著者の< 水野 和敏さん>は <スーパーカーGTーRの開発責任者>です。 <豪快磊落で緻密な一匹狼~男の中の男>・・・共鳴・絶賛します・・ カルロス・ゴーンCEOと直接交渉で <君にすべてを任せる。 日産のフラッグシップ となるスーパーカーを開発して、世界のトップブランドを創ってほしい>とGT-Rの開 発を一任された・・ <ブランド>とは、世界中の上流階級や富裕層から認められ、彼らがこぞって 手に入れたいと思うものが<ブランド>になっていく。 トップブランドを買っているマーケットは<アラブの王族だ>・・ハリウッドのセレブや 金融関係者が何千万ドル稼いでいるといってもしょせんは成金・・王族のブランド力 にはかなわない。 平民が買えない車にしなければ、王族は興味を持ってくれない。 黄金のパーツをふんだんに使った <特権階級専用車両>を創り、一般より1年早く 売り出すという戦略を立てた。 そのGT-Rを見た王族関係者の喜びようといったらなかった. 注文が殺到し、あっという間に450台が売れた。 一人で10台ぐらいまとめて買う王族もいた。 そのおかげで<GT-R>の評判は瞬く間に世界にのセレブの間に知れ渡ることになった。 本当のセレブ~富裕層に物を売ろうと思ったら、軽々しく広告をしたりするのは逆効果。 その国の文化や習慣すらも取り込んだ戦略を立てること。 それがブランドを創る一つの方法でもある。 水野さんは、13年3月日産自動車を退職・・各種セミナーの講師等で活躍~14年 後半に~台湾の自動車メーカーの上級役員に就任・日本支社を拠点に先行開発中 中間層の復活としてどんな車をつくるか?・・それはまだ言えないよ・・でも2年後に は画期的な形を見せられる自信がある。 まずは台湾と中国から、そして中近東、ヨーロッパを目指していきたいんだ・・ 今俺は62歳~エンジニアとしての能力は生涯で一番高まっていると断言できる。 職人世界では当たり前のことさ、新たなプロジェクトお始められることは、心底楽しい し燃えてくるよ・・、 頭から足の先まで <クルマ・・クルマ>の水野さん・・<自動車創りのカリスマ>の 益々の活躍に期待したい・・