庭のかれき≪花暦・2013/12/09≫故人を偲ぶ。

浮釣木の花。なにゆえこの形!?!
2004年4月、鎌倉七里ヶ浜でのお仲間ライブ(南佳孝)。
老いも若きも大いに楽しんだ。


春に「アブチロン〘別名;チロリアンランプ・浮釣木(うきつりぼく)〙」を記した。
ブログル仲間のスレッドに二度咲きの花々が紹介されてる。
天候異変に合わせて花々も変化してるのか??楽しみが増えるか・・・?
等と思っていたら、わが家の浮釣木にも花が咲いてるではないか!?!
以前、この花を見ながら、釣りで使う「ウキ」談義を故、甘糟章さんと。
「浮き沈み」とは、哲学的な言葉ですなぁ!!・・・。氏の表現。
話は、だんだん高尚となってきて。
日本では余り紹介されていない偉人な日本人の話に。
医学者の肥沼信次(こえぬまのぶつぐ)に始まって、社会学者の松原久子さんの話。
そして最後には哲学の話しへと。
梵文・唯識二十論の写本発見者、フランス人のシルヴァン・レヴィ(Sylvain Lévi)の話が出た。
対してドイツでの仏教哲学者の北山淳友博士に触れられる。さすが編集者だ。
だが少しドイツを知ってる程度の僕には重い。少々、難あり。高尚過ぎる!!
北山淳友博士の論文は、独語しかない、日本語の訳本は1冊だけか!
「文献検索で、著名なErich Frauwallnerが北山淳友博士の論文を引用している。」
「ドイツでは著名な日本人学者。
ハイデルベルグ大学でKarl Theodor Jaspersの下で、
博士論文を発刊『仏教と形而上学』。
論文中に梵文・唯識二十論の独訳があります。
レヴィの仏訳が1932年ですから2年早く独訳が出ていたことになりますね。」
「ハイデッガーの“Dasein(現存在)”的用語を用いた個性的な哲学書。
現象・実存哲学、解釈学的唯識思想論で興味深いです。」
(後日、検索でフランス語訳の資料を頂いた)。
こんな会話をした後、夕飯を頂き、その日のメインイベント^^)、
南 佳孝さんの海岸ライブに出かけた。
大人の楽しみ・・・プライベートライブで大いに盛り上がって。
季節違いだが、故人を偲びたい。
ミュージシャン「南 佳孝」・・・一般的には、年代的にも知る人が少なくなって。
改めて、「昭和は、遠くなりにけり」。
下の映像のようなものは、今どきはやらないか??
我が青年期にはたくさんあったような気がする。
今、聞いても古めかしさは感じない。


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ウエブブブラウザの進歩!!

日頃、PCとの付き合い、取り分け活字とのニラメッコが多いのだが・・・。
数十年もの間、PCで見る活字(WEB)、書籍の様に・・・なんて思っていた。
長い事使わせてもらっているウェブブラウザが、バージョンアップした。
あのギザギザモヂが、実に綺麗になった。
「文字を読むための道具」PCでの進歩進化。ありがたい。
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《襍魂・癸巳/乙丑/辛丑》鎌倉の里山。

モミジウリノキ<紅葉瓜の木> ウリノキ科 ウリノキ属 
学名:Alangium platanifolium var. platanifolium
ウシハコベ<牛繁縷> ナデシコ科
学名:Stellaria aquatica
 ラクウショウか?メタセコイヤか?
葉も枝も対生が特徴、それと裏面の中央に1本の濃緑色の線が目立つ、メタセコイヤでは?
でもここにあるって・・・植林したか??
 学名:Metasequoia glyptostroboides
スギ科メタセコイア属。別名アケボノスギ。 
紅葉・黄葉に目が行きがちだが、こうした小さな草、そして枯れ落ちる寸前の若樹の葉に去り行く秋・初冬を感じる。
眼科に広がる住宅地は、七里ヶ浜住宅街。
その昔、テレビドラマ(時代劇)で隠密剣士というのがあった。そのロケ地(雑木林だった)。少年期の思い出の場所。

2013/12/01午前中に鎌倉の中心部、源氏山周辺を散歩したが。。。
現代鎌倉を垣間見ただけで何か物足りなかった。
目先をかえて、鎌倉・海岸に近い保存緑地「広町」を歩くことに。
中世から近代の自然形態、変移を感じられる樹々。
スダジイ・タブノキ・モチノキ・ヤブツバキ・アオキ等々。
林床から構成、陰樹林が出来上がるのに2百~5百年を要すとされる。
そんな片鱗が残っている貴重な里山。派手な紅葉・黄葉はあまりない。
素朴だが落ち着ける空間。鎌倉の中にあっては、静かな場所。
春の桜咲く頃が最も明るく、爽やか。おすすめ散策地である。

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叛逆のろれつ_12《観光地!?!鎌倉》

鎌倉源氏山の紅葉
鎌倉源氏山の黄葉
葛原が丘から浄智寺への途中、東瓜が谷の奥。
通称・堀切と呼ばれてる。数百年の歳月でかなり変形してるが。
歴代住職の墓。岩藏を守るようにシダ植物がびっしりと!!
庭石には、立派な「軒忍」が。


住所、否、生活地を鎌倉外にして居る、自分。
そんな人間が言えることでは無いのだが??
想い・心境は複雑で、、、。何とも「鎌倉のイメージが?」
久し振りに鎌倉の緑の中を散歩。目に入る物・・・!
何処も彼処も・・まるで浦島太郎の世界。
景観・雰囲気、脳裏に表れるは、「世界遺産登録」
キャッチフレーズの「武家の古都」ってなんだろう?
中世の歴史・史実を思えば机上では納得できる。
しかし、景観的現存が見られなければ「遺産」にはなるまいに。
そんな事ごとを思いながら市の中心部、源氏山周辺を歩いた。
前日、里山の紅葉に気を良くして鎌倉に舞戻ったのだが、
住所地(*村**)の緑環境とは、かなり異なっている。
かつてあったスダジイマント群落が見られない。
谷戸(やと)奥深くまで宅地化されてしまったが為か??
植生態系が全く崩れてしまった??
「古都保存法」は有名無実。法の活用に大きく乖離してしまった。
それでも「紅葉・黄葉」は、上々。陽の光は凄い。「葉」が際立つ。
柔らかい陽光を浴びていると、リフレッシュ出来た。
鎌倉七口の一つ、化粧坂(切り通し)を上がったのだが、
がけ崩れで通行止であった。
地の利を心得ている爺さん達は、獣道を通った!?!
散策路に出ると、人の往来で!!まさしく観光地の様相。
「やぐら」でも見に行くか、と歩いていると公園管理小屋とか!
知らない建物が、色々と増えていた。
「世界遺産登録」に向けて色々と準備してたか、等と思ったのだが?
尾根道を進むと、「堀切」と呼んでいる窪地に来た。
???何の説明板も無い! 「武家」=武家的政権だろう。
往時の合戦、守備攻防の一つ、三方を山に囲まれた「自然要塞」処方。
その要となる、鎌倉七口。そうした解説あっても良き場所なのに??
もう40年も昔、「中世鎌倉歴史地図」が出来ていたのに未だ???
鎌倉市内の要所に大正時代から昭和16年に掛けて建てられた「史跡碑」
これに優るべく現代の案内板を模索提案してた。
行政も要所要所に解説板を作った様に聞くが、整備の方法を間違えている。

遺構(やぐら)を見に行くのをやめて、海蔵寺側に下った。
久し振りに詣でた寺だが、ここも観光地化されてしまっていた。
だが、興味を引く植物に出会えた。
訪れてる参拝者、誰一人として見向きもしない。
皆さん、紅葉・黄葉の境内を夢中で写真を撮っていた。
我々だけ、目を皿のようにして見入ったシダ植物。
これは、ファルコンさんに見習って、定期的観察しよう^^)。
午前の部は、楽しく、だが一寸考えさせられた散歩だった。


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《襍魂・・2013/11/30》森の色!!

イロハモミジ。
風にたなびく白銀の穂。
ゴンズイ(ミツバウツギ科)の葉。
まゆみ(檀、真弓) ニシキギ科 の種。
遊水地だが、災害時の溜池。引地川の源。

週末の定例会が中止になり、近くの森へ散歩に。
森の入り口で雑木黄葉を見て、シメシメ!!
高低差の無い、典型的里山。入り口で森の全容がしれる。
森の中心部、池周辺ではきれいな紅葉・黄葉が見れた。
残念なのは、散策路の道筋に沿って林床の草木を刈ってしまうことだ。
自然体にしておくことは散策の邪魔!?!
里山の細部(ある部分)は、将来的には整備林になるのだろう。

朝陽を浴びて銀色に輝く姿は豪快に映る。


森の管理棟「シラカシの家」前庭のムクロジの木に藁が巻き付けてあった。
越冬する虫の調査。来春が楽しみだ。
傍らにゴンズイの葉が、不気味な色を見せている。特異な趣。

帰り道、定点ポイントで、マヤランの最後??の勇姿を観た。
少し離れた所の明るい場所に、かわいい実を見つけた。

池の湖面には水鳥が静かに佇んで、のどかだが冬近し。
いよいよ冬将軍の到来か??
とは言うもののこの辺りは、温暖な地。
北の大地とは比べるもない。







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《清寂》「昭和」時代が、また一歩、遠くなる。



先日、里山で枯れても未だ魅せる紫陽花と出会った。
懸命に・生きているのを真近に見て。「和敬清寂」感。
この生き様を拝して帰宅すると。。知人の訃報を聞いた。

「平凡パンチ」こんな週刊誌をご存じの方も少なくなったか!?!
1970年~80年代、一世を風靡した若者向け週刊誌。
「大橋歩」さんの表紙、雰囲気があった!!
この雑誌の企画初代編集長だった、甘糟 章さんがご逝去。
甘糟ご一家とは、30年来のご近所さん。
家族ぐるみでお付き合いさせて頂いてきた。
私事情で居所に居る。が為に最近お会いしていなかった。
四季折々、親しく食事会に誘い頂いた。
氏は、フランス文学・哲学に精通されていて、よく談論ねがった。
取り分け、梅雨期の紫陽花談義(隣家の借景)は楽しかった。
幸子夫人は、横浜植物会の古参会員、植物散策によくご一緒した。
昭和の偉人(僕にとって公私ともに)が、またお一人、お隠れに。。。
とっても淋しい。天空界より見守ってほしい。ご冥福を祈ります。


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《襍魂・・2013/11/25》生き活きと!!

 Cosmos bipinnatus

散策の途、とてつもなく迫ってくる花と出会うことがある。
見慣れた・・ありふれた花であっても、レンズを通すと驚きが。
微笑っている 踊っている様にも見えた。

初冬と言える季節だが、小春日和のように温かった日。
里山は、団塊世代でいっぱい。そんな集団を遠目に見てた。
揃いも揃って!!一眼デジカメを肩からぶら下げて。。。
その姿、団塊世代が日本経済を担ってる、と映った。
足早に池に向かう。と、そこは・・・!
鳥撮影の面々、機材装備にどれ程費やしてるの??とも。
数千万の塊が・・そこに陳列されてる!!凄い光景だ。
迷彩柄のレンズカバー?、はやりなのだろうか??
圧倒されながらその場を離れ、森の小径を奥に進んだ。
暫く前から幾度となく対峙している小さな花の棲家。
そんな雰囲気。植物の保護観察か、ロープで囲いをしてある。
季節的に植物たちは、メタボリズム最中だろう。
そんな中この花、1本だけがそそと咲いている。
何度見つめても飽きさせない、何かを感じさせる。
しゃがみ込み、対峙してると、一枚の枯れ葉が留まった。
茎の分かれ目に佇み、生き活きしてる。
こんな光景にであえるから、散策はやめられない。
何とも云えない空間だ。自分の世界に入れる。
新しき小さなカメラ、無限の広がりをみせる。
《襍・・己、魂を入れて》襍魂の始まり。
オートフォーカスって難しい。だが、たおやかな写りだ。

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《魂襍・山~里》健気な花。

ひっそりと姿を魅せてくれた「キチジョウジソウ」
はっきりと顔を見せない小さな花。
一点、明るく魅せた「アキノタムラソウ」??

若い頃、山に夢中になっていた頃があった。
そんな折、キャンプサイトで幾度となく観た「満天の星空」
ある時は優しく・ある時は厳しく、天空から見守られてる感さえあった。

穂高連峰のベースキャンプサイト、涸沢カールと云う場所。
10~11月、正月登攀の為の食料デポ、偵察を兼ねての山行。
厳しかったが、楽しくもあった事を昨日のように思い出すブログを見つけた。
ブログルの新人さん、ジャイアンさんのブログ「ジャイアンの気まぐれ写真日記」
夜空・満天の星とテント、カールの紅葉・黄葉、感激・感動の再現だった。
(ブログル仲間の皆さん・是非に見て下さい。素晴らしいですよ!!)。

お写真を拝して、散策したくなり身辺の森に出かけてみた。
林床・隠れるように、精一杯・健気に魅せる花々、これも又、心に響く。

久し振りに、山のことを思い出させてもらった。
ジャイアンさんありがとう!!




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《魅せる里山・・2013・11》枯れ葉。


ここ数年、里山の森を折々、散策してきた。
この節、花の種類はめっきりと少なくなった、が里山には素敵に佇める場所が、、、!
散策道から外れた雑木林の中。直ぐ近くにはバイパスも走っているのに!!
物思いに耽る・耽溺するお気に入りの場所。

倒木に座り目の前をみると・・・  「摩耶蘭」、終焉・枯れ姿が見えた。
もの哀れ・・そぉ~っとやすませてあげたい。
手前に色々な落葉が存在感を示す。
昔と変わらぬ光景なんだが、色が違って観える。
時節の変化に合わせて植物も色変化をするだろう。乞うご期待だ。

葉の形、如何にして現在の形になったのだろうか??



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《魅せる花・・・晩秋?》庭の花暦。

ホトトギス

久し振りに朝、猫と一緒に庭に出た。
キャットグラスを地植えすると、初春から晩秋まで新しい葉が出てくる。
それを知ってるわが家の猫くん、書斎に来ては、外に行きたいって誘う。
気持ちのよい朝、一緒に外に出てみると・・・!!
真っ先に行った所が垣根塀沿いの花咲く所。
杜鵑草が咲いてることを教えるように感じたのは、思いすぎか???

陽を浴びて楚々と・・・未だ咲き誇っている。
潜望鏡!!が何とも可愛らしかった。


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