ロシア領に長距離地対地ミサイル攻撃@ウクライナ軍
Nov
19
19日、ロシア国防省は西部ブリャンスク州の軍事施設を狙い、ウクライナ軍が同日未明に米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」を撃ち込んだと発表しています。ウクライナのメディアはこれより先、同州カラチェフの弾薬庫が標的だったと報じていました。
国防省によりますと、ロシア軍は飛来したミサイルのうち5発を防空システムで撃墜。さらに1発に損傷を与えたが、破片が落下し、軍事施設で一時火災が起きています。死傷者はいない模様。ウクライナ軍も弾薬庫を破壊したと発表。報道によれば、ウクライナ当局者はATACMSの使用を認めています。
<バイデン>米政権がロシア領内の攻撃にATACMSの使用を認めたと17日に伝えられた後、最初の適用例で、ロシアの反発は必至です。<プーチン大統領>は19日、核兵器の使用条件を示した核ドクトリンを改定し、ウクライナを軍事支援する各国も核を含む攻撃の対象になり得ると警告しています。