同僚が「ギリシャ劇大全」という本を出した。今、読んでいるがすごい本である。そもそも「ギリシャ劇」の本など読んだこともない私も面白いのである。この山形治江さんと一緒に今もたまに仕事をしているが、こんなにすごい人だとは知らなかった。2000年に入って蜷川幸雄さんの演出するギリシャ悲劇の台本翻訳を依頼され、いままでの観劇を通しての研究から脱して、舞台創造の現場で勉強する機会を得て出来上がった本である。それぞれのギリシャ劇の話ひとつひとつが「開幕前の物語」、「あらすじ」、「観劇と上演のために」という3部構成で解説されているので、とてもよく理解できる。特に、最後の「観劇と上演のために」が山形さんの物語上演に対する鋭い見解が述べられて、また面白い。そして、ひとつの話が数ページで終わっているので、時間がとれるときに、ちょっと読むということができるのも良い。「ギリシャ劇」に興味がない人でもお勧めである。
ところで、ドイツxイングランド面白いですね。やはりサッカーにもビデオ判定は必要かな。
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Posted at 2010-06-27 08:23
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Posted at 2010-06-28 15:16
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Posted at 2010-06-27 11:30
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Posted at 2010-06-28 15:17
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