この所、各地を訪ね歩いて・・・楽しい光景に出会えた。 そんななかで、数日前に紫陽花の自生地を散策する機会も持てた。 感動・・・驚きの連続。おまけに「凄い風」とも遭遇した。 仔細は別にして、その前にイントロの花々。
梅雨入りしてしばらく間は、晴れた日が続いて・・・。 が、ここに来て梅雨らしい天候になってきた。 でもどことなく陽性型か?? 豪雨が心配。 「晴れてると梅雨らしくない!」「梅雨空だと晴れればいい!」 身勝手極まりない己の感覚!?! 「紫陽花」彼等が魅せる風情は、天候に関係なく其々に洒脱。 今年の梅雨模様の様に、まずは晴れ間の「おたくさ」(画像1は別種)。 かのシーボルトを魅了した和の美だろう・・・里帰りであっても。 最近では見かけなくなったが、園芸店にとんでもない紫陽花が!?! 「紫陽花の先祖帰り??」等と称して販売されてた「緑紫陽花??」 画像2のように萼を含めてすべてが緑色(下記HPからの借り物画像2)。 この紫陽花は、「葉化病」と言われている。 昆虫媒介性の植物病原菌「ファイトプラズマ」に感染している株。 庭に地植えすると庭の他の紫陽花に感染・枯れ死する恐れもある由。 焼却処分。何とも切ないことです。それも販売してるとなると問題では!! 感染しない紫陽花品種もある。又、紫陽花の色変化で緑色になる種はある。 感染しないと確証・証明されている種は「みどりやまあじさい」のみ。 ファイトプラズマに関しては、下記に詳しく解説されています。 東京大学 大学院 農学生命科学研究科生産・環境生物学専攻植物病理学研究室 http://papilio.ab.a.u-tokyo.ac.jp/planpath/phyto.html 又、実例が紹介されているものに下記があります。 神奈川県資料や、相模原市みどりの協会編等々があります。 梅雨の合間、虫達も楽しみ捕食に余念がなさそう!! それにしても、「葉化病」に感染してる紫陽花を栽培・販売してる。。。? 首都圏では結構厳しく監視されてるだろうが、全国各地では??? あえて紹介したい。。。 紫陽花の分類が変わった。しばらく前だが。。。「アジサイ(ハイドランジア)」 以前、バラ目(Rosales)ユキノシタ科(Saxifragaceae) アジサイ属(Hydrangea) 現在、バラ目(Rosales)アジサイ科(Hydrangaceae)と独立科になった。 学 名;Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. var. macrophylla 次回は、雨の中でのアジサイを見に行けるか???否、行きたい。
里山を散歩していると世相が見える。ジョギング・ウォーキングをしてる人々が多い。 のんびり歩いて林床をみている・何か探しものを!して見える人は少ない。 カメラをぶらさげ、最近はメモ用紙をバックに忍ばせて。ルーペも持参している。 皆さんの画像を拝すると実に綺麗だ。 古いデジカメだが、愛着がある。 それにも増してこのカメラを使いこなしてやろう!! 悪戦苦闘・・・これが結構面白い(時間がある時の話)。 自分記録で、散策日記を分類表記。頭のなかの整理、”ぼけ”予防のつもり。 先般、ブログルの面々が「どくだみ」を紹介されていた。 園芸種まであるのだとか。 僕は、自生種を中心に見ていこう、がコダワリ。 梅雨の合間・・・晴れてる時に散策したいが動きがとれない。 世の中、思い通りには??? 活字とのにらめっこ。窓から外を眺めると”梅雨空” 画像の整理・開始。
birdyさんのコメントを拝して昼間、再見分してきた。 先日眺めたときは、調べもせず・・・ただ思い込みでその場を去った。 鎌倉の社寺や、街路じ等でよく見ている「ハクウンボク」と決め込み帰った。 遠目にみた姿・樹皮等々で。 スレッドをたてるに際して何か引っかかる・・・そこで「なんの木」と。 雑務の合間での・・・眼を休ませる為の散策(単なる言い訳)。 検証もせず安易に、昔、教えて頂いたこともすっかり忘れて。。。! エゴノキ科エゴノキ属のご本家を飛び越し、 学名 Styrax obassia(Styrax : エゴノキ属 obassia : オオバヂシャ) 「大葉萵苣」(おおばぢしゃ)・・白雲木が先に出てくる・・・!?! 園芸種に慣れすぎた証拠だろうか? 初心に帰れと・・・記録に際しての天命を、birdyさんがお示しくださった、と。 感謝に絶えませんm(._.)m(^з^)。 白雲木は葉っぱがかなり大きいので区別できように・・・? それと、白雲木の葉は、卵形より、円形に近いのでこれ又区別出来る。 ただ、花は、非常に良く似ている。個体だけだと判別しがたい。 昼間、しっかりと葉の質等、樹皮をも確認でき「エゴノキの若実」と断定出来た。 本来、このエゴノキがあるところは、一般の散策路から奥まった所。 立ち入っては行けないのだろうが、平日なので勘弁して頂き、真近でみた。 資料によれば、 「幹はあまり太くならず、ひこばえを何本もだして、株立ちになることが多い。 樹皮は暗紫褐色~淡黒色でなめらか。 老木になると浅く縦に裂ける。 枝は暗紫褐色。若枝は緑色で、初め星状毛があるが、のち無毛。皮目は目立たない。 表皮は糸状にはがれる。葉は互生。 長さ4.5~8cm、幅2~4cmの卵形で、先端はとがり、基部はくさび形。 ふちには浅い鋸歯があるか、または全縁。質はやや薄く、側脈は3~5対。 表面は無毛。裏面は淡緑色で、脈腋に毛叢がある。 裏面は葉柄には初め星状毛があるが、のちに落ちる。 葉柄は長さ3~7mm。秋には黄葉する。 新枝の先(や葉腋)に白色の花を1~6個垂れ下がってつく。 花には長さ2~3cmの柄がある。 花冠は直径約2.5cm、5深裂し、外面に星状毛がある。 雄しべは10個、花冠より短い。雌しべは雄しべより長い。 果実はさく果。長さ1cmほどの卵球形。はじめ灰白色で表面に星状毛が密生する。 8~9月に熟すと果皮が縦に割れ、褐色の種子が1個出てくる。花期は4~6月。」 以上を基に、久し振りに独り勉強を致しました。 報告、終了。長々と、、、失礼しました。 御礼・・・感謝m(._.)m(^з^)。
森林浴といえば大げさ、ちょっと散歩ほどの都市緑地で出会えた樹々花々。 記録として残してみる。2013・6・1. 泉の森。 追記;紫陽花の品種もまた色々で、上の白い紫陽花はヤマアジサイと見えてきた。 チョット変更してみた。でもどんでん返しがあるかもしれない^^)。又追記します。
神奈川県・関東地方に梅雨入り宣言があった。 花見・散歩もできなくなるだろう!?!とばかりに雑用が舞い込んだ! 用意された部屋に缶詰状態。。。 着替えを取りに帰宅したら、赤褐色斑点のある鮮やかな橙色の花!! 「透かし百合」か「蝦夷透かし百合」??綺麗なユリが咲いていた。 以前、伯母(母方の)の法要の折にいただいてきたもの。 一瞬、目が覚めるような色合い。妖艶に映る。
そろそろ・・梅雨か、って先週末。散歩に泉の森に。 森の中に、近在より民家が移築保存されている。 そこにバナナの様な匂いがする花が咲いているって門前に掲示板が。 「カラタネオガタマノキ」 からたねおがたまのき(唐種招霊の木) モクレン科 別名・英名: トウオガタマノキ、バナナツリー 神前に供える木「オキタマ」(招霊)に由。 「中国産」(唐)である。故に「カラタネオガタマ」。 原種の中国では、「含笑花」と呼ばれているとか。 開花時期、辺り一面に漂う芳香は、「バナナ」に似てる 「バナナツリー」!! 一日の内で、正午頃までの香りが、特に強い。 花は平開きせず、散る間近になって開く。香り無くして散る。 と・・資料にあった。 子供の頃、神社で教えてもらった「忘れていた樹」。 久しく鎌倉の神社に詣でていない。 鎌倉が、世界遺産登録申請を取り下げた。 当然、と思って止まない。
お庭(小庭^^)に次々と魅せてくれる小さな草花。誇らしげだ・・・。 1センチにもみたない、おおきくても花弁は数センチ位。 ぽつん ぽつん と咲いていたら気づかないかもしれない。 芝の間から顔を出していた。 指で花を立たせたり・・・持ったりしないと撮れない。 芸術的に花を撮る!?!なんて、、、、闘いながら記録するのみ。
ボタニカルアート、西欧の植物研究と共に発展・奥義を極めて来た。 日本の植物を西欧に紹介した、シーボルト。 日本の園芸技術は、西欧に比して遜色ないと、評価している。 それに付随して、植物画も高評価であったらしい。 今、日本国内でこの精細な描写を好んで描いている愛好家が多くおられると聞いた。 植物散見に先週末、近くの森に参った。森の事務所(しらかしの家)で!! 愛好家の作品展が開催されていた。見事としか表現できない。 写真を撮らせて頂いたが、フィルターを持参していなかったので、 巧く撮れていない。が紹介したい。この時期の花を・・・。 気分よくして、遠回りして他の緑地を覗きながら・・・・、 途中で綺麗な花を幾種類も咲かせている御宅に出会った。 中でも目を引いたのが、通称「アメリカ石楠花」と言われる「カルミア」。 花のアップだけ撮らせて頂いて、帰宅。 ブログルを覗いていると同種の花が紹介されていた。 同じ神奈川県ですねぇ~~~!! こんぺいとうの様な蕾が、また可愛らしい。 また、「スプーンの木」とも呼ばれる由。 インディアンは、この木の根からスプーンを作るのだそうだ。
久し振りに猫を散歩させた。 普段は、家の中・ベランダで遊ばせているのだが、外に出るときは首輪をつけて^^)。 珍しくおとなりの境に・・・! 「だいだい」とおぼしき綺麗な白い花が~~! しばし二人(猫は・・人間のように返事もするし!?!)で眺めていた。 しばらく前なら香り豊であったろうが、、、相方は知っていたのかも知れない。 普段見えないところなのでわからなかった。 清々しい朝。