三井記念美術館へ「柴田是真の漆×絵」展を見てきました。すごいですね。やはり、明治の工藝は素晴らしい。なぜ、いままで見向きもされなかったのでしょう。真葛同様、ほとんど良い物は海外へ輸出されてしまったからでしょうね。
最近、日曜美術館や美の巨匠などで取り上げられましたので、まあまあ人も入っていましたが、それでも少ないかな。これからはもっと明治の工藝に目を向けなければいけません。これらの作品は、ほとんどテキサス在住のエドソン夫妻のコレクションで、エドソン夫妻が集め始めたのも1960年代からだそうです。
「紫檀塗」いいですね。本当に紫檀に見えます。ただ、是真の紫檀塗はハカランダすなわちブラジリアン・ローズウッドに私には見えるのですが。明治時代以前に日本に入ってきた紫檀はアジア産だろうから、インディアン・ローズウッドですよね。古いインディアン・ローズウッドはハカランダに近かったのかな。ということは木材の性質も100年以上経つと変わるということでしょうか。
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Posted at 2010-01-20 07:24
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Posted at 2010-01-21 16:34
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Posted at 2010-01-20 14:01
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Posted at 2010-01-21 16:36
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