昨日、KEIさんに招待券をいただいたので、ウィリアム・ド・モーガン展を見に新橋の汐留ミュージアムへ行ってきた。イギリスのアーツ・アンド・クラフツ運動はアール・ヌーヴォーにつながるものだが、陶磁器に関しては私はいまひとつ関心がない。しかし、今回は、なかなか面白かった。タイルを中心とした陶器だけだったので、陶器の制作技術などの説明がきちっとされており、興味を持てたということもある。
また、モーガンの絵付けは釉下彩陶器だということも、関心が深まった理由のひとつかもしれない。釉下彩陶器なので、顔料が釉薬に染込み、ラインや色がにじんでぼやけた感じになる。ここが、稚拙な感じを与え、マイセンやKPMなどの陶板とは違って、庶民的な親しみを感じる所以であろう。磁器の釉下彩と違って多くの色を使えるので、色の深みもあり、鮮やかで、そして、華やかである。デザインも動物や植物を船などをデフォルメし、パターン化して、とても楽しい。お勧めである。
ということで、KEIさん、どうもありがとう。
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Posted at 2009-11-22 20:15
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Posted at 2009-11-23 17:23
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Posted at 2009-11-22 20:24
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