書籍名~ 不徳を恥じるも私心なし 冤罪獄中記 著者~ 田母神 俊雄 さん~元・ 航空自衛隊/・・航空幕僚長 出版社~ WAC 小生は<田母神さん>の自衛隊のトップの頃から都知事選立候補に至るまでの発言を聴いていて独特の世界の居住者と意識していた。 <マスコミの報道>に振り回されて・・真実が分からなかった。 この書籍を読んで・・個性は強いが愛すべき人種と認識を変えた・ 強面で発言する姿から判断するしかなかったが<ユーモア>にも富んでいる人と見直した。 強制捜査をして<横領容疑は不起訴>になった 現在は、<公職選挙法違反>で、裁判中・・ 何故・・5ヶ月あまり長期の拘留になったのか 現状から推察すると東京地検特捜部の<勇み足>です。 主任検事が、自宅に強制調査に来た時に、<殺人犯>を、追いかけるような、すごい目付きをして・・田母神さん<証拠は全部上がってます>とよくある<法廷ドラマ>のシーンのように私に迫ってきました。 事情聴取の際には大きな声を上げたり、ドンと机を叩いたりしてかなり居丈高な態度だった。 インテリやエリートは、検察寛に怒鳴られて・・屈辱感を味わいガタガタと崩れて妥協する人も多いらしい。 もっとも脅しような態度ばかりではない・・ <白状すれば、在宅起訴で済む・・ 助けてやろうと思ってますよ>などという甘い言葉も使うのだ・・ 脅したり、泣き落としたりするのは、無理に吐かせるための技巧としてやっているだけだろう。 こんなやり方をしているから・・<裁判>になって否定する発言が出るようだ。 田母神さんは、度々弁護士と相談して拒否を続けた・・そのためか勾留期間が異常 に長い5カ月余りになったそうだ。 <看守との会話> あるとき看守が<元気ですか!>と声をかけられた・・<絶好調です!>」と答えると・・ここでは田母神さんもヤクザも同じ扱いです。 私のことを知っている看守から<田母神さんに会えてうれしいです>と言われたことがあった。 会うことを喜んでもらうのはありがたいが<塀の中>だけに複雑な気分だ。 ただし本を持ってきてサインしてくださいというような公私混同はなかった。 ・