木村勝男著「放牧経営」を読み進めながら(Day8)「学習する組織であれ!」

学習する組織 学習する組織
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続き、木村勝男氏の著書

「放牧経営」

を読み進めて行きながら、私がキーポイントと思う部分を抜粋して、綴って参ります。

この本のテーマを一言で表現すると

「いかに経営社員を育てるか?」

経営社員?

はい!

- 木村氏が考える「経営社員」とは? 
- そのような社員を育てる仕組みとは?

これらを読み解きながら進めて行きます。


第2章「経営社員とは何か」

章立て
1.経営者の覚悟(完了)
2.経営社員に必要な五つの基礎力(完了)
3.売れる社員を作る(完了)
4.学習する組織であれ!(本日)


「学習する組織であれ!」

章立て
1.変化へ対応できる組織作り
2.社長も共に学習すべし


1.変化へ対応出来る組織作り

(1)OBM(オープンブックマネジメント)という経営手法を採用している。これは、社内に決算書を公開し、その意味を徹底的に教え込むというもの。

(2)実践も重要だが、同時に理論的裏付けも同時に重要。OBMを通じて「学び癖」をつける。

(3)社内で役に立つ人材を育てるためではない。社員一人一人がより高いステージを目指して生きるために、広く社会人としての力をつけるため、である。

(4)社員と経営者が、互いに切磋琢磨し合うような学び方をする組織。それが「学習する組織」であり、「成果を出す組織」に繋がる。


2.社長も共に学習すべし

(1)学習する組織となるための「仕組み」作りが重要。

(2)その仕組みの一つは「リテラシー教育」。前述した「読み・かき・そろばん・話力・体力」についての基本プログラム。それを経営計画の中にも落とし込む。

(3)もう一つは「個人の成長目標の設定」。これは社長も含めて全社員が実施する。
この目標は「何のために、何を、いつまでに、どれだけ」を明確にする。必ずしも目標は仕事に直結したものでなくとも良い。

(4)効果的な学びのためにはアウトプットの機会が必要。「早朝経営セミナ―」の場で、全社員が与えられたテーマに従って二分間のスピーチをしてもらうなど。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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