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地方都市の繁華街にある小さな「愛宕神社」
その一角に変った名前の神社が祀られている
「口之神社」
この神社は千葉県の義民「佐倉宗五郎」本名は木内
惣五郎の霊を鎮めた
この「口之神社」は(将門大明神)と言います
木内惣五郎は強訴をして農民の窮状を救おうとして
一家が死罪となりました
当地でも江戸時代、明和年間に涌井藤四郎、須藤佐治兵衛が
騒動の責任を取らされ、死罪となり義民としてそれらを
祀るために、千葉の神社を分祀したものです
なお、佐倉は地名を取ったものです
すっかり日本に根付いた感のある、コヒーショップ
StarbuksやTully's若い世代が中心ではあるが
これからは団塊世代が
幅を利かせる時代が来るかも知れない
お顔を無断で拝借しました。お嬢さん、事後承諾です
臼の前には鎌
その右手には鍬があり、燃料とする柴か粗朶が積んである
150年ほどタイムスリップすると、このような生活を
殆んどの日本人は送っていた
この家は裕福な農家であると想像される
板敷きの部屋があり、調度品や玩具などからそれが
分かる
当時の貧農ではこのような生活はしていないようである
玄関の脇の壁は少し崩れ、下の葦を組んだ下地が見える
壁には箕と笊がぶら下げられ、その陰には臼、杵、蓑
それと鶏が描かれている
お上さんは左手に顔を向け、玄関に訪ねて来た杖を
ついた老人の応対をしている
杖の左に編んだものがあるが、何か分からない
酌をする主人は瓢の徳利を持ち
傍らには童に乳を含ませるお上さん
主人の腰には煙草入れがあり、童は太鼓の玩具を手に
その前には玩具が二点ある
お上さんは右手に何かを持っているが判明しない
烏帽子をかぶった客人は杯を手に、楽しげな表情で
酒を飲んでいる
胡坐の前には煙管と煙管盆があり、煙管盆には炭を
入れた器と灰皿
この煙草盆は凝った造りである
酒肴と杯盆が並べてある
仙臺 安政三(1856) 丙辰 晩夏
縉齋由章 行年七十二歳
と記されている
152年前の庶民の生活を記録した楽しい画である
この画像では詳細が分からないので、数回に拡大した
画像を掲載してみる
街中の小さな神社 船江神明神社
江戸末の郷土史を紐解くと、気になる神社である
大概は人気(ひとけ)がなく、周りをうろつくだけであったが
今回は幸い人の出入りがあったので、拝殿を見せて頂けた
拝殿の天井近くの壁には数枚の奉納額が飾ってある
歌合せの奉納額、船絵馬(立体的な)【画像】などに混じって
一枚の板絵額が奉納されていた
これから、数日に亘ってこの板絵を紹介させて頂く
ジャンルとしては伝統・文化であるが、今回は
アート・芸術に登録した
昨日、アップした旧日銀支店長宅の屋敷には、二階建ての
蔵が付属していた
この蔵を利用して、ギャラリーをオープンしている
幸い、撮影可能であり客もいないので撮影をしてみた
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