20日夜、埼玉スタジアムで行われたワールドカップアジア最終予選の第7戦で、サッカー日本代表はバーレーンに「2ー0」で勝ち、8大会連続8回目の本大会出場を決めました。開催国のアメリカ、メキシコ、カナダの3か国を除き参加45カ国の中で〈世界で最も早い〉出場権獲得となりました。
来年、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共同開催されるワールドカップ出場をかけたアジア最終予選で、世界ランキング15位の日本は、2位以下に大差をつけてグループ首位に立ち、20日夜、埼玉スタジアムで行われました第7戦で世界81位のバーレーンと対戦しました。
勝てば無条件で本大会出場が決まる一戦で、日本は<久保建英>選手や<三笘薫>選手など、これまでの最終予選とほぼ同じ先発メンバーで臨みました。
日本は前半9分、コーナーキックからのこぼれ球をキャプテンの<遠藤航>選手がゴールに押し込みましたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の結果、直前に<上田綺世>選手の腕にボールが当たっていたとして先制点とはならず、「0ー0」で折り返しました。
後半も主導権を握りながら攻めあぐねる時間が続きましたが、21分に<久保建英>選手のパスを受けた途中出場の<鎌田大地>選手がゴール左隅に冷静に流し込んで均衡をやぶり、先制しました。
さらに42分にも<久保建英>選手が得意の左足で追加点を決めて、バーレーンに「2ー0」で勝ち、1998年のフランス大会から8大会連続8回目の本大会出場を決めています。
日本はこの勝利で、通算成績を6勝1引き分けとし、2位以下に勝ち点で大差をつけて、3試合を残して本大会出場を決めています。