ゆっくりと歩行(散歩)していると、思いがけない花と遭遇する。 正直「ツルボ}???かっておもいつつ写真に撮った。 確信が持てない。専門家に尋ねてみたら、珍しいですね。。。! 迷った末に持ち帰るのをやめたのだが・・・。 枯れた感じの風合いがなんとも言えない(撮し方が下手で実物は瀟洒だった)。 晩夏に魅せる花穂も良いが、初めて出会った花。 このままで夏まで魅せてほしい。 ひと目につきにくい所だったので静かに魅せて・・・。 再会したいものだ。行けても5月かなぁ~~~! 楽しみだ。 何か・・・老いて(枯れて)も盛ん!!って感じだった。 花が終わった後の状態、それぞれの萼にひとつずつ、黒い種子が入っている。 この種子を持ち帰って見たい衝動に駆られたが・・・。 野にあっては、自然に帰ったほうが摂理。再会を楽しみにその場を去った。 植物の深淵な世界を見た気分^^)。 「ツルボ」 [学名] Scilla scilloides [英名]なし [名前の由来] 不明。別名、サンダイガサ(参内傘)。 [分布] 北海道~沖縄、東アジア [科名] ユリ科ツルボ属 [花色] 淡紅紫色 [花期] 8月・9月 [特徴] 日当たりの良い山野、林の縁に生える多年草。 花茎は高さ20cm~50cmになる。先端に総状花序を出し、花は径約6mmで6個の淡紅紫色の花被片からなる。花糸は糸状で下半部は広がる。 葉は長さ15cm~25cm、幅4mm~6mmの線形で、2個が根生するが、花期にはないこともある。内側は浅くくぼみ、厚くてやわらかい。 地下には黒褐色の鱗茎があり、長さは2cm~3cm。 果実はさく果で、長さ約5mmの楕円形。