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いま、雪が降っています。かなり積もりそう。明日、朝早いのに...。すべらないように注意しなければ!
新橋にある汐留ミュージアムで行われている白井晟一展へ行ってきた。モダニズム建築に背を向け独自の哲学を持った建築家であった。といっても、私はそれほど良く知らない。作品も松涛美術館とノアビルしか見ていないし、ノアビルはたまたま車を運転していたときに外観を見ただけである。それに比して、松涛美術館は30年前、始めてみたときから気に入っていた。当時は、どこもかしこもカーテンウォールが流行で、どうも好きになれなかった私は、学生時代よく遊んでいた渋谷の端にできたこの岩の塊のような建物の洞穴の中に入っていくような感覚と、中庭の空間の上部から降り注ぐ自然光が生み出す開放感が気に入って、その後、何度か足を運んでいる。最近は昨年の12月に「大正イマジュリィの世界」を見に行った。ということで展覧会もお勧めだが、建築をあまり知らない人には松涛美術館はお勧めである。
ロイヤルコペンハーゲン製、染付の蓮葉とロブスター文中皿である。直径19.6cmで1889年9月製のユニカである。この皿はもしかしたら、1889年のパリ万国博覧会に出品されて売られた可能性がある。裏におそらく100フランと書かれた古い値段のシールが貼ってある。すなわち、少なくともパリで売られたわけである。1889年のパリ万国博覧会は、5月5日から10月31日まで開催されていて、ロイヤルコペンハーゲンの染付は人気があり、グランプリを獲っている。それにユニカである。万博に出品されて売られた可能性は充分にある。
蓮葉とロブスター文中皿
昨日、音工場に行ったら、新しいガムラン・ゴング・クビャールがバリから来ていました。鍵盤が蒲鉾型です。音の高さは今使っているガムランとほとんど同じ。楽器商によれば、鍵盤は古いプレゴンガンという話ですが、私はもともと1920年から30年代くらいに作られたブバロンガンだと思います。まあ、バリの人に聞くと、プレゴンガンもブバロンガンも同じものだといいますからね。3月からこの新しい楽器を使うことになります。楽しみです。
昨晩から雪という天気予報は外れて、今朝は、最初雨で7時ごろから雪に変わった。この感じだと、積もらないかな。
隣の家が売りに出され、新しく家を建てるようだ。ここのところ毎朝、解体工事の音がうるさい。しかし、まだ使えるのに、なんとなくもったいない。30年経っていないのに...。更地にして、数千万円かけて、また家を建てる。そうしないと、ハウスメーカーは儲からないのはわかっているけれど...。お金をそれなりにかけるのだから、消耗品としての家ではなく、長く残したいと思うような家が建ってくれないかな...。
最近、近所のメス犬が発情期なのか、公園の方を向いて、やたらと甘い声でクーン、クーンと鳴くカイ。朝からとてもうるさい。どのくらい続くのだろう...
しかし、昨晩は風が強く寒かった。おかげで、左の扁桃腺が腫れて痛い!
ビング&グレンダールの彩磁薔薇文花器である。時代は1943年から1948年の間。作家はHenning Seidelin。口の部分4箇所に透かしがある。薔薇の絵が両サイドに釉下彩で描かれている。なかなかめずらしい形なので、購入した。値段も安かったし。しかし、これと先ほどの大花瓶を東京ドームから神保町まで歩いて運んだので大変だった。ヒートテックを着ていたので、電車の中では大汗。やはり、水道橋から乗るべきだったかな〜。まあ、このくらいは歩かなければね...
ビング&グレンダールの彩磁藤白花文花瓶である。高さ41cmの大物である。時代は1915年から1948年の間。絵付け作家は、Ingeborg Skrydstrup。ぐるりと大きな花瓶全体に白い花の木(りんごの木かな?)に藤がからまっている絵が釉下彩で描かれている。とても、良く描けていて迫力がある。
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