ここ最近、心震わす「詩」を、PodcastとWeb記事から教えてもらったので、こちらシェアさせてください!
おかげさま(上所重助)
まずは1つ目。
今日の帰宅RUNで聴いた仲野さんのPodcastから。
突然、走るのを止めてしまったほど!
「おかげさま」という詩になります。
【おかげさま】
夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか 静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ 先生のおかげ 世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて 得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
「俺が」「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい
「いまここ」の反対側の世界観がこれでもか!と放出されてくる詩。
あなたのおかげ、先人達のおかげ、みんなのおかげ……。
何が起きても、「◯◯のおかげ」という思考の初期処理があると、もっともっと生きやすくなるんだろうなぁ~。
心に突き刺さる「詩」に出会えるのって、1年に1回あるかないかじゃないですか!?
花(小曽根俊子)
次に紹介するのは、尊敬する鴻上さんの人生相談サイトから教えてもらった詩です。
タイトルは「花」!
【花】
北風の中にさえ さざんかの花は咲きます
さぁ 涙をふいて
あなたが花におなりなさい
あなたの花を咲かせなさい
探しても探しても あなたの望む花がないなら
自分がそれにおなりなさい
まだ 知らないだけ
まだ 見えないだけ
すばらしいものは これから
わかりあえる人は これからあらわれる人だ
失恋の詩なのでしょうが、「自分軸」という言葉が浮かんできました。
「わがまま」に生きていいんですよ。もちろん「おかげさま」という気持ちを忘れずにね!
今回は2つの詩をご紹介してみました。
こうした素晴らしいを集めて、月2回くらい、じっくり読むという習慣もいいかもしれません。
同じ詩に向き合ったとき、自分の「心」はどう変化するのか? あるいは変化しないのか?
心のままに感じよう!