ヤツガタケキンポウゲ(八ヶ岳金鳳花) ;
八ヶ岳の固有種。1928年、熊沢正男(東大生)氏が長野県八ヶ岳で最初に発見した。
高山帯の湿っ た岩場に生える。茎はあまり分枝せず、高さ10~30㎝。
根出葉は3つに深く裂けた後、さらに3つに裂け、裂片は線形になる。
花は湿った岩上にまばらに、茎頂に1個だけ黄色花をつける(直径1~1.5㎝)。
北岳に産するキタダケキンポウゲよりも少数しか見つけられなかった(半世紀前)。
見つけた周辺には、 ヤツガタケシノブ、タカネシダ等の希少植物も見れ良き環境だった。
ヤツガタケキンポウゲは、キタダケキンポウゲよりも背が高い、が花が小さイノが特徴的か。
キタダケキンポウゲの花は閉じ気味(知る限り)に比べると察かに違いがあったと記憶する。
令和参年(皇紀2681年)9月12日、記」