1月5日(日本時間6日)、第82回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が、米ロサンゼルスで開催されています。映画では、
『ブルータリスト』がドラマ部門、『原題:Emilia Perez』が、ミュージカル・コメディ部門の作品賞に輝いています。
『ブルータリスト』は、第2次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人の建築家である「ラースロー・トート」の30年にわたる半生を描いた物語です。「ラースロー」を演じた<エイドリアン・ブロディ>は主演男優賞、監督の<ブラディ・コーベット>は監督賞に選ばれています。日本公開は、2025年2月21日です。
3月に封切られます『原題:Emilia Perez』は、麻薬カルテルのボスだった男性が、性転換によって「エミリア・ペレス」という女性として新たな人生を歩むことを軸にした物語です。
『パリ13区』の<ジャック・オディアール>が、解放的な歌とダンスを交えながら、幸せを追い求める4人の女性たちの姿を描いています。
本作は非英語作品賞にも選ばれたほか、<ゾーイ・サルダナ>が助演女優賞、<El Mal>が主題歌賞に輝いています。
ドラマ部門の主演女優賞は『英題:I'm Still Here』の<フェルナンダ・トーレス>が受賞。ミュージカル・コメディ部門の主演女優賞は『サブスタンス』の<デミ・ムーア>、主演男優賞は『原題:A Different Man』の<セバスチャン・スタン>が受賞。アニメーション映画賞は『Away』で注目を集めた<ギンツ・ジルバロディス>の新作『Flow』、興行成績賞はブロードウェイミュージカルの映画化となる
『ウィキッド ふたりの魔女』に贈られています。