“野草・春に思う”《襍囈 ・/・古往今来362》

《浦島草》

《鶯神楽》

《紅葉苺》


《黄砂が来る頃の海岸風景!?!・・風の強い昼下がり》



里山に春が来た。かわいい花諸君に学ぶ。
気候の変化、寒暖の変化、己にあっては、何か落ち着かない。
「古往今来」等と称して昨年の4月より植物日誌をつけてみた。
途中、紆余曲折あるもほぼ日誌を書くことができた,が内容はパクリ??
極力園芸種を避けたは、人間の都合で消えいく自生種を危惧した故。
ちょっと、いただけない。寂しい等と言っておれない。
温暖化、環境の悪化、地球内での人間の驕り、もっと謙虚に自然と対峙すべきだ。
文明も良いが。。。しかし野の植物に見習う、否、教えられることが沢山ある。
咲くも無心、散るも無心、花は嘆かず、今を生きる。
癒され、教えられ、自然を見ていると・・人間界の争いに呆然とする。

「和を以って貴しとなす」(聖徳太子、十七条憲法より)
戦後70年の節目に思うた。平和を尊ぶ日本国家基本法の冒頭に、
大和の国・伝統に根ざす「和」を尊ぶことを序に示すべきと希したい。
こんな事を思い、せめて身近な所から訴え、標榜したい。
主義主張は、良としても、物事の道理を真摯に思考すべきだ。
誹謗・中傷、道理に乖離することはすまい。
負の財産!?!が、、、見えて来た。
「勝てば官軍、負ければ賊軍。」
半世紀の間、己に問うてきた事だが、「道理に非ず」と勝手に結語した。
「喧嘩両成敗」である。
昨今の国家間の争いを眺めてのことでもある。
「大虐殺」「慰安婦」
「原爆投下」「東京大空襲」・・「大東亜戦争」
「・・・・国」
以上のもんごんを真摯に思うと、
そろそろ日本の意思・意向をはっきりと他国に示す時と思って止まない。
「星辰の如く、急がず休まず人は皆、己が負い目の周りを回れ。」
ゲ-テの言葉は、深淵だ。。

na.tu.ra non fa.cit sal.tus
自然は、飛躍せず。こんな哲理をも思う。

良知良能・・・これで決まりだろう。

ブログルを使わせて頂き始めた頃、投稿文の中に記した事。
『襍は、雑の旧字体。崋は、山の花の意。
雑花とは天台仏教教義にもある、
雑な花と言うなかれ、真摯に生きるものとしれ。
たれも、おごりたかぶることなかれ。』

また一つ歳を重ねる。そんな時を前に脳裏をかすめる事々。


3月30日誌「泉の森 & 鵠沼海岸」

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“石菖”《襍草 ・/・古往今来361》


セキショウ(石菖)  ショウブ科(Acoraceae)
分類:草 学名:Acorus gramineus Soland.

クロンキスト体系ではショウブ科(新エングラー体系ではサトイモ科ショウブ属)に属する。
小川の縁などの水辺に自生するが、常緑なので庭などに植えられることも多い。
この根を乾燥したものは石菖根と呼ばれ、漢方薬として利用される。
葉は平滑で長さ30-50cm、幅2-8mm。花は3-5月に見られ、花茎は10-30cm、
花序は花時には長さ5-10cm、斜上または直立する。果被片は広倒卵形で淡黄緑色。
本州・四国・九州などで見られる。
低地~山地の渓流畔、小河川、水路、湧水地、山間の溜池畔に生育する。
セキショウ群集の標徴種。
根茎ははぼ円柱状、径5~10mm、丈夫で硬く、香気を持ち多節、
分枝して横走し群生をつくる。
葉は根茎の先端から2列に十数個はかま状に剣状葉を根生し、
長さ20~60cm、幅5~10mm、特有の香気がある。
葉身基部は淡紅紫色を帯び、上方は両面ともに中央脈がなく平滑、
光沢があり濃緑色、全縁、鋭尖頭である。
花期になると葉間から扁3稜形の花茎を出し、上方に肉穂花序をつける。
苞葉は剣状で葉と同形、花序の基部から斜出する。
肉穂花序は狭円柱形、淡黄色で長さ10mm程度、
表面に小花を密生し下方から順次開花する。
小花は両性花で小さく、径約2mm。花被片6個、外花被片は扁円形、
内花被片はやや方形、長さ約1mm、円頭。
雄蕊6個、葯は黄色。雌蕊1個、子房は六角扁円形で、高さ葯.2mm。
セキショウにはアリスガワセキショウ、マサムネセキショウ(斑入り)など、
古来から園芸品種がある。
また、根茎は鎮静、健胃、腹痛、婦人病の薬用として利用される。
古くは「しょうぶ湯」はセキショウの葉を使ったが、
ショウブ栽培が普及した為ショウブにとって変わられた。


3月29日誌「大和市・ふれあいの森」

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“金瘡小草”《襍草 ・/・古往今来360》


キランソウ(金瘡小草) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Ajuga decumbens Thunb. ex Murray
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の窯の蓋)
英名;Creeping bugleweed

路傍・山麗等の岩の多い草地にはえる多年草。全体的に縮れた毛を持つ。
「地獄の窯の蓋」、地表面に張りつくように葉と花をびっしりと広げる故。
又、薬草としても知られ、地獄の釜に蓋をして病人をこの世へ戻す事を言った??
生薬としての名前をキンコツソウ(筋骨草)と言う。
葉の腋に1cmにも充たない濃紫色の唇形花を数個つける。
上唇は小さく、下唇は大きくて3裂し、中央片が大きい。
花冠が淡紅色の品種をモモイロキランソウと言う。
薬草としての効能、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、化膿止め。
全草を乾燥させ煎じて用いる。
小さく地を這うように生える植物、人間等の踏み付けに弱い!?!
人が歩くような場所では、見たことがない。
植物観察等で擦り傷を負った時、キランソウの葉を揉んで傷口に塗ると効果がある。
有用な時、近くにあればよいが、実際には、中々見つからない??

3月28日誌「大和市・泉の森」

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“紫雲英”《襍草 ・/・古往今来359》


レンゲソウ(蓮華草) マメ科(Fabaceae)
学名:Astragalus sinicus
別名: レンゲ、ゲンゲ(紫雲英)

旅先の田園を散歩していて目に止まった、正しくマメ科の花。
首都圏では余り見かけなくなった気がする。
花言葉に「心が和らぐ」とあるが、春めきてうれし、って感じた。
茎先に紅紫色の蝶形をした花が輪になってつく。
花にはそれぞれに萼がついている。
葉は奇数羽状複葉、 小葉の形は楕円形。
(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉を構成)
以前は、各地で栽培され、また野生化していた。
名の由来は、輪になって咲く姿をハスの花に見立てた、正式和名は、紫雲英(ゲンゲ)。
春の若芽をおひたしに、花をてんぷらにするなど食用にもした。
田んぼのあぜ道などにもたくさん咲いていたのだが、、、、。
畑にレンゲソウを栽培するは、根に根粒バクテリアが寄生して、小さな丸いこぶを作る。
これが空気中の窒素を固定し自然の肥料としてくれる昔からの自然農法であった。


3月27日誌「伊東市・池」


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“片栗”《襍草 ・/・古往今来2+358》


カタクリ(片栗) ユリ科(Liliaceae)
学名:Erythronium japonicum Decne

高さ15cmほどの茎の先に、径5cmほどの紅紫色の花が開く。
葉は淡緑色で表面には紫色の斑紋があるが生育地によって全くないものもある。
種子にはエライオソームと呼ばれるアリが好む物質が付いており、
アリによって運ばれ散布される。春を告げるスプリング・エフェラメルの1つ。
昔は片栗粉を、この花の根から作っていたので花名が付いた。
若葉は、味のいい山菜だが、余り知られていない。
雨の日は花を閉じてしまうし、育つ環境を選ぶ花でもある。
初夏を思わせるような暖かい日が多くなると、花を咲かせる。
庭等に移植しても花が咲くようになるまで7~8年かかる。
それまででは1枚の葉だけが出るだけ。庭で咲かせるのは根気が必要である。
北海道、本州、四国、九州に分布、山野に群生が見られる。
りん茎から良質のでんぷんがとれるため片栗粉の材料とされたが、
現在市販されている片栗粉はじゃがいもやとうもろこしのでんぷん。

※先年、No.2(4/2誌にも掲載していた)※
3月26日誌「大和市・泉の森」
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“三角草”《襍草 ・/・古往今来357》


ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone hepatica L. var. japonica (Nakai) Ohwi
別名: ユキワリソウ(雪割草)

花名は、3つのとがった葉に別れていることから付いた由。
落葉広葉樹林の林床に生える多年草。花径は、1.5cm程度とかわいい。
花色は白色・淡紫色・淡青色・淡紅色と様々だが、画像の色が好み。
中部地方以西~九州北部で自生が見られる。
絶滅危惧種でもある《準絶滅危惧 (NT)》日本固有の花。
雪割草という名前、サクラソウ科のユキワリソウでもある。
オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウもユキワリソウと呼ばれる。

3月25日誌「大和市・泉の森」


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“里山初春草花!!”《襍草 ・/・古往今来356》

近づけない・・・うまく構図も図れない・・・苦し紛れの記録。


イカリソウ(錨草) メギ科(Berberidaceae)
学名:Epimedium grandiflorum Morr. var. thunbergianum (Miq.) Nakai

花色は白、クリーム、淡紅色、淡紫色等々結構変化に富んでいる。
高さ20-40cmの夏緑性の多年草。葉は、広卵形で薄い紙質の小葉を出す。
成長した葉の表面は無毛で、裏面には微毛があり多くは粉白色を帯びる。
花は直径4~5cm、葉より早く、あるいはほとんど同時に開く。
花片の基部から距と呼ばれる細い管が四方にのび、先の少し膨らんだ部分に蜜がある。
明るい雑木林や杉林、土手の草むらにかたまって生え、
紅紫色、白色の錨を思わす特徴的な花が咲き、夏や秋には三つまたに枝分かれする葉が見られる。
花の形が船の碇(錨)に似ているので付いた名前。
昔から強壮剤として有名で、いまでもユンケルに使われているとか!!
薬草として、強壮、強精、血圧低下、健忘症防止などに効能あるとか。
放杖草とも棄杖草とも呼ばれる。飲めば元気になって老人にも杖はいらないという意味。
北海道(西南部)~本州で見られる。日本固有種。

***身近な里山にも春到来、健気に挨拶してくれてるみたいだ***

3月24日誌「大和市・泉の森」


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“さくらの里~!”《襍木 ・/・古往今来355》

カワヅザクラ(河津桜)
カワヅザクラ(河津桜)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus ×kanzakura Makino ‘Kawazu-zakura’


イトウザクラ(伊東桜)  
イトウザクラ(伊東桜)  
イトウザクラ(伊東桜)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus ×yedoensis cv.‘Ito-zakura’


カンザキオオシマ(寒咲き大島) バラ科(Rosaceae)
学名:Cerasus speciosa 'Kanzaki-ohshima'


さくらの里からみる大室山。


伊豆韮山の反射炉


願成就院




伊豆探訪二日目、最初に訪れたのは大室山麓の「さくらの里」
ここの駐車場沿いの桜は満開~葉桜に・・・見事だった。
カワヅザクラ(河津桜)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus ×kanzakura Makino ‘Kawazu-zakura’
ヤマザクラ と同じように花と葉が同時に開くのだが、
固体によって葉が後になるものもある。

広大な公園にポツンポツンと育つ各種の桜、
1本1本を見ると立派だが、全体的には一寸寂しい。
10年20年後を見据えての植樹と思える。
又、色々な種類の桜の木、開花時期が異なるので尚更である。
近寄って眺めた最初の桜;
イトウザクラ(伊東桜)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus ×yedoensis cv.‘Ito-zakura’
愛らしい白い花。萼片は鋸歯があり不規則な伊東桜。
地域特有の桜の品種である。気品に満ちて・・と思うは独り言か!
伊東市城が崎に自生するオオシマザクラ系の実生から昭和53年に選抜された種。
オオシマザクラより早咲きの品種で伊東市周辺に多く見られる。

カンザキオオシマ(寒咲き大島) バラ科(Rosaceae)
学名:Cerasus speciosa 'Kanzaki-ohshima'
芳香もあり白色大輪のオオシマザクラ。
萼筒は鐘形、萼片は鋸歯がある。開花と同時に展葉する。
オオシマザクラの栽培品種。
オオシマザクラと特徴は同じだが、開花期が早い。

開花していたのは、大きく分けて三種類だった。

さくらの里奥に見える山が、大室山。
2月に大室山の山焼きがあった事を知ったまではよいが、勉強不足だった。
毎年2月第二日曜日に行われる山焼きは、壮大・迫力満点だとか!!
而して大室山全体は昨日散歩した池地区の所有で管理運営は三セクの池観光開発(株)。
2度も「さくらの里」を訪ねておりながら、熔岩洞穴(大蛇穴)の存在を知らなかった
(この里内をくまなく散策していなかった)。
今回の旅の帰り道、伊豆韮山の反射炉と願成就院を30数年ぶりに拜す。
反射炉周辺は、整備され・・・願成就院も綺麗になっていた。
願成就院(がんじょうじゅいん)、伊豆の国市にある高野山真言宗の古刹寺院。
山号は天守君山。境内は国の史跡。
何よりも此の寺には、大仏師運慶の真作が奉られ安置されている。
運慶の諸仏は文治2年(1186年)から造り始められた由。
『吾妻鏡』によれば、願成就院の仏堂、塔などの伽藍造営記事が度々登場している。
この寺院、全盛期には巨大な池に小島を橋でつなぐ(鎌倉の源平池のごとく)、又、堂宇や塔がそびえ立つ藤原時代様式の壮大な伽藍を誇った大寺院であった。
現存する木造阿弥陀如来坐像(大御堂本尊)、眷属の不動明王ニ童子像、毘沙門天像が、
像内納入品から運慶の真作と判明、2013年(平成25年)6月19日、
不動明王二童子立像、毘沙門天立像を含め5躯一括で国宝に指定された。
(帰宅後、資料を見て事前勉強不足を反省する).
話は、さくらの里に戻って、
聳える単独峰・大室山の北西側裾野の熔岩洞穴が吾妻鏡に載っている。
「大洞」、建仁三年6月に頼家一行が狩猟に出掛けた場所と伝わる所。
.【吾妻鏡 建仁三年(1203) 6月1日】
頼家の病気から三ヶ月ほど遡って... 
将軍頼家は伊豆の狩倉(仮設の宿舎)に入った。
伊東崎と呼ぶ山中には大きな洞穴があり、その深さも不明である。
将軍はこれを探るため和田胤長を派遣した。
胤長は10時前後に松明を持って穴に入り16時頃に戻って来て
「この穴は奥がとても深く日の光も届かない。
大蛇が棲んでいて私を呑もうとしたので斬り殺した。」と報告した、とある。
(伊豆に大蛇がいた!!胤長のホラ吹きか吾妻鏡著者の捏造かは不明!?!
杜撰な謀反計画に加担した胤長を考えると思慮が浅い性格??か。
幕府の史書吾妻鏡にも杜撰な記述はみられるのでなんとも言えない。)
伊豆高原から続く大室山は伊東を代表する観光スポット。
周辺には別荘地が広がり、城ヶ崎海岸~八幡野にかけて保養所も数多い。
河津桜やご当地桜の品種等々で春の桜見物で盛り上がってきた。
大室山は、歩いて登れない。その点で小室山に魅力を感じる(未登)。
伊豆半島には、風土、自然環境の特異性が各所に見られ、
桜にしても交配種が多々ある。これ等を一同に見ることはできない。
長期滞在を画策したい、と想った旅だった。
歴史的に鎌倉と伊豆の関係、伊豆に惹かれていく感覚に何か因縁を感じる。

3月23日誌「伊豆高原・桜の里~韮山」


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“おかめ(桜)”《襍木 ・/・古往今来354》

風があって良いアングルで撮れなかった「おかめ」ちゃん。
晴れてはいたが、スッキリとしない!?!
画像の真ん中横一列に桜並木があった。
並木の真ん中あたりに、おかめさくらは、植樹されていた。

オカメザクラ(おかめ桜)  バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus incamp cv.‘Okame’
英名:Cerasus ‘Okame’

英国の桜研究家イングラム(Ingram)がカンヒザクラとマメザクラを交配して作出。
マメザクラとカンヒザクラの特徴がよくでている品種。
花弁は平開せず下向きに咲き、小高木ながら全体に花を咲かせる。
淡い紅色の一重咲き。萼が三角形をしてるのが面白い。
又、花名の由来も日本の美女(?)「おかめ」にあるとか!!

伊豆高原大室山と矢筈山に挟まれた盆地が「池地区」なる場所。
地名の由来は、かつてこの地に池があった由。
火口湖を干拓して造られたものらしい(仔細・見聞はしていない)。
明治2年4月から明治3年4月にかけて行なわれた排水隧道の掘削工事。
目的の1つは池の干拓による水田の造成、
もう1つは既存田畑の水害防除という2つの目的で造成され今日に至った。
この周辺は「池のさと」と呼ばれる由。里山景観・自然風土が見られる。
しばらく前に此の地を現天皇・皇后両陛下が散策されたことがあった由。
そして記念植樹されたのが、「おかめ桜」だった由。
地元の散策路として知られている場所だろうが、観光化されていない素朴さを感じた。
時期的に今少し早く、満開とは行かないが、桜並木も素朴って感じた場所。
此の地は、鎌倉時代から紹介されている(吾妻鏡)。
我が郷土・鎌倉つながりで花見を。次回は、満開を眺めてみたい。

3月22日誌「伊豆高原・池」


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“皐月躑躅”《襍木 ・/・古往今来353》


サツキツツジ(皐月躑躅)  ツツジ科(Ericaceae)
学名:Rhododendron indicum (L.) Sweet
別名:サツキ(皐月)

ここで言う「サツキツツジ」は、日本に産する野生ツツジの一種を指し、
旧暦の5月頃に開花するツツジのことである。
一般的には、園芸種の「さつき」が知られすぎており野生ツツジと混同している。
日本産野生ツツジ、日本固有種でありながら学名は、「indicum(インドの)」???
ツツジとの違いは、花の時期と葉が出てから花を咲かせること。
関東西部から近畿地方まで、山口県、九州、屋久島に自生している。
溪岸植物であり、大井川・天竜川・木曽川・長良川・熊野川などの中流域に多い。
高さ約1mで半常緑または落葉性の低木。葉形は披針形または広披針形。
花は頂芽に1-2個。
 

3月21日誌「自宅・垣根」


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