日経平均株価(1月24日)終値3万9931円98銭
Jan
23
24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比233円98銭(0.59%)高の4万0192円85銭でした。前日23日の米株式相場の上昇を受け、投資家心理の改善に伴う買いが幅広い銘柄に入りました。海外投資家からとみられる株価指数先物への買いも相場を押し上げています。
23日、<トランプ米大統領>は米連邦準備理事会(FRB)に対し、利下げ要求に応じるよう促しました。利下げを巡り、<パウエル(FRB)議長>と「適切な時」に協議する意向も示しました。発言を受けて、ダウ工業株30種平均株価が上昇したほか、機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は最高値を更新でした。国内でもリクルートなど米経済の拡大の恩恵を受ける景気敏感株に買いが集まりました。任天堂は連日で上場来高値を更新しています。
半面、前日まで上昇していた半導体関連株は下げが目立ちました。23日に発表しました2025年3月期通期の連結業績予想が市場予想を下回ったディスコは一時(8%)あまり下げています。東京エレクトロンやソフトバンクグループ(SBG)も下落でした。
24日午後、日銀が金融政策決定会合で政策金利の引き上げを決めました。結果発表後に円売りが強まると同時に株価指数先物へは買いが断続的に入り、買い一巡後は売りが強まり、急速に上げ幅を縮小する場面がありました。
終値は、前日比26円89銭(0.07%)安の3万9931円98銭で終えています。