書籍名~ <人間が知らない田んぼの世界 生きもの語り> 著 者~ 宇根 豊 (うね ゆたか)さん ~ 百姓・・思想家・・農学博士 数年前までは東京駅の前でも、赤トンボが飛んでいました・・ もしカエルやトンボなどの虫や草が話すことができたら…空想ではなく、水田に暮らす生きものたちの生態が教えてくれる <田んぼ>という世界・・ NO1 <田んぼの春はいつから> * 母子草~わたしたち春の花が咲き始めるのが春の始まりよね・・ * 馬足形~それならやっぱり四月ということね・・ * はこべ~ わたしは、三月から咲き始めるから、春の始まりは三月よ・・ * 仏座~ わたしは寒さに強いから、二月にはもう花盛りよ・・ * なずな~ ぼくは12月から咲き始めているから、春は12月に始まるんだ・・ * あざみ~ わたしは、10月に咲くこともようあるんだけどな・・ みんなは困ってしまいました。 それを聞いていた、鶯が口を開きました。 <きみたちは何も知らないなんだな。 田んぼの春は、種籾を倉から出してくるときに、始まると、お百姓たちは昔から決めているんだ> <それはいつなの> <正月さ> 84編にまとめられ・・分かりやすく説明されている・・ 幼い子ども達に訪ねられた時に回答できるように・・改めて学び直した・・