21日の東京外国為替市場で、円相場は横ばい圏でした。17時時点では前営業日19日の同時点に比べ7銭の円安・ドル高の「1ドル=149円34〜35銭」で推移しています。
国内実需筋が円売り・ドル買いに動いたとの観測があり、円相場の重荷となりました。日本が休場だった20日にかけて米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りも入っています。
10時前の中値決済にかけて「国内輸入企業による円売り・ドル買いが優勢だった」との観測がありました。
日銀が19日に政策金利の据え置きを決めています。波乱のない結果だったとして、21日の東京市場では持ち高調整目的の円売りが出たようです。