藤平＞（楽天）が一死満塁のピンチを切り抜けました。これで日本は２０１９年プレミア12のスーパーラウンド・メキシコ戦以来、国際大会２３連勝です。