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2月11日は、「建国記念の日」。1967年(昭和42年)から実施された国民の祝日。
我々年代では、「紀元節」と奉祝されてきた戦前の表現が先に出てくる。
建国の日ではなく、建国を記念する日としたのは紀元節の語感を払拭するために由!!
「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨。
国民一人一人が、古きからの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を願う祝日。
四季折々の豊かな自然に恵まれ長い歴史を以って日本固有の文化や伝統を育んできた。
五穀豊穣(ほうじょう)を祈り、田畑をともに耕し、水を分かち合い、
乏しきは補い合い、人々が共に手を携え助け合う、質実な社会を築いてきた。
知恵と創意工夫、自然に向き合い、自然との調和を図って、農耕的「和」の感覚だった。
科学技術の発展を進め、さまざまな分野において人類の営みにも貢献し始めている。
長い歴史の中で、わが国は、幾度となく、大きな困難や過酷な試練に直面したが、
その都度、先人達は、勇気と希望をもって立ち上がり、
たゆまぬ努力により平和で豊かな国を築き上げ、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、
法を貴ぶ国柄を育て国民一人一人のたゆまぬ努力の礎の上に、今日のわが国の発展がある。
私たち今を生きる世代には、こうした先人たちの足跡の重みをかみしめ、
困難な課題に対しても未来志向で乗り越えていく努力を積み重ねながら、
この尊い平和と繁栄を次の世代に引き継いでいく。
日本、そして世界の平和と繁栄のために能う限りの力を尽くしていく大きな責任があるだろう。
伝統を守り、同時に、変化を恐れずより良い未来を切り拓く。。。
「建国記念の日」を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしております。
以上、為政者の弁を抜粋引用させて頂いた。
そんな折、我が国にとって新たな国際関係の幕上げ的なことがあった。
安倍晋三首相は、トランプ米大統領と会談、共同記者会見で日米同盟強化の決意を表明した。
仔細は、置いて、新たな日本の立ち位置を世界に発信出来た事は喜ばしい事だ。
折しも日本では「建国記念の日」であった。感慨深い出来事だ。
半世紀前の60年・70年安保闘争を肌身で感じていた僕にとっては、時の流を痛感する。
そして、表面的事象に流されず深慮・慎重に粛々と外交を進めて頂きたい。
昨今の隣接国の処方を危惧するものとしては、身内的沖縄が気にかかる。
若いころよりしってる、八重山・石垣諸島が心配だ。
沖縄本島の事は聞こえてくるが、沖縄の首長が、八重山・石垣諸島を言及しないのは???
異国の大統領が、領土問題に触れているのに、県下の事を表明しない首長ってなんだ、と思う。
改めて、尖閣列島は日本の領土と、資料等を調べ思う。今年は、憲法を深慮する年と感じる。
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