第3回検討委員会(平成26年8月18日開催) <第3回新館清掃工場基本計画検討委員会 議事録 > P5 ○岡田主査 最後に視察したグリーンプラザふじみについては、徹底した運転管理がされていて、住宅地に 立地する清掃工場の手本になるグレードを感じたところでございます。炉形式につきましては、 北野、館と同様ストーカ炉、また発電効率も21 パーセントの高効率発電でした。 また、売電収入 につきましても 3億 6000 万円を超えるもので、財政面での寄与も大きいと感じております ○ 上田委員 (4)の「災害時に頼れる施設」の3つ目、「災害時に備えた敷地の活用」は最初からあ った項目ですが、もう1回ここの中身を教えていただきたいです。 ○岡田主査 これにつきましては、災害時等の災害拠点のようなイメージで、例えば極端な話にな りますが、災害時にテント設営したり、給水の際に人が集まるとか、避難所的な場という意味合 いがあります。 ○上田委員 それは敷地的に可能なのですか。 ○岡田主査 今後の動線の組み方とか色々ありますが、一応災害拠点としてそういうことも検討し ていかなければならないと思っています。 ○奥委員長 これと1つ目の「災害時に市民の活動拠点となる施設」との違いを明確にする必要が あると思います。今の説明だと重なる部分があるようなので。 ○岩本専門幹 環境政策課・岩本です。ごみ処理基本計画を作ったときに環境政策課として一 緒にこの計画を作らせていただいたのですが、そのときの考え方として、大きな災害が出たとき に、1つは災害本部等と、それから仮設住宅、そういった部分を建てるという意味、そういった ことも加味できればというような形で、多様なところを3つに分割してまとめさせていただいた という形です。 P8○完山委員 ふじみの場合、この前施設見学に行った際、発電の方は結構多くやっていたのですが、 余熱利用は全然やっていませんでした。今度あそこ(館)へ新しい工場建てたときには、発電も そうですが、余熱利用についても何か考えていただけたらありがたいです。 ○並木委員 それは、委員会でそういうのは1ついらないっていうことで言ってましたよね。 ○奥委員長 そのように言っていました。住民からいらないって言われたとのことでした。 ○完山委員 今度、北野の方は無くなるわけですから、館の方で随時余熱を利用してということで。 そうするとまた人の集まりも結構出てくると思われます。 ○並木委員 それはあります。北野の方でも余熱利用した「あったかホール」は結構利用者が多い んです。 ○岡田主査 それは余熱利用設備ですので、(2)の「周辺環境に配慮した市民に親しまれる施設」 に入っているかと思います。 P9 ○岡田主査 見学時に行政が作ると行政なりのものになってしまうため、なるべく住民の方などを 含めた「推進チーム」みたいなもので作る方が良いとの話がありましたので、そういうところも 検討しつつ、良いものを作っていきたいと考えています。 P10 ○岡田主査 ごみ処理体系の基本的な方法として、焼却施設の運転においてはダイオキシン 類の発生抑制の観点から、24 時間の連続稼働による安定燃焼が求められております。 また、熱エ ネルギーの有効利用等の観点からも、新たに建設するごみ焼却施設等は原則として連続運転式と することとされております。 P17 ○天井委員 エコセメント化に関してですが、今度また焼却炉を整備するわけですが、エコセメン ト化する施設を八王子市内に作るとか、そういう考えはないのですか。 ○岡田主査 今のところはありません。