尾張瀬戸に泊まっていたときに、近かったので瀬戸蔵ミュージアムへ行ってきました。とても素晴らしいミュージアムでした。瀬戸の陶磁器に関わるものがすべて展示してあり、とても勉強になりました。なかでも、2階の企画展「瀬戸のやきもの文明開化~明治・大正の瀬戸の産業と工芸美術」と3階の19世紀後期「輸出の開始と万国博覧会への参加」の展示物にとても興味を持ちました。まず、瀬戸でも明治時代に結晶釉を制作していたことに驚きました。おそらく、北村彌一郎が名古屋へ行っていますので、その時に伝授したのかもしれません。そして、1878年のパリ万国博覧会に4色(青、小円子(ピンク)、緑および茶色)の釉下彩を出展していたことに、とても驚きました。ちょっと、信じられなく、館長さんにケースの扉を開けてもらい、じっくりと見たのですが、やはりわかりませんでした。青と小円子は釉下彩だと思いますが、緑と茶はイングレイスにも見えました。まあ、割って断面を見ないと判りませんね。窯跡の破片が残っていないのかな..
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2012-09-26 09:01
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-09-28 14:55
People Who Wowed This Post