ヒメリュウキンカ(姫立金花);
ヒメリュウキンカは、イギリス原産と言われている帰化植物。
草丈は5~20㎝。葉は心形で艶あり浅い鋸歯がある。
花茎2~3㎝、春に黄色い花を付け、スプリングエフェメラルと言われる。
花弁(花に見える萼片)5枚。花は一重咲きで比較的大きい。
この花は萼花弁と呼ばれるもので本当の花は退化している。
夏に地上部がない夏眠性の植物で、地下に塊根がタコ足状に数本ある。
秋に芽を出し始め、冬の間も少しずつ芽を伸ばして葉をひろげる。
晩冬から早春に株はロゼット状に広がり、中心に蕾を抱き始める。
春に次々と咲く黄色の6~8枚の萼花弁、キラキラと輝く。
基本は黄色の一重咲きだが、多様な園芸種があり、愛好家に好まれている。
「令和肆年(皇紀2682年)1月30日、記」