“伊豆半島探訪(2)”《森羅・/・万象19-50》

沿線道路わきにひっそりと咲いてる紫陽花(茎高2m位)。
萼紫陽花
綺麗な色合い手毬咲き
なんとも言えない色合い(植栽されたものか??)
この萼紫陽花(サワアジサイ)、萼片がかなり大きい。
2m以上もある萼紫陽花系交雑種か?色・形で数種類咲いていた。
これも自然交雑種か??
隧道の上にも紫陽花が見られる!!
愛逢(アイアイ)岬から見る海岸線、ジオパーク景観。
左側の崖地にも紫陽花群落があった。

《時節・_・襍感⇔自生紫陽花探し(1)“形と色”》
愈々、紫陽花探しを始める。ここ3年は拝んでいない花達、どんな姿を見せてくれるだろう!!
期待に胸膨らませて南伊豆町へ、マーガレットラインの沿道では、植栽された紫陽花が見え始めた。
松崎町(国道136号線)から県道16号線に入る信号まで10数キロ間は、信号が2箇所しかない。
南伊豆周辺は、夏の避暑・休暇保養地、平日ではあったが車の往来は少ない。
16号線に入ると自生と思しき紫陽花が見え始め、目的の中木・小城隧道入り口で車を止めた。
数年振りだが、以前にましての健気な姿に感動、當に自然景観ではあるまいか!!
中木の先、愛逢(アイアイ)岬から見る海岸線、ジオパーク景観(柱状節理)だ。
(中木地区にあるヒリゾ浜は、本格的なシュノーケリングビーチでも有名に由)
そこから宿泊地の弓ヶ浜迄、走雲峡入り口周辺等を確認しながら宿泊地の弓ヶ浜に到着。
※走雲峡ライン※
南伊豆町石廊崎海岸地区大瀬から山間地の加納(国道136号線)に至る道。
走雲峡ラインは、昭和59年に農道(6キロメートル)として開通した。
山あいの道は、交通量も少なくは不法投棄の絶好の場所となっていく。
憂いた地元住民の尽力で綺麗な環境になったが、しばらくすると再び不法投棄が見つかった。
次なる防護策を人間の良心に訴えた。「花を植えてきれいな場所」ならごみ捨てをとどまるのでは、と。
平成14年1月より走雲峡の道路沿いに花壇造りを開始、試行錯誤の末に現況に。
花壇ではなく「自然の花」として、南伊豆に咲くガクアジサイ、ヤマアジサイを植栽。
現在、ガクアジサイ約1200本、ヤマアジサイ約500本、ヤブツバキ約100本、
他に山ツツジ、桜などが植栽されている。ここに咲くヤマアジサイ、ガクアジサイは、
すべて自生種、その種類のアジサイから自然交配が見られる様になった珍しい場所。
地元住民の愛情のこもった活動により、沿道の美化、紫陽花の勇壮な姿が見られる。
更には、「桃源郷」にと休耕田を使って、棚田にハス池作りがはじまった。
平成15年2月、17アールの棚田状のハス池8面とスイレン池1面の整備が完了。
棚田には、高さ3メートル、長さ13メートル、幅1・8メートルの太鼓橋「蓮華橋」、
観賞・休憩所「かのう屋」(地名「加納」と「やれば何でも可能だ」との掛詞)が建設された。
地元民の努力で「桃源郷・里山づくりネットワーク」が結成され、現在に至っている由。
(棚田状の蓮田、現地は、未だ拝見していない)

「2019/06/11南伊豆町」
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“継ぐ形・・創造するGerden!?!”《襍観・/・凡声19-6》

小丘より見る富士山。
芝生には、天幕をはって楽しむ家族連れが見える。

《時節・_・襍感⇔“やぶにらみ^^)5・・meadow!?!”》
自然保護、古都保存法、ナショナルトラスト、歴史的環境=昭和30年代~40年代。
緑濃い日本国土を活かす施策を国民レベルまで下げて考え始めた半世紀まえ。
戦後、日本の自然保護運動は、独逸(当時の西独)の郷土愛的自然保護思想が大きく影響した。
“古都鎌倉”と呼ばれ往古の首都である鎌倉は、半世紀前までは自然環境豊かな所であった。
そんな自然環境を壊して宅地化することに異論を持って始まった自然保護・保全思考。
同じ頃、“山間部のダム建設”有名な黒四ダム等、発電の検討・検証が成されていない。
そして、戦後の自然保護の象徴的出来事“尾瀬の保全運動”特筆すべき山小屋主人平野 長靖さんの尽力。

日本の自然保護、高度経済成長の中での疑問が原点と思える。
自然環境破壊が、街中にまで及び、伝統文化の破壊と相俟ったのが、鎌倉“御谷騒動”であった。
この騒動での影の功労者は、当時の神奈川県知事、内山岩太郎氏である(余り知られていないが)。
尾瀬を救った初代環境庁長官、大石武一氏の英断を引き出した、平野 長靖さんの凄絶な戦い。
日本の自然保護の原点的存在の鎌倉市域だが、今や観光優先で文化の継承が蔑ろにされている。
一方で、新たな公共的公園を目指していると思える公園に平塚市の花菜ガーデンがある。
西欧、特に英国で云われてるか!?!・・・“meadow”直訳すれば牧草地、草原。
一般的に旬を愛でる植物園だが、草原的風情・情感を見せる美しい庭、花菜ガーデン。
「花菜ガーデン」のパノラマ的大花壇は、斜面いっぱいに花咲く草原、丘陵を想像させる。
自然の生態系だけでは、美しく管理するのは難しい。景色を自生種と園芸種を調和させる。
《花と緑のふれあいセンター「花菜ガーデン」》と標榜されてるように、
春から初夏にかけて次々と花が咲き誇るメドウがあり、移り変わりを楽しめる。
早めに咲き出したリナリア(和名はヒメキンギョソウ)、繊細な茎が風になびく風情は美しくも優しい色。
4月中旬にはヤグルマギク(セントーレア)が咲き誇っていた。芝生とのバランスが実に良い。
次に顔を見せるポピーの赤や黄色、斜面が様々な色に染まり一段と華やかになる。
輝くようなオレンジ色のポピーは、カリフォルニアポピー(和名ハナビシソウ)。
毎年、種をミックスして蒔いているそうだが、諸条件で自然な風景にできあがる!!
遠くに富士山が見え、園芸種が調和してる。管理している人々のセンスが見て取れる。
桜並木を堪能して奥のチューリップなどの球根と色々な春の花が見事に共演していた。
5月に訪れた「花菜ガーデン」薔薇園に1540品種、約2630株が植栽されている由。
オールドローズ、クライミングローズとシュラブローズ、モダンローズ、野生のバラ等、
種類ごとに纏められ、トレリス、アーチ、パーゴラ、ブッシュと様々な仕立てが観れる。
夏には、濃淡ピンクが入り混じるサルスベリの艶やかな花が、夏の暑さに負けずに花を咲かせ魅せる。
花菜ガーデンの夏の花、サルスベリ群の名所となるだろう。色々なサルスベリが観れる。
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“迫力、而して魅せる花々!!”《森羅・/・万象19-48》

クレマチス(全般)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis sp.
(固有の花名があるが、特定できないので総称のみ)。
クレマチス・パンテス系八重咲き(雪おこし)??
色的バランスがいい(全くの自然体?)
綺麗な共演。



バラ(全般)  バラ科(Rosaceac)

《時節・_・襍感⇔“華の共演”》
紫陽花映えの季節がやってきた。皐月晴れ、否、真夏を想わせる陽気の5月だった。
元号が変わった5月、平常の生活であって良いのだが、異国の友達から問いは多い!
せわしなく対応していたら、早、入梅してしまった。
半月ほど前、所要の途に関心ある公園に寄った。人気の薔薇の香りを楽しみに!!
散策者の多さに驚く、薔薇の種も増えたような気がした。丁寧に・・一寸つかれた。
春の薔薇達、見応えあったが、この季節は「クレマチス」の季節でもある。
クレマチスはキンポウゲ科、センニンソウ属の原種、栽培種の総称。
古くから日本で栽培されている中国原産の大輪花クレマチスを鉄線花と呼んでいた。
その大輪花をテッセンと呼び、日本在来種の大輪花(Clematis patens)をカザグルマと呼ぶ。
センニンソウ属は世界に約300種も原種があり、日本の在来種も多数ある。
カザグルマ以外にセンニンソウ、ボタンヅル、ハンショウヅル、クワノテ等多数ある。
園芸品種は、更に多く一重、半八重、八重、鐘形やチュリップ咲きなどもある。
開花時期、春咲き・夏・秋咲、冬咲き、四季咲きがあるクレマチス。
同様に春咲き・秋咲きがある薔薇の数々。そしてクレマチスとの共演は、みごとだった。
「花菜ガーデン」を管理している職員・ボランティアの植物愛好家、諸氏のセンスが光る。
薔薇ガーデンの中の「モダンローズ」は、20世紀に最も広く栽培されたバラである由。
四季咲き性で、オールドローズに比べて花色が多く、花びらが外側に反り返り、
花の中心が高くなる剣弁高芯咲きなど、整形的で洗練された印象を受けるものが多い。
1800年代に作出された初期の品種から近代に至る品種を展示し、
特に近代のバラは色別に配置して多彩なバラの世界をご紹介している。
春から秋まで繰り返し咲く四季咲きのモダンローズの中で特に香り高いバラを集めていた。
シーズン中の早朝は、香水のビンを溢した様な芳香が、特別な空間を作り出していた。
迷路状に配されたフェンスに絡むクレマチスと一緒に楽しめた。
---花菜ガーデンHPより文章を拝借-ーー

「2019/05/19花菜ガーデン」


#植物

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“小さな花9!!”《森羅・/・万象19-47》

オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭) キジカクシ科(Asparagaceae)
学名:Ophiopogon planiscapus Nakai
別名:オオバリュウノヒゲ(大葉竜の髭)

《時節・_・襍感⇔“爺には見づらい小さな花2”》
オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭);キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。
根出葉の間から高さ20~30㎝位の幅太くしっかりと立ちあがる花茎を出す。 
葉は、線形で根出し高さ15~30㎝、幅4~6㎜、厚みがあって丈夫に見える。
花茎の上部に穂状花序を付け小花を下向きに咲かせる。白い金平糖のように見えるが??
花弁は6個で6㎜位、淡紫色~白色。雄蕊べ6個、花糸は短く葯は黄色、細長く先が尖る。
別名の大葉竜の髭は、線のように細い葉の形を竜(蛇)の髭(くちひげ)に喩えた。

「2019/06/05泉の森」
#植物

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“小さな花8!!”《森羅・/・万象19-46》

ザクロソウ(石榴草)  ザクロソウ科(Molluginaceae) 
学名:Mollugo stricta L. Mollugo pentaphylla auct. non L.
Trigastrotheca stricta
目一杯、拙者してみると可愛い花である。

《時節・_・襍感⇔“爺には見づらい小さな花”》
ザクロソウ(石榴草);
和名由来は、葉がザクロの葉に似る?だが葉が車状という以外は全く似てないのでは??
茎は、よく分枝して斜上する。葉は光沢があり上部の葉はときに対生しやや小さい。
下部の葉は3〜5輪生し、倒披針形鈍頭または鋭頭、長さ1.6〜4.5cm、無柄。
茎頂又は葉腋に集散花序を出し花柄は細くて長く小花柄は長さ1.5~6㎜位。
花は直径約3㎜前後で花弁がなく、白緑色の花被片5個が花弁のように見える。
花後下を向く。苞は小さく膜質。花被片は、黄緑色。雄蕊は3〜5個、雌しべ1個。
よく似たクルマバザクロソウは茎が丸く葉に光沢がない。
4~7個偽輪生し、根生葉がロゼット状になり、花が葉腋に固まってつく。

「2019/06/05泉の森」
#植物

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“庭の十薬花・・・乱舞する野の花!!”《森羅・/・万象19-43》

ドクダミ(毒矯み、毒痛み) ドクダミ科(Saururaceae)
学名:Houttuynia cordata
別名:十薬(ジュウヤク)
《額に入れて飾りたくなる姿》

《時節・_・襍感⇔“観察の花々5!?!”》
ドクダミ(毒矯み、毒痛み);
毒と名付いてることもあってか、毛嫌いされるが、本来は解毒・痛み止め薬の意。
特有の臭いだが、民間薬として薬効が10種もあることから十薬とも云われる。
毒矯みは、乾燥させると臭いは消え、ドクダミ茶になる。
地下茎は白く長い。全体でほぼ無毛。茎は赤色を帯びる。葉は互生、暗紫色を帯びる。
心形で鋭尖頭の葉。茎頂に近い葉脇に多数の花をつけ穂状の花序をつける。
花弁のように見えるのは苞葉(ホウヨウ)、または総苞(ソウホウ)片と称されている。
本当の花は、苞葉上にのっている筒状の花穂に咲く小さな淡黄色の突起部分。
この黄色い花は、 トウダイグサ等と同じで「無花被花(achlamydeous flower)」と呼ばれ、
花弁や萼の無い花のこと。淡黄色の突起に雄しべと雌しべがある。
この花が咲くと梅雨まじかと告げてくれる。紫陽花の季節到来である。

「2019/05/20居所」



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“里山の今・・・眩しい野の花!!”《森羅・/・万象19-42》

ハクチョウソウ(白蝶草) アカバナ科(Onagraceae) 
学名:Gaura lindheimeri Engelm. et A.Gray
Oenothera lindheimeri (Engelm. et A. Gray) W. L. Wagner et Hoch
別名: ヤマモモソウ(山桃草、中国名)、ガウラ

《時節・_・襍感⇔“観察の花々3+1^^)!?!”》
ハクチョウソウ(白蝶草);
拙宅で見るサギソウ、鳥の鷺を想わせる事で名前が付いたと資料にある。
この白蝶草は、字のごとく鳥ではなく蝶の羽根を広げた姿から付いた名前に由。
穂状に咲く小花が風にそよぐ姿は、白い蝶が群れ飛び舞う優しい風情感がある。
ハクチョウソウの4弁、雄蕊が長くたれ下がる姿は、まさに蝶のように映る。
学名は以前はヤマモモソウ属(ガウラ属の)Gaura lindheimeriとされていた。
現在はマツヨイグサ属の中のgenus Oenothera sect. Gaura に入れられ、
Oenothera lindheimeri.。和名はヤマモモソウだが、普通ハクチョウソウと呼ばれる。
明治時代に渡来、観賞用に栽培、花がピンク色等、園芸品種は、多数、葉に斑入りもある。
根茎があり茎高100㎝位、茎には短毛があり直立し多数の分枝を持つ。
葉は無柄、基部でロゼット状になるものもある由、茎葉は互生する。
葉身は細かい毛があり披針形で縁に粗い鋸歯がある。花壇等での景観植物になる。
観賞用に栽培されたのが、G・リンドハイメリ(Gaura lindheimeri)であった由。
白色の花弁だが、古くなるとピンク色になり、妖艶に映る。

「2019/05/16ふれあいの森」


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“里山の今・・・樹々の花!!”《森羅・/・万象19-41》

ハクチョウゲ(白丁花) アカネ科(Rubiaceae)
学名:Serissa japonica (=S. foetida) Thunb.
別名: リクゲツセツ(六月雪・中国での呼び名)

《時節・_・襍感⇔“観察の花々3^^)!?!”》
ハクチョウゲ(白丁花);
よく生垣に利用されおなじみの園芸樹。ハクチョウは「白鳥」ではなく「白丁」。
葉の形が チョウジ(丁子) の葉に似てる事で命名、革質で光沢があり長楕円形の葉。
高さ100cm位の常緑小低木。細い枝を分枝して横に広がり若枝は黒紫色で短毛がある。
葉脇に出る短い枝先に1-2個白色で裏側が淡紅紫色で、花冠が漏斗状の花を付ける。
中国原産で日本では沖縄・九州長崎県に自生がみられるが、絶滅危惧ⅠB類 (EN) 。
『花壇地錦抄』(1695)巻三「冬木之分」に、「白頭花(はくてうげ) 木通夏初中。
花白クちいさし。葉ハつげの如ク、から白丁花ハ花八重にて見事」とある。
英名では、June snowと言うらしい。西欧での季節感、づれが、わかって楽しい。

「2019/05/15泉の森」
#植物

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“里山の今・・・控えめな野の花!!”《森羅・/・万象19-40》

ギシギシ(羊蹄) タデ科(Polygonaceae) 
学名:Rumex japonicus
「羊蹄」と書いて「ギシギシ」と読む。穂を擦ると「ギシギシ」と音がすると言う説があり。
春から秋まで花を咲かせ、大型で成長力の強い野草(茎高60〜100cm)。
近似のナガバギシギシは葉縁が細かく波打つ。
アレチギシギシ、エゾノギシギシやコギシギシは果実の形で違いがある。

《時節・_・襍感⇔“観察の花々2^^)!?!”》
植物相と言う意味で俗に云われる「雑草」とて野草に変わりない。
それ以上に雑草と言われる野草に実益がある^^)。自然界は公平か!!
道端や公園のすみっこに生えてる『ギシギシ』も役立つ野草だ。
この草の茎って酸っぱい、子供達が、噛んで見たりして遊んだ、と資料にあった。
根っこは朝鮮人参のようで、実は『羊蹄(ようてい)』という漢方薬。
根っこの汁は皮膚病に効き、やさしい下剤としても使われた由。
太い根を掘り集め、洗って小さく刻むと断面はキレイな黄色。
これをコトコト煮てそのまま染めると鮮やかな黄色に染まり、灰汁を通すと橙色。
鉄媒染すると渋いグレイに染まる。科学では出せない深~い神秘的な色になる。
絹糸の光沢と染め色で銀色に輝く。雑草等と言えまい。なんと“上品”な色香。
「2019/05/06泉の森」


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“里山の今・・・魅せる野の花!!”《森羅・/・万象19-39》

コナスビ(小茄子) サクラソウ科(Primulaceae)
学名:Lysimachia japonica
庭の隅や道端、草原に普通に見られる。茎に軟毛があり、地面を這って四方に広がる。
葉は対生、広卵形。春に葉脇に直径5~7㎜の黄花を付る。萼は5裂、花弁の間からのぞく。
テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科(Apocynaceae)
学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai
別名・別読み: マサキノカズラ(柾葛)
暖地に見る常緑低木。茎から根を伸ばし、他の樹木や岩に絡み付く。
白花は、芳香を持つ、先が深く5裂した合弁花。

《時節・_・襍感⇔“「令和」観察の花々1^^)!?!”》
神奈川県のへそといえる「ふれあいの森、泉の森」周辺は、植物相が厚くなった。
調整池を囲むように整備が進むと同時進行で自然環境もできつつある。
この周辺は、かつては、谷戸田がならび、稲作が行われていた土地であった。
流域の都市化が急速に進み、雨水の流入量が多くなり水害が多発していた。
昭和57(1982)年に、貯水池の機能をもたせ調整池が出来た。
調整・治水機能を備え、湿地の特性・周辺樹林地と一体となす水辺空間が見れる今。
そんな所の一部を改良工事、近くのキンラン・ギンランが心配だったが、無事だった。
自然界は、強固だね。「令和元年」にして植物観察も新たに記録し直そうと思う。
1982(昭和57)年「泉の森」整備が始まった。県内公園中でも植物相は、濃い方だ。

「2019/05/06泉の森」





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