《 雅羅・/・襍録〝散策路の花1〟❖ ’24-117 》

散歩道の要所々々に草花が群生し... 散歩道の要所々々に草花が群生しており楽しませてくれる。
一茎、飛び抜けてのっぽの踊り子... 一茎、飛び抜けてのっぽの踊り子草が!!
オドリコソウ(踊り子草) シソ... オドリコソウ(踊り子草) シソ科(Lamiaceae)

学名:Lamium album L. var. barbatum (Sieb. et Zucc.) Franch. et Savat.
Lamium barbatum Siebold et Zucc.


《  泉の森・紫陽花の路、野外教室広場側で見れる花〝4月花XXX〟❖ ’24/04/21 ❖ 》
オドリコソウ(踊り子草);
和名は葉の間から出る花が、笠をかぶった踊り子に似ている事に由来。
漢方薬として利用され、野芝麻(やしま)と呼ばれ、乾燥した根を利用する。
道端や河川の土手に群生していることが多い。
茎は4稜形、中空、しばしば紫褐色を帯び、茎稜には下向きの毛がまばらに生える。
葉は十字対生、長い柄がつき長さ5~10㎝。葉表に白毛がある。
葉裏の脈付近には白色の長毛とごく柄の短い腺毛があり、
葉柄に続き面上にも細かな腺点(小さすぎて柄が見えない)がある。
上部の葉腋に2~3個(まれに1個)の集散花序が集まる仮輪をつける。
花は1個の集散花序に普通、5~7個つく。
集散花序の基部には4~5個程度の披針形の不揃いの苞がある。
花は長さ3~4㎝の白色~淡紅白色の唇形。
花冠の筒部は湾曲し上唇は曲がって上部は丸くなり白毛が密生する。
下唇の側裂片は小さく刺状、大きい中央裂片は先が2裂し裂片には白毛と腺毛がある。
萼は10脈があり5中裂し裂片は細長く尖り縁付近に白毛と腺毛が多い。
萼筒の根元の下面に黒色の班紋がある。雄蕊は4個、外側の2個がやや長い。
花糸に短腺毛があり、白毛が散生する。
葯は黒色、4個が並び周囲に白毛が密生し縦に裂開して黄色の花粉を出す。
雌蕊の花柱は先端が2裂し先が尖り、雄蕊とほぼ同長。
先が雄蕊の葯の間にあり、見えにくい。

「令和陸年(皇紀2684年)4月26日、記」


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