著者~ 渡辺 京二 (わたなべ きょうじ)さん・・(河合教育研究所・主任研究員) 自分たちの、たしかな場所をつくるには? ロングセラー<逝きし世の面影>の著者、渡辺京二さんは、熊本にいながら世界を広く見渡している賢人である。 その渡辺さんが、熊本在住の、近くにいて <気になる人>、昔から知っているけどもっと知りたい <気になる人>をインタビューした訪問記・・ この本に登場する方々・・びっくりする発想・・夢物語・・ 小生が・・中でも面白い発想だと感心したのは <分からない言葉の世界にひかれる・・老舗本屋・・長崎書店・児玉真也さん> * ほかの書店にない本から置く * 大江健三郎を読んだのがきっかけで読書欲に火が付いた * 専門性があって間口が広い店に * 大事なのは客とのコミュニケーション * 上通り全体でファンづくり 1・ <どこにも属せないから>・・ 世界をつくる建築家・作家の坂口恭平さん 2・ <一対一で伝える力を信じたい>・・ <橙書店>店主の田尻久子さん 3・ <ハーンの気持ちがわかってきた>・・ 英語教師のアラン・ローゼンさん 4・ <分からない言葉の世界にひかれる>・・ 長崎書店・児玉真也さん 5・ <一九四五年のリアリティーで生きているんです>・・ 画家・板井榮雄さん 6・ <私がいいと思ったプロヴァンスを阿蘇につくった>・・ レストラン経営・田中啓子さん 7・ <喫茶「カリガリ」は熊本の文化人のたまり場>・・喫茶<カリガリ>店主・磯あけみさん 8・ <農業をやりながら絵を描く>・・ 農家兼画家・池田道明さん 9・ <東京から遠いから、文学で遊びましょう>・・ 詩人・伊藤比呂美さん 地方には首都圏にはない・・素敵な文化がたくさん宿っています。