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Tai: Diary

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Joi Cardwell

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Joi Cardwell - People Make The World Go Round (Kenny Dope Mix) (2008)Joi Cardwell - Shine (Get Up) (2009)Towa Tei - Luv Connection feat.Joi Cardwell (1995)

ジャンル:Deep House / R&B / Soul

http://www.iflyer.jp/artist/8874

http://en.wikipedia.org/wiki/Joi_Cardwell



Joi CardwellはHouseの分野ではとても良く知られた、ニューヨークのシンガーです。キャリアのスタートは'92年と新しいのですが、彼女が大学在学中にコンテストで何度も優勝したりと、その実力は既に定評があったようです。代表曲が'95年、テイ・トウワの『Luv Connection』だった事もあり、日本での人気は高く、彼女のキャリアにとって無視出来ない存在になっています。個人的にはMAWのKenny "Dope" Gonzalezによる『People Make The World Go Round』の静かなビートが好きで、良く聴きます。
#music

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Loni Clark

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Loni Clark - Rushing (Alix Alvirez Vocal Mix)Loni Clark - Love's Got Me (Mood II Swing Mix)Loni Clark - Rushing (Mood II Swing Dub)

ジャンル:House

http://www.last.fm/music/Loni+Clark?setlang=en

http://www.discogs.com/artist/Loni+Clark



情報の少ないHouseのシンガー、Loni Clarkのレビューです。ニューヨーク出身。'86年にグループ『Marvelettes』のリードシンガーとしてキャリアをスタート。ジャズドラマーのEugene Balogと結婚。



'86年とは書かれていますが、ディスコグラフィーを見ると、'78年のアルバム『Let's All Chant』が最古になるようで、まだHouseのジャンルが生まれていないかも知れません。相当なべテランでしょう。私の好きな、また、一番人気があると思われる『Rushing』は'93年。曲も当時の雰囲気を醸しだしています。



近年では'07年にMAWのLittle Louie Vegaのアルバム『Louie Vega In The House』への参加、'09年は回顧作でしょうか、『Dave Pearce: The Dance Years: 1993 』に参加しています。
#music

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MF Doom

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MF Doom - Arrow RootMadvillain - All CapsMF Doom - Madvillain - Accordion

ジャンル:Hiphop Underground

http://listen.jp/store/artist_85189.htm

http://en.wikipedia.org/wiki/MF_Doom

http://www.myspace.com/mfdoom



私はHiphopに関して、2000年に入ってからの新人は殆ど知りませんが、その時期に活動を始めたのがこのMF Doom。Blue NoteからデビューしたMadlibと、しばしばMadvillainという名義で活動していた事で知りました。曲もMCも兼ねていて多彩ですが、どちらかと言えばトラックメイカーの趣が強いアーティストです。



つい最近まで、曲も余り聴いたことがなかったのですが、Madvillain名義ではBill Evansのピアノを使用した曲を発表したりと、なかなか渋いテイストで楽しめます。PVのレトロな雰囲気もさることながら、意識的に新旧を織り交ぜた構成は独特で、あまり他に例が無いと感じています。



デザイン性(曲・映像共にこの方向でいこう、というイメージの統一)を強く感じますし、デビューから数年目とは思えなかったのですが、日記を書くに当たり調べてみると、Hiphop好きなら耳にしたことのあるグループ、KMDのメンバーの一員だったようです。KMDは'80年代後半に、A Tribe Called Quest(メンバーのQ-Tipはユニクロのイベントに参加しています)をはじめとした、新世代のHiphopとして登場したグループですが、どうやらメンバーの事故などで空中分解してしまったようです。



数年のブランクを経て、違う形で復活を経たのがこのMF Doomで、YouTubeのアクセス数はどの曲も桁違い。昔からのファンも沢山いると思いますし、新しい世代にも好まれそうな不思議な雰囲気を持っています。
#music

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Das EFX

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Das EFX - Real Hip HopDas EFX - 40 And a BluntDAS EFX - Microphone Master feat.Mobb Deep

ジャンル:Hiphop

http://notrax.jp/bands/detail/00000732.html

http://en.wikipedia.org/wiki/Das_EFX

http://www.lyricstime.com/das-efx-real-hip-hop-lyrics.html

http://www.lyricstime.com/das-efx-40-a-blunt-lyrics.html

http://www.lyricstime.com/das-efx-microphone-master-lyrics.html



Das EFX(ダス・エフェックス)は'80年代後半から活動を続けるベテラン・グループで、クレイジー・ドイレジーズ(通称ドレ)とスクーブの、「MCによる」2人組という珍しい構成です。



デビュー以降、発表した3枚のアルバムは高い評価を受け、'90年代を代表するグループではありますが、時代の変化が大きく、現在は影を潜めています。それでも根強いファンは健在で、'07年にヨーロッパを中心とした大きなツアー(日本にも来たようです)、'08年には新しいアルバムに着手する(まだ未完成のようです)など、この業界で20年、精力的な活動を続けていることは驚異的です。



今回採り上げたのは、私が好きな'95年のアルバム「Hold It Down」からで、シンプルなメロディーに強いビート、荒っぽいトークという構成が魅力的です。この頃、既にビッグネームであるピート・ロックやDJプレミア、DJスピナといったプロデューサーとの関係が深くなり、"Real Hip Hop"はそのDJプレミアの手によるもの。一番輝いていた頃だと思います。映像の途中で、カメラのフードが取られてしまい、いつも「アッー(あかんー)」と思ってしまいます。



歌詞の内容は、本人達の感じたことや日常のこと、それらを「ダジャレ的に」韻を踏んで歌っており、大して暴力的な内容ではなく、その辺もポイントが高いところかなと思います。
#music

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Cassady Locke

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Cassady feat.Staci - Isabella SunshineAfterdark:Cassady feat.Staci - Isabella SunshineAM001 Vincent Kwok - Las Llaves (Cassady Locke Remix) Adaptation Music

ジャンル:Deep House

http://www.myspace.com/cassadylocke

http://www.king-beat.com/index.php?main_url=%2Fg_album_detail.php%3Fps_alid%3D100003247%26

http://www.traxsource.com/index.php?act=show&fc=tpage&cr=titles&cv=20375



Cassady Locke(通称Cassady)は前述のHarley & Muscleと同じく、コンピレーション"Afterdark"で知ったアーティストです。"New York"編のMix担当者で、気になるアーティストでした。とても情報が少なかったのですが、NY/LAを拠点にするEsho Recordingsというレーベルに所属する音楽プロデューサーで、本人はNY Brooklynに居を構えているようです。



"Isabella Sunshine"などの曲はDeep Houseの分野になりますが、彼自身はSoulやHiphopにも傾倒しているようで、Myspaceにてそういった曲も公開しています。ふり幅の広いスタイルは同じNYのアーティストであるSolu Musicにも通じるところがあり、地域性を感じます。
#music

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Jazz Liberatorz

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Jazz Liberatorz - When The Clock Ticks feat.J.Sands (2008)Jazz Liberatorz - A Paris (2009)Jazz Liberatorz - That's Reality (2009)Jazz Liberatorz - Music In My Mind Pt.2 (2009)

ジャンル:Jazz Fusion / Hiphop

http://www.amazon.co.jp/Clin-dOeil-Jazz-Liberatorz/dp/B000YHGD3M

http://bls-act.co.jp/artists/jazz-liberatorz

http://www.last.fm/music/Jazz+Liberatorz

http://en.wikipedia.org/wiki/Jazz_fusion



ここ数年聴いたHiphopの中では一番「効いた」と思える、Jazz Liberatorz。DJ Damage、Dusty、Madhiの3人による'99年結成のフランスのグループです。半年ほど前に弟からもらった曲の中の同アーティストに気が付き、昨日初めて聴いた次第です。実はまったく知らないアーティストで、それもその筈、デビューアルバムは'08年。つまり昨年なのですが、以前から評判はかなり大きかったらしく、満を持してのリリースだったようです。



元々Jazz系のHiphopはアメリカから始まり、既に下火となったスタイルなのですが、Amazonにレビューを書かれていた方の意見を引用してみると「Jazz Hiphopが出現した後、10年かけてフランス的解釈で料理された」印象です。アメリカ的アプローチとは異なる形で、それでも付け焼刃ではない、とてもしっかりしたビートでした。
#music

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Harley & Muscle

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Brent Laurence - This Life (Harley & Muscle Mix)Harley & Muscle - You Are So BeautifulHarley & Muscle - Armed Response

ジャンル:Deep House
http://www.harleymuscle.com/
http://www.myspace.com/harleyandmuscle

Harley & Muscleは、William 'Harley' CataldoとFlavio 'Muscle' Romanielloの2人組による、イタリアのアーティストです。コンピレーションシリーズ"Afterdark"に入っていた曲がキッカケで知ったアーティストですが、本人達の曲以外にも、前述のKevin YostPhysicsなど、様々なアーティストのリミックスも担当しています。

'96年からミラノで活動をスタートし、携わったプロジェクトやレーベルは多岐に渡ります。関係したアーティストも数多く、India (Masters At Work), Kerri Chandler, Robert Owens, Gerideau, Dawn Tallmann, Billy Preston, Jimi Polo, Duke Brown, Nicole Graham, Marie Tweek & Byron Stingily, Gloria Gaynor feat. The Trummps, Loleatta Holloway, Kevin Yost, Dj Spen, Jocelyn Brown, Alexander O’Neal, Dan Curtin, Axus feat. Naomi, The Rurals, Brs, Hideo Kobayashi, Julius Papp, Physics, Charles Spencer feat. Kenny Bobien, Dino & Terry, Troublemen Dj Fudge, Spanka and Miguel Gracaと、枚挙に暇がありません。

例えばNaked Musicレーベルだと女性的な雰囲気を演出していますが、このアーティストは男臭さを前面に漂わせていて、同ジャンルでもこうも違うものかと感じます(曲の雰囲気というより、作り手の姿勢が違う気がします)。そういった彼らの性格か、それともお国柄が出るのか、同ジャンルのアーティストのホームページは通常、来歴やバイオグラフィー、新譜情報が載るに留まりますが、彼らは生い立ちから始まり、好きなバイクや映画など、ファンクラブ的要素が強くて面白い。
#music

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Deardorf Peterson Group

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 Deardorf / Peterson Group , “Portal”
Deardorf Peterson Group @ Jazz Art 2008 Winter Edition

ジャンル:Post-Rock / Post-Bop

http://www.origin-records.com/recordings/recording.php?TitleID=82425

http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=11:3xfixqraldje~T1

http://www.myspace.com/deardorfpetersongroup

http://en.wikipedia.org/wiki/Post-rock



自分のPCの、たまたま開いたWindows Media Playerに入っていた曲。ノートを購入してもうすぐ3年目、インストール時に元々入れられていた曲らしく、iTunesとは別のフォルダに入っていたので、その曲が入っていることすら知りませんでした。アーティストを調べてみたものの、YouTubeでは1点の映像のみ。ローカル&インディーで活動しているらしく、情報量は少なかったです。



Deardorf Peterson Groupは、ギターのDave PetersonとベースのChuck Deardorfが中心となり、計8人で活動しているワシントン州シアトルのグループです。結成は2004年。デビューアルバム"Portal"中の4曲が上記プレイヤーに入れられており、現在のところその1枚のみの発表のようです。評論では「1950~60年代のDave BrubeckやPaul Desmond、Chet Bakerなどといった西海岸アーティストを想起させる」とあります。ジャンルにあるPost-Bopは何となく分かるのですが、Post-Rockは何じゃらほいと調べてみると、派生は'80後半〜'90前半、Rockの一種のようですが、AmbientやElectronica、Minimalismなども起源としてあるらしく、そこら辺好みですね。



Chuck Deardorfは25年間、大学で教鞭をとられていたそうなので、定年になって仲間内で音楽やろうって話になったのかも知れません。ジャケットの写真もその大学だったりするかも。
#music

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Kevin Yost

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Kevin Yost - Wishing You Were HereKaren Ramirez - Looking For Love (Kevin Yost Mix)Kevin Yost - Like A Dream (Harley & Muscle Mix)

ジャンル:Acid Jazz / Chillout / House / Deep House / Progressive House / Lounge

http://www.higher-frequency.com/j_interview/kevin_yost/

http://ameblo.jp/berbiel/entry-10360652140.html

http://www.last.fm/music/Kevin+Yost?setlang=en

http://www.winamp.com/artist/kevin-yost

http://en.wikipedia.org/wiki/Chillout

http://en.wikipedia.org/wiki/Guidance_Recordings



Kevin Yost は様々なジャンルの曲を発表しており、なかなか区分が難しいのですが、大きくはDeep House またはChill out と呼ばれる分野になります。独特な世界観を持ち、あまり同種のシーンに影響されないようにしているらしく、同ジャンルの中でも毛色が異なります。'90年代から活動を開始、米国・ペンシルバニア在住です。「牛しかいない場所」と本人は語っているようですが、都会に拠点を置かないのも、上記のようなスタイルで創作活動を行っているからでしょう。



ニュージャージーのi ! Records と契約後、多数の曲をリリース。他にもシカゴの著名なHouse のレーベル、Guidance Recordings から曲を発表しています。NY・ブルックリンのDJ Spinna はGuidance Recordings の曲を使用したミックス、Raiding The Crates を2002年に発表していますが、その中にもKevin の曲が収録されていたのを憶えています。



既に、東京など国内でもDJ を行っていますが、米国のHouse シーンにおいて、若手では最も評価の高いプロデューサーの1人。今後の動向に注目です。
#music

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Ross Couch (3)

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Ross Couch - Night And Day (The Album) - PreviewBargrooves Citrus - Ross Couch - Across The WorldRoss Couch - Between The Darkness And The Light

ジャンル:Deep House / Tech House

http://en.wikipedia.org/wiki/Tech_house

http://www.myspace.com/rosscouch



iTunes にて、望みのジャンルのPodcast が定期的にリリースされる為、最近はCD を購入することがめっきり少なくなりました。そんな中で、ちょっと欲しいのがこのRoss Couch の新譜。古臭いというか田舎くさいというか、淡白なサウンドが彼の特徴でしたが、今回の新譜はなかなか音に広がりのある感じ。どうやらTech House という、Techno の要素を含んだHouse ミュージックが彼の本来のスタイルのようです。近いスタイルにはProgressive House というものがありますが、こちらはAmbient や、Trance の要素があるのに対し、Tech House は、Soul の要素を含んだDeep House、伝統的なDetroit Techno、また、Minimal サウンドの傾向があるとのことで、要は私の好みですね。この方の住んでいる場所はグラスゴーという街で、ロンドンからはちょっと離れています。その辺が、彼の音楽に影響を与えていると勝手に思っているのですが、今後の動向に注目してしまう、いちファンなのです。
#music

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