Aug
2,
2012
「顎無し」アギナシ
同属の植物でもまったく乖離する花の名前。然るに面白いこともある。
先日散歩に連れ出してくれた御仁は、この季節だからと少し高所につれていってくださった。
そこで見つけたのが題名の“「顎無し」アギナシ”日本列島と朝鮮半島に分布する多年草、湿地に生えると資料にあります。オモダカによく似ています。それもそのはず、オモダカ科オモダカ属(Sagittaria aginashi)ですから。
花のめいめい等は、色々な資料にありますので省くとして。。。
この花は、湖岸、沼、放置水田等の湿地に分布する。でも野生のアギナシは、減少の一途である由。首都圏・・・土地開発が進み宅地化された環境では中々見られなくなった。
同時に昆虫等も少なくなっている。今住まい居るところは、比較的良い自然環境があるのかもしれない。未だに“すずめ”の飛び交う姿、うるさいくらいの夕暮れの鳴き声が聞かれる。自然生態系が崩れて、一番困るのが人間であることを真摯に思う感覚がないですね。気づいていないのかもしれない。
更には、単に天災で済まされないのが、原発問題だろうと思います。
自然界のそれぞれの生き物は、復元能力を有している。その中で動物・とりわけ人間と言う高等動物は、もっとも弱い立場であることを認識したいものだ。謙虚に真摯に己を見ないといけないと花々を見ていて感じた。
Jul
30,
2012
ウメバチソウ!?!
国別対抗的でそれぞれ国民性がみえて。
「簡素」と言う表現に日本的って思うのは、個人的感情ですが・・・??
花言葉に・・いじらしい、とか不滅とある「うめばちそう」。
うめばちそう(梅鉢草)か? やくしまうめばちそう(屋久島梅鉢草)か??
どちらにしても可憐に咲いてる花と出会えた。
最近、「和」「日本人的」と言う表現の潜在背景はなんだろう、と思う日々。
Jul
24,
2012
山杜鵑が咲いている!?!
オリンピック開幕まであと少し。
この花の・・・花言葉「秘めた意志」(杜鵑草)、って選手にピッタリ。
日本選手団、、、みな楽しみながら、実力を発揮してほしい。
Jul
24,
2012
レオナール・フジタがスケッチしたツール・ド・フランス!!
あの巨匠が・・「エコール・ド・パリの代表的な画家」が描いた本物のツール・ド・フランス」。フランスで活動し、レジオンドヌール勲章まで受賞された藤田嗣治画伯。
2009年に催された横浜そごう展覧会に迫力あるレース模様を描いたものがあることを知って、観に行った。おそらくは、日本人で高名な画家が描いた最初のツールの画であろうとと思う。年代的にいつ頃なのか??想像するだけで夢膨らむ。
ツールが初開催されたのが1903年~、画伯が渡仏したのが1913年、初期のツール、否、フランスの自転車文化を垣間見ているはずだ。
もっとも自転車に関心あったかは分らないが。画は、1960年代、晩年のものらしい。画伯が、素材に選んだツール。
それほどにパリに戻った最後の日、凱旋したレーサーたちに歓声が沸き巴里は、お祭り騒ぎであっただろう!!!100回大会を来年(2013年)迎えるツール。
その揺籃期をじかに接していた日本人は少ないに違いない。日記にでも書かれておられなかったか!?!そんなことを思い出しながらレースを観ていたら、ヤフーのオークションに巨匠のポストカードが出ているではないか!!
とても落とせる金額ではなかった。さすが巨匠のカードだ。
藤田 嗣治;TSUGUHARU FOUJITA
「ツール・ド・フランス」公式ポストカード
ARRIV'E DU TOUR DE FRANCE 1960
作家名 藤田 嗣治
作品名 ツール・ド・フランス
レゾネ番号 60.87
制作年 1960年
技法 エッチング
サイズ 10 x 8(イメージ) ; 14.2 x 9.1(シート)cm
サイン 版上サイン
限定部数 限定570部の364番
彫り師 Landier
刷り師 Frelaut
状態 良好
ツール・ド・フランス、1960年
レゾネ掲載のタイトルは「 Arriv'e du Tour de France 1960 (ツール・ド・フランスのゴール、1960年)」.
「ツール・ド・フランス」の切手収集協会 Organisation Philat〓lique du Tour de France cycliste の依頼を受け、フジタが制作、サルバドール・ダリの挿画本の出版でも知られるパリのジョゼフ・フォレ社 Joseph Foret が出版した、1960年開催の「ツール・ド・フランス」公式ポストカード.
モノクロのエッチングで予約者用に570部(ナンバー入り)で刷られたものと、1000部が印刷されただけのポストカードと、2点同時に出品いたします.
なお、自転車競技者を描いた消印のデザインもフジタ制作(レゾネ:60.92).
油絵でなくエッチング。パリのArriveeとあるので、シャンゼリゼゴールシーンか。
あるいは、パリシャンゼリゼに到着前の市庁舎前のものなのか。それにしても楽しい見ているだけで。
創作年度が、1960-61年。フランスのジャック・アンクティルが大活躍した頃(57年優勝、および61年から4連勝)。
コース沿いに行けば誰でも観戦できる(箱根駅伝を見るように)スポーツ。フランスにしても、サッカー・フェンシングのように限られたものしか観戦できないのとは違って、ツールは誰でも観戦できる・・・そこが気軽でもあるだろう。。。日本もそうなることを、祈りたい。
Jul
21,
2012
サコッシュと呼ばれるショルダーバッグ。
形は至ってシンプルで使い勝手は結構・・良いのです。
ツール・ド・フランスの様な大きな大会になると特定場所でスタッフが、自分のティーム競技者に手渡しする。受け取った選手は食べたり、ジャージ(ユニフォーム)のポケット等に終って、不要になったサコッシュを沿道に投捨てる。それを拾うのも観戦者の楽しみの一つ。色々なデザインでおしゃれなものです。
袋の中身等は、コメント欄に記しましたm(._.)m。
Jul
21,
2012
ロンドンオリンピック効果??
ツール・ド・フランスも22日で終わる。
今年はオリンピック効果か?英国人が大活躍している。
21日に実質上の総合優勝を決める個人タイムトライアルが行われた。
結果、ティームSKYのブラドレー・ウィギンズが53.5kmのフラットコースを1h04'13"で走り切り総合優勝は、ほぼ決まったに等しい。更には、ティームメイトの英国人クリス・フルームが2位。今日(現地時間)、パリ市内を凱旋走行する。
最終日、総合優勝争いをしている選手たちは互いに牽制し合って(仲間が守って)タイム差がほとんど出ない。したがって21日の19ステージのタイムトライアルで勝負は、付いた感じだ(22日の凱旋ステージ何が起こるかわからないが!?!)。
99回の歴史の中で始めて英国人が表彰台の真ん中に!!そして更なるは、2位も英国人。而して二人はティームメイトであって、同テームで総合ワンツーフィニッシュは前例がないのではないか??快挙!!
オリンピックに弾みがついたことは確か。西欧では、自転車(ロードレース)は、メジャー競技だから。。。大変なことになった。
その一方;1985年以来、フランス人による総合優勝がない。
だが狙える目が見えてきた。そのフランス人選手に力を貸しているのが、日本人の新城幸也選手だ。
新城君、オリンピックにも参加する。願わくば表彰台に!!可能な実力を身に付けてきた。その実力を今回のツールで垣間見た。
応援したい。。。オリンピックの自転車レース!!日本人レーサー!!
Jul
18,
2012
ドーピング!?!
今、西欧社会ではオリンピック前の最大のイベント(スポーツとして)である自転車レースが開催されている。日本では、自転車レースファン程度の関心ごとだが、西欧ではサッカーと並び評される自転車レース(ロードレース)。そのひとつ・世界最大と言われているツール・ド・フランス。その参戦競技者の中からドーピング違反者が出た。
昨年も最高位にランクされるレーサーが、ドーピング違反で競技出場停止処分中。そこにまた、違反者が・・・今回もまた、世界最高位レベルの選手である。
スタッフ等、関係者の道義的間接責任も問われてこようか・・・!
現代科学分析では、ドーピングはほとんどばれてしまうことくらい分っているだろう!?!
ファン心理としては、興冷めです。
オリンピックでの違反者が出ないことを祈りたい。
Jul
15,
2012
仏蘭西・南西部のお菓子。
レースも後半に入りスペインとの国境近くのピレネーの山間に突入です。
仏蘭西は、りんごの産地としても有名です。
マルセイユには、有名なアマチュア自転車ティーム「ヴェロクラブ・ラ・ポム・マルセイユ」があって・・僕らには、「リンゴクラブ」で通っています。今回のツールには出ておりませんが、オリンピック日本代表(ロードレース)の別府史之君もこのリンゴクラブから頭角を現したレーサーです。
そんな南西部でのリンゴを使ったお菓子に「クルスタッド・オー・ポム」
(Croustade aux Pommes)があります。
りんごを薄い生地で包んだクルスタッド・オー・ポム、フランス南西部の広い範囲でごく普通にみられる。クルスタッド・オー・ポムは、アラブのパティスリーがルーツだとか。フランス南西部は、8世紀ごろまではアラブの領土だった。そのころからある伝統的なお菓子。この生地は女性が作るのが伝統だそうだ。中近東ではアーモンドクリームを包んだり、甘いシロップに浸して食べたりもする。また、この生地は、オーストリアやイタリア、ドイツなどの西ヨーロッパでつくられているアップルシュトゥルーデルにも使われる。フランス南西部・ミディー・ピレネー地方はフランスで3番目のりんごの産地。
ふちがピンク色になるりんごの花は、フランス人が春の訪れを感じる花だといわれ、日本人にとっての桜のようなものだとか。
Jul
12,
2012
何処でも見られる小さな野草。
でもしっかりと探さないと分らないほど小さな花だ。近寄ってみると何とも可憐な色をしている。夕方に咲くので夕化粧と名づけられたようだが、実際には、昼間でも咲いている。あかばな科マツヨイグサ属の多年草。学名は「Oenothera rosea」であるが、属名の「Oenothera(オエノセラ)」は、根にブドウ酒のような香りがあり、それを野獣が好む??、ギリシャ語の「oinos(酒)とther(野獣)」が語源。種名の「rosea(ロセア)」は「バラのような」を意味するとか。。。
Jul
7,
2012
散歩で出会った花。
用水路??って思える小川に沿って少し歩いていると、夏を思える
”マロウ”か”銭葵”と思える花と出会えた。
力強く立っている姿、健気。
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