書籍名~ <平戸市はなぜふるさと納税で日本一になれたのか> 著者名~ 平戸市長~ 黒田 成彦 さん 発行所~ KADOKAWA 長崎県平戸市は、平成14年度の<ふるさと納税>が14億円を超えて、日本一になった。 どのような取り組みで<日本一>になったのか、その経緯を具体的に紹介されています。 海産物は、少量~多品種で季節が限定・・ 肉牛は他県に小牛で出荷 (繁殖農家)・・ 農産物も、多種多様だが<ブランド化>には程遠かった・・ そこで逆転の発想で、<10の戦略>を、考えた。 * <待の姿勢>だったふるさと納税のシステムを変えた・・ * <売れ筋商品を幅広く揃える>から<平戸産へのこだわり >を徹底し、少しくらい高値でもよい商品を揃える> * 定時定量供給でなけれ成立しない<商品ブランド>戦略から、季節ごとに少量多品目を提供する<地域ブランド>戦略へ転換 * 商品価値は、市場価格で決まるのではなく、生産者のこだわりや、生産地の歴史、環境などでかもしだす<物語>によって見出せる・・ SNS他メデイアも巧みに~積極的に使って発展を遂げている・・ <商品カタログ>も素晴らしく良くできています・・ このような<平戸市>の積極的な取り組みを見ていると・・ <TPP>で大騒ぎをして反対をしている・・全農組織の<時代感覚の遅れ>が、対照的です・・ 多くの消費者は若干価格が高くても <品質が良く安全な食品>を求めます。 都会に居住する我が家でも、毎月・異なった <新鮮な食品>が届くシステムは楽しみです。