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『スパイダーマン スパイダーバース』の<フィル・ロード>と<クリストファー・ミラー>がプロデュースを手がけ、<マイク・リアンダ>が監督を務め、人類に反乱を起こしたロボット軍団から世界を救うべく奔走する一家の戦いを描いた長編アニメーション『ミッチェル家とマシンの反乱』が、2021年7月23日より全国で公開されます。
幼い頃から映画作りが好きな変わり者の女の子「ケイティ・ミッチェル」は、念願の映画学校への進学が決まり実家を出ることになります。一刻も早く新たな環境へ飛び込みたい「ケイティ」でしたが、自然を愛する父「リック」の提案で、家族揃って「ケイティ」を学校まで送り届けるドライブ旅行へ出発します。
そんな矢先、巨大IT企業・PAL社のロボットが人類に反旗を翻し、世界中が大パニックに陥ってしまいます。周囲の人々がロボット軍団に捕らえられていく中、運良く逃げ延びた「ケイティ」たちは、世界を救うべく立ち上がります。
『九月に降る風』(2008年) ・ 『百日告別』などで知られる台湾の<トム・リン>が監督を務め、『the EYE 愛』(2001年・監督:オキサイド・パン&ダニー・パン兄弟)などで知られるマレーシアの<リー・シンジエ>と日本の<阿部寛>が共演した2019年マレーシア製作の『原題:夕霧花園 The Garden of Evening Mists』が、邦題『夕霧花園』として、2021年7月24日より全国で公開されます。
マレーシアの作家<タン・トゥアンエン>の小説『The Garden of Evening Mists』を原作に、亡き妹の夢だった日本庭園造りに挑むマレーシア人女性と日本人庭師の切ない恋を、戦中の1940年代、戦後の1950年代、1980年代の3つの時間軸で描き出します。
1980年代、マレーシアで史上2人目の女性裁判官となった「ユンリン」は、さらなるキャリアアップを図るべく奮闘していました。そんなある日、かつて愛した日本人庭師「中村」が、終戦時に日本軍が埋めたとされる埋蔵金にまつわるスパイ疑惑をかけられていることを知り、彼の潔白を証明するため立ち上がります。
『眺めのいい部屋』(1986年・監督:ジェームズ・アイボリー)の<ジュリアン・サンズ>(63)が共演しています。
青森県北里大学に実在した動物保護サークル「犬部」を題材に、<林遣都>と<中川大志>の共演で描いた『犬部!』が2021年7月22日より全国で公開されます。
<片野ゆか>のノンフィクション『北里大学獣医学部 犬部!』(2017年4月・ポプラ社)を原案に、監督は、『花戦さ』(2017年)・『影踏み』(2019年)・『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』(2020年)などの<篠原哲雄>が務め、脚本は『犬に名前をつける日』(2015年・監督: 山田あかね)の<山田あかね>が担当しています。
子どもの頃から大の犬好きだった獣医学部生「花井颯太」は、目の前の命を救いたいという一途な思いで動物保護活動を続けてきました。そんなある日、心を閉ざした1匹の実験犬を救ったことをきっかけに、動物保護サークル「犬部」を設立。同じく犬好きの同級生「柴崎涼介」ら仲間たちと共に動物まみれの青春を駆け抜け、やがてそれぞれの夢へ向かって羽ばたいていきます。
16年後、獣医師となっても熱心に保護活動を続けていた「花井颯太」が逮捕されたという報道を受け、かつての犬部のメンバーたちが再結集します。
主人公「花井颯太」を<林遣都>、相棒の「柴咲涼介」を<中川大志>が演じています。犬部の後輩メンバーに<大原櫻子>、<浅香航大>が扮しています。
2021年1~3月に放送・配信され、SNSを中心に話題を集めたストップモーションアニメ「PUI PUI モルカー」が、2021年7月22日より劇場公開されます。
モルモットが車になった世界を舞台に、モルモットと車が合体した〈モルカー〉たちの活躍を描き、テレビ東京系の幼児向け番組『きんだーてれい』内のショートアニメ(1話3分)として放送されました『PUI PUI モルカー』です。
羊毛フェルトでつくられた〈モルカー〉たちの質感や豊かな表情、かわいらしい仕草や鳴き声などで、子どもはもとより大人にも人気を博した全12話の同作を、映画館ならではの3D&MX4Dで一挙上映されます(一部では2D上映)。
監督は、「パリ国際ファンタスティック映画祭(フランス語版)」グランプリ等の複数賞を受賞し注目を浴びる、ストップモーション・アニメーションによる映像制作を手掛ける<見里朝希>が務めています。
郊外のショッピングモールを舞台に、コミュニケーションが苦手な俳句少年とコンプレックスを隠すマスク少女が織りなすひと夏の青春を描いた『サイダーのように言葉が沸き上がる』が、昨年よりコロナ禍の影響で公開が延期されていましたが、2021年7月22日より全国で公開されます。
俳句以外では思ったことをなかなか口に出せない少年「チェリー」は、ヘッドホンで外部との接触を遮断して生きています。ある日彼は、見た目のコンプレックスをマスクで隠す少女「スマイル」とショッピングモールで出会い、SNSを通じて少しずつ言葉を交わすようになります。
そんな中、バイト先で出会った老人「フジヤマ」が思い出のレコードを探し回る理由を知った2人は、「フジヤマ」の願いをかなえるためレコード探しを手伝うことになり、一緒に行動するうちに急速に距離を縮めていく「チェリー」と「スマイル」でしたが、ある出来事をきっかけに2人の思いはすれ違ってしまいます。
主人公「チェリー」の声を声優初挑戦の<八代目市川染五郎>、「スマイル」の声を女優<杉咲花>、その他<山寺宏一>、<井上喜久子>、<神谷浩史>、<坂本真綾>らが声を当てています。
監督・脚本・演出は、テレビアニメ『四月は君の嘘』(フジテレビ・2014年10月~2015年3月 )『クジラの子らは砂上に歌う』(TOKYO MX・2017年10~12月)などを手掛けた<イシグロキョウヘイ>が務めています。
第74回カンヌ国際映画祭の授賞式が17日に行われ、コンペティション部門(24作品)に出品された『ドライブ・マイ・カー』(2021年8月20日公開)で<濱口竜介>監督と<大江崇允>さんが、日本映画史上初めてとなる「脚本賞」に選ばれています。
最高賞の「パルムドール」にはフランスの<ジュリア・デュクルノー>監督(37)の独創的な映画『原題:Titane』が選ばれています。
同映画祭史上で最高賞を受賞した女性監督は、1993年のニュージーランド出身の<ジェーン・カンピオン>の『ピアノ・レッスン』以来、女性監督としては28年ぶり、2人目となりました。
『Titane』は自動車と性的関係を持つヒロインが登場する暴力シーンが多い映画で、独創性を称賛する声が上がる一方、不快感を示す批評家もいるなど、賛否両論となっていた作品です。
世界3大映画祭の1つ第74回カンヌ映画祭授賞式が17日(日本時間18日)フランスで開かれ、<濱口竜介>監督(42)が映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年8月20日公開)で共同脚本の<大江崇允>氏とともに本賞の「脚本賞」を受賞しています。同映画は、本賞の発表に先立ち「国際批評家連盟賞」と「エキュメニカル賞」を受賞しています
日本映画の「脚本賞」受賞は、史上初の快挙となりました。
『ドライブ・マイ・カー』は、<村上春樹>氏(72)が、2013年11月発売の『文藝春秋』12月号に発表した短編が原作です。同誌2014年3月号まで連続で掲載した『女のいない男たち』」と題した連作の第1弾で、2014年の短編小説集『女のいない男たち』(文春文庫刊)に収められた短編小説を映画化しています。同名の短編に加え『女のいない男たち』に収録された6編の短編の中から『シェエラザード』 ・ 『木野』のエピソードも投影し、脚本を作り上げています。
<濱口竜介>監督にとって、商業映画デビュー作となった2018年『寝ても覚めても』が初めてカンヌ映画祭コンペティション部門に出品されて以来、3年ぶり3度目の同部門への出品でした。2020年に第77回ベネチア映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した兵庫県神戸市出身の<黒沢清>監督の『スパイの妻』では、後輩の<野原位>氏とともに企画と脚本を担当し、師匠である同監督に企画を持ち掛けています。今年2月のベルリン映画祭では、オムニバス映画『偶然と想像』で審査員大賞(銀熊賞)を受賞し、カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭を席巻、今回の「脚本賞」受賞で、世界に「ハマグチ」の名が、さらに印象づけられたことは間違いありません。
国際批評家連盟賞とエキュメニカル賞を受賞した<濱口竜介>監督
17日、フランスで開催中の第74回カンヌ国際映画祭で<濱口竜介>監督の新作『ドライブ・マイ・カー』が、「国際批評家連盟賞」と「エキュメニカル賞」を受賞しています。
両賞は映画祭の審査員が選ぶ正式な賞とは異なり、外部団体が独自に贈る賞です。
映画祭本体の主要賞の結果は17日夜の授賞式で発表されます。国際批評家連盟賞は各国の映画評論家ら、エキュメニカル賞はキリスト教関連団体が選出しています。
『ドライブ・マイ・カー』は<村上春樹>さんの短編小説が原作。妻を亡くした舞台俳優・演出家(西島秀俊)が寡黙なドライバーの女性(三浦透子)と出会い、自らの悲しみを見つめ直す姿を描いています。
『光のノスタルジア』(2010年) ・ 『真珠のボタン』(2015年)で知られるパリ在住の<パトリシオ・グスマン>(79)の監督作『原題:The Cordillera of Dreams』が『夢のアンデス』の邦題で10月9日より公開が決定しています。
米中央情報局(CIA)支援のもと、1973年9月に<アウグスト・ピノチェト>の指揮によって発生したチリの軍事クーデター。世界で初めて自由選挙によって樹立した<サルバドール・アジェンデ>による社会主義政権は<ピノチェト>に倒され、左派を中心とした3000人を超える市民が虐殺されました。<パトリシオ・グスマン>はドキュメンタリー映画『チリの闘い』の撮影後、政治犯として連行されながらフィルムを守るためパリに亡命。その後、40年以上にわたってチリの弾圧の歴史を映画として記録してきました。
本作で<パトリシオ・グスマン>は、かつて三部構成のドキュメンタリー映画『チリの闘い』で映像に残した<サルバドール・アジェンデ>時代の歴史と、クーデター後に新自由主義の実験の場となったチリの現状を見つめ直しています。
なお本作は、第72回カンヌ映画祭(2019年5月25日)で、ドキュメンタリー作品を対象とするゴールデンアイ賞を獲得しています。ポスターデザインは、『ビバリウム』や『ミッドサマー』などを手掛けたグラフィックデザイナーの<大島依提亜>が担当しました。
アイドルグループ「AKB48」のメンバーが出演するオカルト映画『未成仏百物語~AKB48 異界への灯火寺~』(総監督:糸曽賢志/監督:山田雅史・ 鳥居康剛・ 大森研一)の公開日が、2021年9月10日に決定したのに伴い、予告編が解禁されています。
本作は「AKB48」のメンバーが、巷にあふれる不可解な出来事やミステリアスな世界、心霊現象などに向き合う怪談エンタテインメント。ドラマ、対談、体験、語りという4つのパートに分かれており、<小栗有以>、<倉野尾成美>、<込山榛香>、<武藤十夢>がそれぞれドラマに出演しています。
<坂口渚沙>と<鈴木優香>が事故物件で、事故物件の情報提供ウェブサイト、およびそれを運営する企業の代表<大島てる>と対談を行っています。<行天優莉奈>は心霊スポットツアーを体験し、<大盛真歩>は〈怪談語り〉に参加しています。
予告は〈丑の刻〉に静岡・長光寺に集まったメンバーの様子から幕開け。8人は供養のために怪談や不思議な話を持ち寄り、ある儀式に臨みます。映像の最後には「AKB48 結界を張る!」というコピーが流れています。
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