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19世紀後半、北米で最も有名だった実在の無法者「ジェシー・ジェームズ」と、彼を暗殺した「ロバート・フォード」、両者の「ジェシー」暗殺に至るまでの心理を丹念に描き出した西部劇『ジェシー・ジェイムズの暗殺』が、2008年1月12日より全国で公開されます。
悪名高き無法者として数々の犯罪に手を染め、法をあざけり、自分自身のルールで生きてきた「ジェシー・ジェームズ」を<ブラッド・ピット>が扮し。理想に燃える野心家の若者「ロバート・フォード」(ケイシー・アフレック)は、そんな「ジェシー」の仲間になれたことを心から喜んでいましたが、思わぬ事態が彼らを待ち受けていました。
監督は<エリック・バナ>主演の『チョッパー・リード/史上最凶の殺人鬼』の<アンドリュー・ドミニク>が務めています。製作は<ブラッド・ピット>や<リドリー・スコット>などが担当しています。
<ブラッド・ピット>は本作で第64回ベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞しています。
年末からしばらくの間、<カラス>の声を耳にしておりませんでした。
今朝方、久しぶりに<カラス>の大きな鳴き声で目が覚めました。
町内の年明けはじめての、家庭ごみの収集日に当たる金曜日です。
なんて<カラス>はかしこいのだと、布団の中で感心してしまいます。
ゴミ置き場に現れるのは、東京歌舞伎町のように、何十羽との大軍ではありませんが、山の開発で木々が消えてゆく環境を考えれば、<カラス>の生活も大変なんでしょう。
昨年、出した家庭ごみに収集車が来るまでにかぶせておくブルーシートが、一回り小さいネットに変わりました。後片付けに出る住民たちも高齢化で、大きなブルーシートを折りたたむのが一苦労だと聞きました。
何かいい解決策はないものかと、闊歩している<カラス>を見ながら、思案してしまいます。
今年もあとわずかになりましたが、年末年始は寒波の影響でかなり冷えるみたいで、路上生活者の人たちは大丈夫かなと案じてしまいます。
「格差社会」との言葉が定着した感がありますが、解決策としての前向きな姿勢は感じられません。
今年度の神戸市内の路上生活者は、神戸市の調査(8月末)によると147名で、1997年の調査以来、過去最少となっています。
昨年度は170余名でしたので数字上は減少していますが、高齢にて亡くなられた人の割合が気になると共に、「ネットカフェ難民」の若者たちはカウントされず、実情が反映されているとは思えません。
神戸っ子としての私から見て疑問に感じている感じる「神戸ルミナリエ」開催に対して、8000万円を超える寄付金が集まっています。
難病の子供の手術費用の募金にも、多額の寄付金が集まります。大義名分としては、誰も否定できない寄付行為だとおもいますが、いざ足元の路上生活者たちには目がいかないのが現実です。
11月1日付の新聞記事で、甲南女子中学校の3年生が、路上生活者の人達にと、手編みのマフラを送ろうとしているのを知りました。今頃彼らの首回りを、少しでも暖めてくれていればいいなと期待せざるを得ません。
今年10月、路上生活者の人達に仕事を提供することを目的とした。「ビッグイッシュー日本版」の値上げがありました。一冊200円から300円の値上げですが、路上にての販売数の減少がなければいいなと、これまた案じてしまいます。
「偽装」に明け暮れた一年でしたが、人と人との距離だけは、偽りのないものであってほしいと願う年の瀬です。
来るべき裁判員制度に向けて、神戸地方裁判所の敷地内にて、増築棟の工事が行われています。
裁判所に出向くたびに、工事中の現場を横目に見ていましたが、本日足場が解体され、新しい増築棟の姿を眼にすることが出来ました。
「ふむ」
本館も、昭和50年代後半より、解体新築か現地保存とかで、随分物議をかもし出しました。最終的には、ルネッサンス様式の煉瓦の外壁を残し、内部は全面改修、近代的な材料・工法であるハーフミラーのカーテンウォールを用いた折衷案に落ち着いた経緯があります。
たとえて言うならば、袴をはき、蝶ネクタイをしているような違和感のデザインで、そのときにも「ふむ」と感じました。
その時代の社会状況として「よし」としなければいけないようです。年月を積み重ねれば、これはこれなりにまたランドマークとしての価値もでてくることだとおもいます。
同系列の家庭裁判所は、すべて新築工事ですので、近代的な材料・工法を用いてのデザイン手法で、まだまとまりがあるようです。
今回の増築棟は、ハーフミラーのカーテンウォールをデザインの要として用いられています。が、外壁が銀色のリブパネルですので、これまた違和感を感じてしまいます。
やはり、同一敷地内であれば、本館との統一感を持つべきだと思います。
本館に準じて、外壁は煉瓦を主体にまとめれば、少しは落ち着いた空間になったと思います。
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