書籍名~ 雨はどのような一生を送るのか 著者~ 三隅 良平(みすみ りょうへい)さん~ 防災科学技術研究所 観測予測研究領域 水・土砂防災研究ユニット 副ユニット長 総括主任研究員。 発行所~ <雨はどのようにして降り、降った後はどこへ行くのか?>・・ 私たちにとっては常識とも思われるこの疑問に、科学者たちはずっと悩んできました。 三隅さんが・多くの研究者の考えを分かりやすくまとめていました。 小生のような移り気の単細胞では、及びもつかない・・ 50年間記録続けた強者(研究者)たちがゴロゴロ・・ * <木の葉にたまったあっ水はどこへ行くのか・・> <アメリカ水文学の父>と言われた<ロバート・ホトン>が次の3つを考えて測量した。 1000年以上前に自前で装置を考案して実施した。 1・ しずくとして下に落ちる・・ (樹冠通過雨量) 2・ 木の幹を伝わって下に落ちる・・ (樹幹流下量) 3・ 蒸発する・・ (遮断損失) * <大陸からの蒸発散率> 全ての陸地において降水量よりも<蒸発散亮>の方が小さく。余った水が河川などを通して海洋に流出する。 <南米体育>では<降水量・蒸発散量>共に非常に大きく<水の循環>が活発に起こっている。 <南極大陸>では降水量が南米大陸の1/4しかなく水の循環があまり活発ではない。 <アフリカ大陸>では降水量に対する<蒸発散亮>の比が多きく降水の80%以上が蒸発します。 素人の小生が考えても赤道付近は、高温の影響もあり・・それが砂漠の拡張につながっているようだ。 * <雨はどんな経路を通って川にたどり着くのか> 降ってきた飴は、地面に達した後に2つのケロに分かれます。」 一つは地面に流れる<地表流>・・もう一つは地中を流れる<地下水流> 地面に浸み込むことのできる水の量には限界があるので.雨の強い時は雨水の一部が地面に浸透できず<」地表流>を強くする。 当然流水が早いので比較的早く川に到達するので短い時間で河川の流量が増加する。 一方地中に浸透した雨は地下水流に到達します。 雨が浸透して地下水流が上昇するとすると河川に向かう流れが起こります。 地下水流の流れは遅いので河川流量への影響も緩やかに長時間委なります。 天気予報などで雨が止んだ後に河川の氾濫に注意するようにと警告されます。 50数年前会津若松市に居住していた時に至近緒の大川(阿賀野川)で大雨が終わった2日後に氾濫したのを見た。 流木を集めは収入になるので・・集めていた人たち数人が流されて死亡した・・・ 当時只見川水系では、ダムが工事中だったので<水量の調節>が、出来なかった。 あらゆる分野で<研究>に没頭する方々は素晴らしい・・ 凡人の小生には到底真似は出来ません・・