《 “セピア色!?!”❖ 20-30❖》

小田原フラワーガーデン・河津桜。「2020/02/26」
とても綺麗だった(曇っていたが)河津桜。
訪れた時は、盛りを過ぎた梅の樹だったが、風情はあった。
梅・淡路枝垂れ種「2020/02/26」
小田原フラワーガーデンは、梅育成している所でもある。
見事な「谷の雪」種だった。
梅・豊後性ー叡山白種
梅の園・・風情あったが表現が??
熱海・坂町!!「2020/02/26」
熱海・坂町の寺桜!!「2020/02/26」
熱海・坂町の寺桜!!「2020/02/26」

《 “樹花(10)・_・春めいて!!⇔”朴訥・/・視感》
“Acidum silicicum”セピア色を意味するラテン語。日本では死語だが!?!
西欧では、文系学究者間では共通語だった。爺には懐かしい事の一つである。
植物等の学名も殆どがラテン語であり植物観察者としては、必須語である。
先日、古い白黒写真が茶褐色化“セピア色”しているものが出てきた。
“セピア色”視感的には、色が白黒単色の変化だがより渋いと言いえようか。
それを見て(懐古的)、モノクロームを意識して撮影をしてみようと出掛けた。
本来なら露出は、的確に目の前の色彩を忠実に撮る所であるが、遊んでみた。
セピア調とは、茶褐色もしくは暗褐色のモノトーン→モノクローム色調のこと。
茶褐色・暗褐色の色調を主体とした色合いだが、写真等の経年劣化で変化する。
モノクロ印画紙に見られる現像直後では青暗色の濃淡で表現されていた。
画像の経年劣化で劣化に従って白部分は黄変、暗部分は赤褐色へと変化する。
感光材や紙の化学変化によるのだが、古くなるほど変化は顕著化する。
意図的に映像を処理することにより似たような風合いを出すことも出来る。
以前は、薬品で印画紙を劣化させたり、感光材を工夫しセピア調を創りだしたりした。
銀塩写真とは、銀塩(ハロゲン化銀)を感光材料として使用する写真である。
今主流のデジカメでは、撮像素子によって様々な表現が出来る様になってきた。
銀塩写真時代には、プリントで色調を調整したが、
専用フィルム「セピア調400」というフィルムが製造販売されていた。
*      *       *      *      *
新しいデジカメが次々と発表されている。植物撮影に必要・厳密な色表現。
観た植物そのものを素直に表現(色)する撮像素子(好みだが)。
諸々を思い、機種を絞るのも大変だが、これまた楽しい。
オートフォーカス精度が上がり、手振れ防止も益々効く様になった。
そんな中で、手動でピント合わせ、手振れ防止もないデジカメで撮っている。
これは、集中力を如何に高められるか(老人ボケ防止^^)のこだわりだ。
自分のセンス・技量は度外視にして、ただただ楽しんで、自己満足。
感覚的に、“セピア色”を意識して撮ってみたが、???
今年の課題にしようm(._.)m(^з^)。 
#ブログ #植物

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《 “桃色”!?!❖ 20-29❖》

モモ(桃)   バラ科(Rosaceae)
学名:Amygdalus persica L.
Prunus persica (L.) Batsch



お雛様を飾らなくなって、久しい。
年に一度、風通ししないとって思うのだが、今年も出さずじまいだった。


《 “樹花(9)・_・春・雛祭・桃!!⇔”朴訥・/・視感》
モモ(桃);
往古より栽培されて来たが、野生化もしてる。果樹として、又、観賞用植栽もされている。
桃木の寿命が20年位と短いので桃花の名所は、余り聞かない。
桃は、初春の花として僕好みの花である。「桃源郷」と言われるように群落は洒脱だ。
季節感や風流さを感じる。今日は、桃の節句。枕草子 第四段三月三日に、
「三月三日は、うらうらとのどかに照りたる。桃の花のいまさきはじむる。
柳などをかしきこそさらなれ、それもまだまゆにこもりたるはをかし。
ひろごりたるはうたてぞみゆる。
おもしろくさきたる櫻をながく折りて、おほきなる瓶にさしたるこそをかしけれ。
櫻の直衣(なほし)に出袿(いだしうちぎ)して、まらうどにもあれ、
御せうとの君たちにても、そこちかくゐて物などうちいひたる、いしをかし。」
久し振りに文庫本を開いてみた^^)。

#ブログ #植物

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《 “鮮橙黄色”!?!❖ 20-28❖》

ハナサフラン(花サフラン)   アヤメ科(Iridaceae)
学名:Crocus vernus (L.) Hill
別名・別読み: クロッカス、ハルサフラン

《庭草花(1)・_・初春⇔寒咲きクロッカス??》
ハナサフラン(花サフラン);
秋咲きサフラン、春咲きクロッカス(ハナサフラン)、 クロッカスクリサンツス冬咲き種。
園芸種は、数知れず。沢山のハイブリッドがあり、Dutch hybrid等と呼ばれている。
ハイブリッド種は比較的花が大きく、春に咲き、観賞用に栽培される。
小花で冬から開花するゴールデンクロッカス Crocus chrysanthus(黄色系統原種)、
秋咲き原種、園芸種等々、日本ではクロッカス属全体をハナサフランと呼んでいる。
ハイブリッドはDutch crocus、large flowering crocus、giant crocus、spring crocusと云う。
花は、3週間ほど咲き、夜に閉じ、朝に開き、曇りや雨では開かない。

キバナサフラン;(yellow crocus ) Crocus flavus Weston= Crocus gargaricus Herb.
開花は秋又は早春。花に芳香があり、鮮濃黄色、ワイングラス形。

ゴールデンクロッカス(寒咲きクロッカス);
Crocus chrysanthus (Herb.) Herb (snow crocus, golden crocus) 。
ハナサフランより花や球茎が小さく、開花は早春。花は鮮橙黄色、椀形。

サフラン; Crocus sativus L 地中海東部原産。、英名は saffron , saffron flower。
 花柱と柱頭の黄色の染料(saffron dye)が薬用、料理に使われる。秋咲き。

サフランモドキ;Zephyranthes carinata はメキシコ原産。紅紫色の花で夏咲き。

イヌサフラン(コルチカム) ;Colchicum autumnale ヨーロッパ中南部から北アフリカ原産。
9月頃、ピンク色の花を束生する。


#植物

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《 “キリッと立つ、かわいい花”!!❖ 20-26❖》

ペチコートスイセン ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Narcissus bulbocodium L.
別名:笛吹き水仙、ゴールデンベル。
(後ろのオオイヌノフグリもかわいい^^)。
実にかわいい、魅了され、その場を離れられなかった!!

《 “原種系水仙”花暦・_・草(3)》
ペチコートスイセン ;
黄色い ラッパスイセン に近い仲間で、ペチコート風スカート状の花。
日本では、殆どが園芸種だが、原種系水仙の一つ。
ヨーロッパ南西部で自生が見られ、世界中で広く栽培されている。
園芸品種の分類ではBulbocodium Hybrids Daffodil (ブルボコディウム系)。
英国王立園芸協会の分類ではブルボコディウム水仙として独立している。
花色は黄色~白色、副花冠が花被片より大きいので笛吹き水仙とも云われる。
多年草で球根は類球形、球根から伸びる鞘は長さ1~7㎝。
葉は2~4本、線形で縁は断面が半円形、ときに下側に縦の溝がある。
花茎は花が単生、円筒形、中実、平滑又は少し斑点があり、緑色の条線がある。
苞は、披針形、基部は2㎝まで鞘になり、膜質、薄い栗色、ほとんど透明。
花柄は、真っすぐ、断面は円形。花被筒は、先に向かい次第に広がる。
*      *      *      *      *
所要で熱海へ。でも泊まる所にいつも??今回こそはと、探した。
比較的新しい宿を探してみた。温泉もさることながら食事だ。
そして探し当てた宿、素朴だが実に僕好みの宿だった。
気分よくして、今回は、、、いいか、と思った「熱海梅園」にも寄った。
イベント中なので、混雑してるだろうと一寸ためらったのだが、、、!!
入園してまずは、売店を出してる「常盤木羊羹」へ^^)。
本店では売っていない「お茶」が目的でもあった。
ここで出してくださる粉茶(粉末茶ではない)が、とっても美味い。
そして、今ひとつ以前から気になっていた花と出会えた!!
それが「ペチコートスイセン」。やっと会えた。。。!
来園者の殆どは、梅・早咲き桜に目が行ってるやに感じたが。
地表に楚々と立っている姿に、只々見入ってしまった。
そして隣の近代を代表する芸術家、澤田政廣の記念美術館によった。
今回は、芸術家と和食職人の粋に接することが出来、実に楽しかった。
熱海の街中も散歩できた。見かけた殆どが日本の方、やはり!?!
「2020/02/27熱海梅園」
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《 “薄紅色”!?!❖ 20-25❖》


《庭樹花(1)・_・春⇔椿!!”》
昨夜半から降っていた雨も上がり、垣根を見ると椿が咲き出していた。
沢山の蕾が見える。しばらくは眼を楽しませてくれるだろう。
*      *      *
コロナウイールスが広がりだした。対処・処置を徹底してほしい。
国会・マスメディアは、もっと真摯に報道してほしい。
異国からの問い合わせに絶句する。個人的な活動もできなくなってきた。
悲鳴・絶句だ。
#ブログ #植物

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《 “思いもよらぬ光景”!!❖ 20-24❖》

泉の森の中、こんな感じで工事が進んでいた。
掘り返された所は、土筆が沢山見られた所。
昨年は、こんな光景があちこちで見られたのだが!!
スギナ(杉菜) トクサ科(Equisetaceae)
学名:Equisetum arvense

《 “大丈夫か??草花たち” 朴訥・/・視感》
スギナ(杉菜);
ツクシ(土筆)は、スギナの胞子茎、シダ植物である。
ツクシが成長するとスギナになるわけではない。
ツクシは、胞子を飛ばしたあとは枯れてしまう。
ツクシは、平地や山地に普通に見られ、地上茎は食用にもなる。
後に出るスギナ(栄養茎)は、節で枝分かれし内部は中空。
葉は退化して節の部分に鞘状となっている。俗に云う袴(はかま)は、葉。
正しくは「杉菜(すぎな)」の 胞子茎(ほうしけい)が土筆。付子とも書く。
土筆に引き続いて細い線状の 緑の葉っぱが出てくるのがスギナ。
土筆は、茶色の胞子茎。杉菜は、 緑色の細い葉。両方とも地下で つながる。
スギナ(栄養茎)が、春先に出す生殖用の茎(生殖茎/胞子茎)が「ツクシ」。
地上に見えてる部分だけ観てると別々の植物と思える。
ツクシの頭が土の中から見え始めると、春を感じる。
スギナの胞子茎がツクシで、ツクシという植物名があるわけではない。
*     *     *     *     *
泉の森のなかに引地川の水源地があり、配水池(大和ポンプ所)もある。
周辺樹林が一体となって水源涵養林(かんようりん)になっている。
今、配水池周辺が工事中。必要な工事だろうが、植物には??
消えてしまうのか、と心配する稀少植物もあるのだが、、、。
毎年見られた、土筆・杉菜群落は、全滅しそうだ!?!
表土が掘り返されてしまった。雑木林との境目辺りが今後どうなるのか??
観察を続けないと、と痛切に思ったが、それよりも何処か、わびしい。

「2020/02/21泉の森」
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《 “かわいい花”!!❖ 20-23❖》

ハキダメギク(掃溜菊) キク科 (Asteraceae /Compositae) 
学名:Galinosoga ciliata (Raf.) Blake
Galinsoga quadriradiata Ruiz et Pav.

《 “ハキダメギク”花暦・_・草(2)》
ハキダメギク(掃溜菊);
明治時代に日本に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。
空き地道端、庭等に生え、外来侵入植物に指定されている。
牧野富太郎博士が世田谷の掃き溜めで発見した故の命名。
茎や葉がけっこう毛深く、総苞片には腺毛がある。
根元近くから二又に分枝、葉は対生、卵形、有柄、縁に鋸歯ある。
類似同属の「コゴメギク」は、花弁が小さく、全体に毛が少ない。
頭花は、5mm程度で目立たないが、3つに割れた独特の白い舌状花。
繁殖力が強く、群生する。人間にとっては、少々困った植物でもある。
春先から咲く花だが、最近は今、冬にも咲いている。気温変動故か。

「2020/02/19大和市西鶴間」
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《 “食材が見えた里山”!!❖ 20-21❖》

フキノトウ(蕗の薹) キク科 (Asteraceae /Compositae) 
学名:Petasites japonicus (Sieb. et Zucc.) Maxim.

《 “フキ・蕗・苳・款冬・菜蕗”花暦・_・草(1)》
日本原産だが、北は樺太、朝鮮半島・中国でも見られるとある。
北海道・足寄町の螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するラワンブキ。
高さ3mにも達する。かつては、馬に乗ったまま下をくぐったと伝わる。
秋田県には、2mほどにも伸びる秋田蕗が有名である。
画では北斎が、北斎漫画でフキの下で遊ぶ男たちを描いている。
野菜としても出回る栽培種。主な品種として愛知早稲や水フキ。
栽培種は、苦みが少なく調理し易い。水フキを「タニフタギ」とも呼ぶ。
ふきのとう(蕗の薹・蕗の花を指す)は、蕾みの状態を意味している。
それを摘み取り、天ぷらや煮物・味噌汁・ふきのとう味噌等に調理する。
一般的には、花が開いた状態になったふきのとうは食べない。
細かく刻み油味噌に絡める「ふきのとう味噌」などには利用されている。
蕗の薹の茎部分を軽く灰汁抜きし肉や刻んだ油揚げ、糸蒟蒻等で煮付けで頂く。
葉柄は、重曹や木灰等を入れた熱湯で灰汁(アク)抜き煮物や炒め物に。
生のまま塩や塩糠に漬け込み保存、調理前に煮て流水で塩抜き、
煮物や炒め物にする。このように処置しておくと冬の間にも利用できる。
醤油と砂糖で濃い味の佃煮にしたものを「きゃらぶき」と言い保存食・常備菜となる。
繊維質やミネラルが豊富で、昔は冬の野菜不足を補う一般的な山菜であった。
秋田フキなどの大型のフキは茎の中の空洞も大きい。
身欠きニシンや細切りにした薩摩揚げ等を好みで詰めものとして煮付けても良い。
蕗の薹を、青森の津軽弁では「ばっけ」、秋田弁では「ばっけ」「ばんけ」、
山形の庄内弁では「ばんけ」、アイヌ語「マカヨ」と言う。
アイヌ語でフキは「コロコニ」又は「コルコニ」と発音する由。
フキの葉の下に住む妖精の「コロポ(ボ)ックル」のコロはフキを示すに由。
蕗の薹は、植物としては フキ(蕗)だが、早春の山菜としておなじみ。
花が開くほど苦味が強くなるので、生で食べるには花の開く前が良い。
がしかし、高温の油で苦味が少なくなる。天麩羅には咲き始めの花が美味。
*       *      *      *      *
山の沢筋、河川の中洲や川岸、水辺で風が余り無い土地を好み自生している。
近縁種は、世界に広く分布しハーブとして利用もされている。
フキの花は雌雄異株。雄株の雄花茎は雌株の雌花茎より低い。
花色は、普通、黄色を帯びているが、雌花茎の花は白色~帯紫色。
根茎は地中を這い地中に枝を伸ばし膜状の惰円形の鱗片があり多くのひげ根をつける。
中空の葉柄を食用とし、若い花茎がフキノトウである事は上記した通り。
(上記は、我が家にあったメモを抜粋したもので不正確かも知れない)
*       *      *      *      *
春を感じさせる里山に散歩に出掛けた。落ち葉が少なくなり枯れ枝が目立つ。
地中は、メタボリズムの真っ最中なのだろう^^)。
毎年、ほぼ規則正しく姿を見せる植物達。人間にとって害ある花もある。
それらと付き合う処方はあるだろう。でも園芸種とか改良種が多すぎないか。
人間が、勝手に都合良く変えて良いものかって、思うことがある。
花ではないけど、果実の味が均一すぎる気もする。
甘い・酸っぱい等々、色々あるから良いのではないかって思っていた。
改良せず、自然体的果実が市場に出てきたのは何故か!?!
里山の片隅に「蕗の薹」を見つけて、今年も会えたって。春近し。
帰宅して、「蕗」をしらべていたら。。。斎藤茂吉の歌を見つけた。
*      *      *
蕗(ふき)の葉に丁寧にあつめし骨くづもみな骨瓶(こつがめ)に入れしまひけり
(斎藤茂吉「死にたまふ母」(1913)より。『赤光』所収)
十尺(とさか)よりも秀でておふる蕗のむれに山がはのみづの荒れてくる見ゆ
(これはアキタブキか??1932志文内,斎藤茂吉『石泉』)
まぼろしに現(うつつ)まじはり蕗の薹(たう)萌ゆべくなりぬ狭き庭のうへ
枯れ伏しし蕗にまぢかき虎耳草(ゆきのした)ひかりを浴みて冬越えむとす
(1937「庭前」,齋藤茂吉『寒雲』)

「2020/02/14泉の森」












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《 “身近な風物詩”!!❖ 20-17❖》

シモバシラ(霜柱)   シソ科《Lamiaceae (Labiatae) 》
学名:Keiskea japonica Miq.
霜柱画像・・・民家園HPより拝借。
古い画像、撮影場所、つくば市筑波山麓。

《植物風物詩(1)・_・冬⇔「霜柱」!!”》
シモバシラ(霜柱);
和名は、冬時期に枯草の茎に霜がつき、霜の柱が出来ることに由来する。
花は、秋口に付く。花冠の淡紅色品種をウスベニシモバシラという。
*       *      *
一昨日、泉の森民家園・旧小川家前花壇のシモバシラが漸く氷結した由。
シモバシラの茎自体は、冬になると茎は枯れてしまう。
と云うものの根は、活動しており茎道管に水が吸い上げられる。
その茎の根本が、外気が氷点下になると氷結し霜柱の様に見える。
だが、花姿自体も霜柱に見える、といえようか。
東京都下高尾山のシモバシラは、植物愛好家には知れたる所。
アイスキャンデーの様なもの。蝶の羽やバラの花のような形もみえる。
昨今は、気温が余り低くならないので小さめである由。
枯れた茎の周りに氷柱が見える様は、かき氷の様でもある。
「2020/02/07 泉の森・民家園」

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《 “黃色”!!❖ 20-15❖》

マンサク(満作)    マンサク科(Hamamelidaceae)
学名:Hamamelis japonica Sieb. et Zucc.
「2020/02/06泉の森」
数年前画像、横浜・四季の森公園

《樹花(8)・_・春⇔マンサク!!”》
マンサク(満作);
複雑によじれて見える花だが、4枚の花弁。早春に魅せる黄色い花。
和名の由来は山で最初に咲く花「まず咲く」、豊年満作が転じた等々。
花に近寄ってみると瀟洒であるだけでなく、よい香りが漂ってくる。
2月頃、葉に先立ち開花。前年の葉腋から短い花序を出し束生する。
萼片は外に反り返り、内面は平滑で赤紫色。雄蕊、雌蕊も同じ色。
満作の葉は、花の咲いた後に出る。葉だけでは、満作と断定しづらい。 
低木で樹皮は灰色~灰褐色、楕円形の皮目がある。枝は灰褐色。
葉芽は、扁平な紡錘形~長楕円形で柄がある。葉は、単葉で互生する。
葉身は、左右不同で菱状円形~広倒卵形。先が尖り縁は波状の鋸歯がある。
マンサクは、葉の大小や形状の相違から幾つかの変種がある。
丹沢を始め関東地方のものは葉が大きくオオバマンサクと称している。
又、日本海側では、先が丸いマルバマンサクが自生している。
外来の シナマンサクは、より早く咲き出す。常緑のトキワマンサクもある。
山地に自生してるが、公園に植栽され冬景色の中で黄色く魅せてもいる。
箱根には葉が小型の標準のマンサクがあるらしい。見てみたいものだ。

*      *      *

今日、なんとも残念で、悲しい報道があった。
北朝鮮による拉致被害者、有本恵子さんのご母堂が3日に亡くなった由。94歳。
拉致問題が、未だに解決を見ない。何とか成らないものか。
而して、近隣諸国の非人道的対処を聞くにつけ、如何ともし難く、もどかしい。
外交・政治問題以上に、マスメディアが国民の安全追求を発信しないことに怒る。
その上で、国会が国外に発信しないことにも驚く。野党は、党利党略だけだ。
国会・マスメディアが一丸となり拉致被害者の即時帰国を言い続けないのか??
国民を喚起させ、国全体が、世界に向け声を挙げるべきだ。なんとも情けない。

訃報を知った今日、慰安婦問題での民事裁判判決があった。
元朝日新聞記者・植村隆氏の慰安婦記事を「捏造(ねつぞう)」と裁判所が判断。
平たく云えば、報道機関は、事実関係を真摯に語れという事だ。
こんにちの主要報道機関の偏向、疑問に思うのは僕だけか。

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