中華ちまき
May
21
実は私の母親は、台湾に住んでいた時に中華料理を習い、日本に戻ってきてから中華料理を約15年間、家で教えていた。弟子は900人位はいるはずである。どの料理のときもそうだったが、私はいつも試食係であった。毎週、土日は、蒸し時間や湯で時間、炒め時間、味付けなどを変えて試作し、出来上がったものを朝、昼、晩と食べさせられていた。そして、平日2日間(一時、人気があったときは3日間)は、学校から帰ってくると、生徒さんたちが作った残り物がおやつと晩ご飯であった。これが、同じメニューで一か月間続くのである。大変なのは、餡まんと肉まんである。土日は皮づくりを手伝わされ、毎日、餡まん、肉まんを一か月間食べなければいけなかった。さすがに飽きて、数か月間は、それらを見たくなくなる。こんなことを15年間も続けたのであるから、私の舌は十分に肥えているはずである。その私がやはり思うのは、バーザンは、台湾はもちろん、シンガポール、マレーシア、香港、そして、横浜中華街などでも食べているが、やはり、母親が作ったバーザンが一番美味しい。何年もかけて、日本人好みの味を追求、研究し、改良を重ねて創り出したバーザンである。美味しいに決まっている。
しかしながら、母親はもう10年くらい中華料理は作っていない。もう、作らないのだろう。そこで、今年、子育てが終わった妹が、母親に習ったときのレシピを見ながら、作ってきたのである。味は、ちょっと薄いかな。もうちょっと濃い方が良いかもしれない。来年、私もチャレンジしようかな..
でも、一番美味しいのはエビ餃子である。世界一かな..
Posted at 2020-05-26 20:38
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Posted at 2020-05-27 08:41
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