《 雅羅・/・襍囈〝渓流の花〟❖ ’24-93❖ 》

コチャルメルソウ(小哨吶草) ユキノシタ科(Saxifragaceae)
学名: Mitella pauciflora Rosend.
コチャルメルソウ(小哨吶草)。
生育環境が分かるように、沢の岸辺に咲く。
花の拡大図。面白い・・奇々怪々な姿。
** 画像総て借物 **


《 遠目で確認できなかった花!?!〝4月花Ⅰ〟》
コチャルメルソウ(小哨吶草);在来種(日本固有種) 
日本産チャルメルソウ属では最も広域に分布する種。
同属中でチャルメルソウは、関東地方にのみ自生している由。
山地の渓流沿いの岩上や林内などの湿ったところに生える。
茎高20-30cm。長く横にはう根茎がある。
葉は、長い柄があって多数が根生し、光沢のある広卵形~卵円形。
5浅~中裂し基部は深い心形で縁に鋭い不規則な鋸歯がある。
葉の両面とも短毛が密生し、托葉は紫色を帯び、縁に短腺毛がある。
花茎は短腺毛が密生し、上方に魚の骨に似た花弁をもつ。
柄の先に花を付ける。花は直径8mm程。
5個の萼片の間から櫛状に7-9裂した5個の花弁が後方に反り返る。
花弁は赤褐色~単黄緑色で長さ4mm、外側にやや密に腺点がある。
萼筒は浅い倒円錐形で、腺状突起を密生する。
萼裂片は長さ約1mmの広3角状卵形で鋭頭、花時に開出する。
雄蕊は5個で花弁の基部と離れた花盤上につき、
花糸は葯とほぼ同長、裂開直前の葯は淡黄色。
花柱は2個で極めて短い。
口吻の短いキノコバエ類によってのみ、特異的に送粉される。
花期は4~6月と云われるが、3月には咲いていると聞いている。

僕の誕生日頃に咲く花。佇まいが特異で好きな花のひとつ。
遠目・・・車中から見かけて、想像した花。
〉 八王子市から上野原市に入った山道の途中〈

「令和陸年(皇紀2684年)4月2日、記」
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