<ふるさと納税日本一>
Nov
11
著者名~ 平戸市長~ 黒田 成彦 さん
発行所~ KADOKAWA
長崎県平戸市は、平成14年度の<ふるさと納税>が14億円を超えて、日本一になった。
どのような取り組みで<日本一>になったのか、その経緯を具体的に紹介されています。
海産物は、少量~多品種で季節が限定・・
肉牛は他県に小牛で出荷 (繁殖農家)・・
農産物も、多種多様だが<ブランド化>には程遠かった・・
そこで逆転の発想で、<10の戦略>を、考えた。
* <待の姿勢>だったふるさと納税のシステムを変えた・・
* <売れ筋商品を幅広く揃える>から<平戸産へのこだわり >を徹底し、少しくらい高値でもよい商品を揃える>
* 定時定量供給でなけれ成立しない<商品ブランド>戦略から、季節ごとに少量多品目を提供する<地域ブランド>戦略へ転換
* 商品価値は、市場価格で決まるのではなく、生産者のこだわりや、生産地の歴史、環境などでかもしだす<物語>によって見出せる・・
SNS他メデイアも巧みに~積極的に使って発展を遂げている・・
<商品カタログ>も素晴らしく良くできています・・
このような<平戸市>の積極的な取り組みを見ていると・・
<TPP>で大騒ぎをして反対をしている・・全農組織の<時代感覚の遅れ>が、対照的です・・
多くの消費者は若干価格が高くても <品質が良く安全な食品>を求めます。
都会に居住する我が家でも、毎月・異なった <新鮮な食品>が届くシステムは楽しみです。