《 緑気浴(56)“2020年暮、大小植物”❖20-112❖》

相模原公園には、子供向け可愛い塔がある。

原種シクラメン;ヘデリフォリウム。
園芸種のシクラメンに比べかなり小さい花。
公園の散歩路には、紫式部の種子がまだ見れた。
この姿を見ると冬を感じる。
《“原種のシクラメン周辺”❖2020/12/06❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
紅葉・黄葉の探索は、相模原公園で打ち止め。
例年のことだが、その理由は前回記した通り。
この相模原公園で最近知ったのが原種のシクラメン。
植栽されたものだろうが、なんとも可愛い花である。
このシクラメン、原種のCyclamen hederifoliumらしい。
塊茎(tuber)をもち、根は上と横から出て塊茎はかなり扁平。
ヘデリフォリウムの特徴、塊茎の大きさが幅24㎝に達する。
葉は、ハート形で先が尖る。hederifoliumの根は上と横から出る。
シクラメンhederifoliumは、最も普及しているシクラメン種だそうだ。
フランス南部からトルコ西部、地中海の島々の森林、岩場に自生。
ヘデリフォリウムはラテン語のヘデラ(アイビー)と葉に由来する。
葉は、通常は両側に2〜3個、ツタ(ヘデラ)の幼葉に似ている。
hederifoliumの葉柄と花の茎は外側に成長しつつ上に成長していく。
原種シクラメンの周囲は、ケヤキの高木が形よく生育している。
ドッグランもあったり子供が遊べる場所もあり落ち着いた雰囲気。
訪れると、ほっとする、心やすまる公園。
*      *      *
今年も後数時間でおわる。殺伐とした年だった。
きょうの昼間、東京の木場まででかけた。
年の瀬であっても何処か活気がなく寂しげに感じた。
来るベク新年では、良き社会に向かうよう祈り希する。
ブログるのみなさん、良い年をお迎えください。
本年は、お世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。






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《 緑気浴(55)“2020年紅葉・黄葉探し(〆)❖20-111❖》

信州・碓氷峠第三橋梁周辺の紅葉・黄葉(2020/11/11)。
樹々の色づきに少し???
信州・碓氷峠第三橋梁駐車場の紅葉(2020/11/11)。
厚木荻野運動公園・野草園前の色づき(2020/11/22)
麻溝公園(2020/12/06)
県立相模原公園・フランス公園メタセコイア(2020/12/06)
県立相模原公園・紅葉❖2020/12/06❖
県立相模原公園・黄葉(2020/12/06)

《“イロハ紅葉・楓・公孫樹・他”❖2020/11~12❖》
『季節_探訪・・時節感慨』
紅葉・黄葉行脚は、相模原公園で打ち止め。
例年のことだが、その理由は前回記した通り。
今年は、コロナ禍の為グリーンハウスも静かだった。
相模原公園は、かつての里の景観が残っている。
ゆったりと、かつての鎮守の森感があって好きな公園。
神仏混交、社寺文化がいかなるものであったか!?!
想像を膨らませ、而して日本の伝統文化を再構築“希”。
最近、紅葉・黄葉の輝きが鈍く感じる。
来たるべく年には、徐々でも樹々がより輝く事を期待する。





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《 緑・気・浴(50)“丹沢山地の麓・二”画像+編集❖20-106❖》

花の少ない季節なのに色々な小さな花が見えた。
ノジギク(野路菊)        キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
アシズリノジギク(足摺野路菊)       キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
キバナノジギク (黄花野路菊)
学名:Chrysanthemu
オオツワブキ(大石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum var.giganteum
ツワブキ(石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由。
リンドウ(竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana scabra var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.
Gentiana scabra Bunge var. orientalis H.Hara
Gentiana scabra Bunge  広義
野草園には、各所に憩いのベンチが設置されている。
ベンチの周りにはツワブキで囲まれてのどかな空間であった。
ベンチに腰掛け目の前に広がる景観、コロナを忘れさせてくれた。
《“厚木荻野運動公園・野草園(2)”❖2020/11/22❖》
『植物探訪』
ノジギク(野路菊);
リュウノウギク と シマカンギク の雑種説の如く形態が似ている。
而して アシズリノジギク、イソギク×アシズリノジギク 、 キバナノジギク等がある。
茎の基部は倒れて斜上、中部で普通3分枝し、上部で多数分枝する。
葉は互生、葉柄長は、2㎝以下。葉身は、広卵形で3~5中裂、裂片に鋸歯あり、
葉質は厚く、葉表は毛が散生、葉裏は白色の毛が見れる(灰白色・緑白色)。
キバナノジギク (黄花野路菊)は、黄花のノジギク(品種分類されていない)。
海岸沿いの傾斜地に自生、高さは60~90センチになる。
葉は広卵形で5中裂、表面は緑色で少し毛が生え、裏面は伏毛が密生(灰白色)。
茎頂や葉腋に直径30~55ミリの淡黄色の頭花を咲かせる。
アシズリノジギク(足摺野路菊);
ノジギク の変種といわれ、足摺岬を中心とした四国東南部の海岸近くに自生。
ハマギク(関東北部~北海道の太平洋側)、 オオシマノジギク(奄美諸島)も近似。
花が終わる頃にはピンクに変っていく。
イソギク と混雑した様な イソギク×アシズリノジギクの交雑種も紹介されている。

オオツワブキ(大石蕗);
ツワブキ や ホタルフツワブキ の仲間で九州の海岸近くに生育。
ツワブキより葉が大きく背丈も高いが、環境によってはツワブキと変わらない。
ツワブキ名は、葉に艶がある フキを意味し、艶葉蕗(つやばぶき)から転じた。
又、ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由(画像がそれか?)。
学名は、オオツワブキ(大石蕗)と同じFarfugium japonicum。

ツワブキ(石蕗) ;
12月になっても咲く花のひとつ、目を引く存在である。
葉は全て根生しロゼットになり、葉幅は6~30㎝位、心形葉で表面に光沢がある。
若葉は、にぎりこぶしのように丸まり灰褐色の軟毛をかぶっている。
葉の間から高さ30〜75cmの太い花茎をのばし、黄色の頭花を散房状につける。
頭花は直径4〜6cm。基部に少数の補助の苞(calyculus=副咢)をもち総苞は鐘形。
総苞片は2列につき、外総苞片は狭く、内総苞片は幅が広く、縁は膜質。
花托は平ら、鱗片は無く、蜂の巣状、浅い穴があり、穴の周りの縁に小歯がある。
外側の小花は放射状、雌性、1列につく。中心小花は筒状、両性、拡大部は5裂。
キモンツワブキ、カワリツワブキ、ウコンツワブキ、ヤエツワブキ、タイワンツワブキ、
オオツワブキ、リュウキュウツワブキ、ヤクシマツワブキ等々、判別が大変だ。


リンドウ(竜胆) ;
秋を代表する花リンドウ(竜胆)は、根や茎が非常に苦く、
熊の胆より苦いというので竜の胆嚢という意味の「竜胆」が変化したと由来する。
園芸栽培種は、沢山ある。赤いリンドウなんても開発されている!?!
クリスタルアシロ(白花にブルーの縞)、メルヘンアシロ(ピンクの花)、
ジュエリーアシロ(ピンクの花で花弁の先が白)
ロマンスアシロ(濃ピンクの花)、プリンセスアシロ(濃ピンクの花)、
恋紅(世界初の赤色の花)開花は10月初旬、
シャインブルーアシロ(ブルーの花)、安代のひとみ(ブルーの花)等々。
リンドウ属の総称であるリンドウと区別するため、ササリンドウとも呼ばれる。
茎は直立又は横倒しになっていることもよくある。
葉は対生し卵状披針形、表面は緑色、裏面は淡緑色、柄がなく茎を抱く。
根生葉はなく、茎の頂部に、筒状鐘形の花を固まって数個、上向きに付ける。
花冠は紫色、内面に茶褐色の斑点があり先が5裂する。
柱頭は2裂し、雄しべは5個。萼は裂片が線状披針形で、筒部より長い。
湿地に生える葉が細いものは、ホソバリンドウと呼ばれている。


『 時  節  感  慨 』
コロナウイルスの感染で社会は、混迷しきっている。
年末年始、どうなるのだろう!?!
週末は、小惑星リュウグウの試料が入っているとみられるカプセル話題で、
気分がいっときなごんだが、コロナ問題で印象操作かと思える調査発表があった。
『政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、
利用しなかった人よりも多く新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を
経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。』
実際に感染した者の数値的検証( Go To トラベル)の拡大検証なら分るが、
ネットアンケート形式で単に回答者の感覚を示したに過ぎない(私見)。
Go To トラベルはやめろ、と言うらしいが、単に危険だと煽っているに過ぎない。
学術会議問題同様、権威主義的上から目線の愚見としか思えない。
其れは其れだが、感染症対策の骨格、そして現状を真摯に示してほしい。
国策は、基本事項。其れに基づいて具体策を示すのが各地方自治体。
国会にして、「桜を見る会」問題を追求している時か、と申し上げたい。














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《緑・気・浴(49)“丹沢山地の麓散歩(1)”❖20-104❖》

丹沢山地の麓、荻野の地にある荻野運動公園にある滑り台^^)。
滑り台脇斜面にコスモスが楽しげに揺れていた。
コスモス(コスモス)         キク科(Asteraceae)
学名:Cosmos bipinnatus Cav.
別名: オオハルシャギク(大春車菊)、アキザクラ(秋桜)



ハコネウツギ(箱根空木)    タニウツギ科(Diervillaceae)
学名:Weigela coraeensis Thunb.



《“厚木荻野運動公園・野草園(1)”❖2020/11/22❖》
『植物探訪』
コスモス(コスモス);
秋桜というが、赤系群の中に白を配置するとバランスが良い。
茎は、直立し全体に無毛。葉は対生し2回羽状深裂し裂片は糸状。
茎頂でよく分枝し、長柄の先に多数の頭花をつける。
頭花色は、ピンク・白・紅紫等。舌状花は8個程度、舌状花の先は3裂する。
園芸品種が多く、センセーション(Sensation)、イエローガーデン(Yellow Garden)、
シーシェル(Seashell)、ダブル・クリック(Double Click)、ソナタ(Sonata)等がある。

ハコネウツギ(箱根空木);
名の由来は幹の中心が空洞に なっていることから。
幹は灰褐色。葉は対生し、楕円形~卵状披針形で細かい刺状の鋸歯縁。
ハコネウツギと呼ぶが、箱根には少なく、箱根にはニシキウツギの方が多い。
庭木・公園等でよく見かける低木。花は初め白色、次第に紅色に変化する。
初めから紅色のものは紅花箱根空木、白色で変色しないものは白花箱根空木。
花冠は、漏斗形、先が5裂する。花冠の筒部が中間で急に太くなるのが特徴。
萼は5裂。裂片は狭い披針形で先は尖る。雄蕊5個。雌蕊1個。柱頭はほぼ球形。
ニシキウツギも花色が同じように変化する。
葉柄が長さ8㎜前後。葉裏に毛が多。花冠の筒部の広がり方がなだらか。

『 時  節  感  慨 』
コロナウイルスの感染拡大で社会が混沌としている。
そんな中で、中国の要人が来日していた。何を言いに来られたか??
内容は、定かでないがあいも変わらず日本側の対応はおとなしかったようだ。
共同記者会見での日本の外相発言を聞いてみると心もとない。
先日、中国外務省の趙立堅報道官が、表明した言葉に唖然とする。
記者会見で言ったとする表現、本当に発言したのか???
「大胆にも中国の主権、安全、発展利益を損なうなら、
目を突かれて失明しないよう注意しろ」(翻訳された表現だが)。
中国首脳陣の感覚が、如何に思い上がっているかが見て取れる。
日本の外交もはっきりと自己主張をはっきりと表明すべきだ。







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《 緑・気・浴(47)“身辺近くの森散歩”❖20-102❖》

オギ(荻)          イネ科(Poaceae)
学名:Miscanthus sacchariflorus (Maxim.) Benth.
別名;オギヨシ、ネザメグサ、メザマシグサ、カゼヒキグサ



ヤマコウバシ(山香ばし)の実 クスノキ科 (Lauraceae )
学名:Lindera glauca (Siebold et Zucc.) Blume
別名・別読み: モチギ、ヤマコショウ
防災用エリアにある小池に小鳥が飛来するらしい!!キャメラマンが待機していた。
よく見る光景だが、周辺は紅葉・黄葉し始めた木々にうっとりだった。
森のなかは、今整備のため高木伐採をしている。
《“神奈川・大和市泉の森”❖2020/11/08❖》
『植物探訪』
オギ(荻) ;
見た目は ススキ とそっくり。でも生育環境が全く違う。
オギは川縁の湿地に生育するが、ススキは乾燥した山地等に生育する。
又、オギは、一つの株根から多数の茎を出すのが特徴的だ。
そして茎に竹の様な節があり、小枝が出るのがオギ。
茎(稈)の断面は円形、内部にスポンジ状の髄があって中実、中空もある。
穂先にある小穂の綿毛は、オギの方が長く色も純白で銀色に映る。
オギの茎高は、1.5m~2m位。根茎は、太く横に広がり大きな群落をつくる。
葉は、堅く平滑・無毛で縁はざらつき葉鞘は長く、成長初期では毛が密生する。
花序は穂状で長さ25~40㎝で、ススキより大きく、ふさふさしている。

ヤマコウバシ(山香ばし) ;
クロモジ と良く似た花で、若葉のころは区別がむずかしい。
ヤマコウバシの黄葉が始まった。鮮やかなオレンジに近い色になる。
枝を折ると、くすのき科の植物特有のさわやかな香りもする。
又、葉を揉むと芳香も。、別名モチギとは葉を乾燥させ餅に混ぜて食べた事。
枯れた葉が冬でも落葉せずに枝に残るので見つけやすい(春に枯れ落ちる)。
葉は単葉で互生する。葉身は楕円形~長楕円形、縁は全縁で波状になる。
解説書では、雌雄異株とあるが雌株しか見られない??不思議な木。
花弁は6個、雌蕊は1個、葯の無い仮雄蕊が9個。花は、小さくて直視できない。
枯葉(茶色)になる前に綺麗に紅葉??赤味の強い茶色、陽にかざすと鮮やか。
※     ※     ※     ※      ※
『 時  節  感  慨 』
ドイツの首都ベルリン市ミッテ区の公有地に韓国系市民団体等が設置した慰安婦像。
自民党有志議員は、同区が示した像の撤去方針を支持する声明を出した。
漸くにして自民党議員有志82人の連名で慰安婦像撤去の要望声明、遅すぎる。
「芸術作品ではなく、日本を標的とし日本の尊厳を一方的に傷つけている」と指摘。
「ミッテ区が一方的な政治的支持を示す印象を与え、
日独間の友好関係に悪影響を及ぼす恐れがある」と訴えた由。
ミッテ区の慰安婦像の設置是非は、現在、司法の場で争われている。
なんともおぞましいことだ。何故ドイツに設置するのか、理解に失っする。
市民団体「コリア協議会」とは??韓国政府との関連は???
*      *      *
ヤキモキしていた所に、11/18に日本の最高裁である判決が確定した。
元朝日新聞記者の植村隆氏が提起した「名誉毀損」民事裁判の最終判決。
日本の最高裁が、「従軍慰安婦報道の誤りを認定した」重大判決。
なのに、余り地上波では報道されていないようだ(僕が知る限り)。
↓        ↓        ↓
「従軍慰安婦」についての記事を「捏造(ねつぞう)」とされたことへの名誉毀損。
ジャーナリストの櫻井よしこ氏と出版社3社に謝罪広告掲載と損害賠償を求めた訴訟。
最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は植村氏の上告を退ける決定をした(11/18日)。
1、2審判決によると桜井氏が、韓国の元慰安婦の証言を取り上げた
平成3年の朝日新聞記事を「捏造」「意図的な虚偽報道」などとする論文を週刊誌に掲載。
この事で植村氏は「事実に基づかない中傷で激しいバッシングを受け、
家族も含め危険にさらされた」と平成27年に提訴した。
1審札幌地裁は30年の判決で「櫻井氏が、記事の公正さに疑問を持ち、
植村氏があえて事実と異なる記事を執筆したと信じたのには相当な理由がある」
として請求を棄却。今年2月の2審札幌高裁判決も1審を支持した。

従軍慰安婦の存在自体は、否定出来ない史実だろう。
だが、報道されている性奴隷内容とはだいぶ異なっていたようだ。
報道に誤り、新聞記事内容に齟齬あると日本の司法は検証したといえる。
日本自体を、過去・現在ともに貶める如くに喧騒している人々にも届いたはずだ。
今回の裁判審理内容を日本の報道関係は、何と記事にしているか!?!
過去の史実はさておき、今の日本政府は真摯に対応してるではないか。
而して、我々に誤った報道をしたとも思える関係者からの発言が全く無い。
司法に不当判決としょうするだけ。マスメディアは大きく報道しないのはなぜだ?
と不可思議に感じて余りある。報道しない自由ってあるのか、解せない。
更なるは、報道に関して拉致問題の扱い方にも不自然さを感じる。
愛知県知事リコール問題にして然り。問題の本質是非がメディアに出てこない?
報道=客観的事実って、報道・真実公平性とは如何に、と考えてしまう。 

又々、コロナウイルス感染が拡大し始めている。
感染初期に採用された判断基準・処方を今も適用しているのに疑問を持つ。
感染者数の変移よりも、発病者の現況、病状の変移、内容の変移を知りたい。
危機感を煽るのではなく、より良い施策検討をマスコミは大いに発信すべきだ。
検査数が増えれば、感染者数も増えるだろうに。
インフルエンザの危険度と比べてコロナの危険度は如何に???
そろそろコロナウイルス自体の検証、抜本的な対策を示して頂きたい。
感染防止も大切だが、感染以後の対策のほうが重要な気がする。
感染者の治療管理体制、規制・隔離管理の見直しをすべきだ(素人考え)。
生活者の個々人が、思慮深く慎重に動くしかない、と思う。
規制・規制で進めば、生活・経済は破綻してしまう、と危惧する。
※       ※      ※      ※      ※










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《 緑・気・浴(46)“向日葵&七五三!?!”❖20-101❖》

ヒマワリ会場は、田畑の一角で開催されていた。
寒川神社参道、三の鳥居近く。遠望する山は、大山。
会場入り口。
ヒマワリ(向日葵)      キク科(Asteraceae /Compositae)
学名:Helianthus annuus L
別名: ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)
この周辺では、柿も栽培されている。



寒川神社は、由緒ある神社。
当日は、七五三のお祝い詣での家族連れで賑わっていた。
境内には、記念植樹がいろいろとある。
《“神奈川・寒川神社周辺”❖2020/11/08❖》
『植物・神社探訪』
ヒマワリ(向日葵);
茎の柔らかい若い時期に太陽の動きに合わせて花の向きを変える。
茎は直立し剛毛がある。葉は、茎葉互生、葉身は披針状卵形~卵形。
基部は楔形~類心形、又は心形~鋸歯縁。葉裏は、剛毛状で腺点もある。
頭花は1~9個。総苞は半円形又は広がる。総苞片は、卵形~披針状卵形。
花弁は大きな1つの花のように見えるが、実際は頭状花序と呼ばれる。
多数の花が集まって1つの花の形を形成している(キク科植物の特徴)。
外輪の黄色い花弁を「舌状花」、内側の花弁がない花を「筒状花」と区別。

今回、観る事ができた向日葵は、ヒメヒマワリ系の向日葵と思う。
(ヒメヒマワリ学名:Helianthus debilis subsp. cucumerifolius)
ヒマワリ属の種類は、多種。主催者スタッフの説明では特定できなかった。
Helianthus debilis Nutt.  ヒメヒマワリ(広義)系ではないか!?!
だが、ノヒマワリ(Helianthus decapetalus L.)との交雑種のようにも思える。
今ひとつコヒマワリ(Helianthus x multiflorus L. )があるが。。。??
ヒマワリの栽培品種に至っては数百種の栽培品種があるらしい。
会場の向日葵、9月中旬に種をまき、育ったヒマワリだとか(寒川町宮山)。
スイートピーの産地等で知られる「花のまち」寒川で力を入れているイベント。
寒川町観光協会は、「冬のヒマワリ」の無料摘み取りイベントも開催していた。
今年は、コロナウイルスの影響で摘み取りイベントは中止のようだが。。。!
畑に約4万株、膝丈までと背の低い花。夏と比べてかなり小柄だが、可愛い。
中にグッドスマイル(ミニヒマワリ)と呼ばれる人気品種と思しき種もみえた。
イベントには初めて訪れたが、面白い向日葵だった。
その後、寒川神社へ、七五三のお参りに訪れている家族連れで賑わっていた。





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《 緑・気・浴(45)“西欧・・異文化の日!?!”❖20-100❖》

花菜ガーデン入り口。
案内アマビエ人形。
クロード モネ Claude Monet; S シュラブ 2012フランス 作出者Delbard
ポール ボキューズ Paul Bocuse;S シュラブ 1997フランス 作出者Guillot-Massad
アイズ フォー ユー Eyes for You;F フロリバンダ、 2009イギリス 
ハロウイーンをイメージした創作物!!
久し振りに拝んだ夕暮れの富士嶽。
《“平塚・花菜ガーデン”❖2020/10/31❖》
『植物探訪』
ハロウイーンの10月31日、久し振りに平塚の花菜ガーデンを訪れた。
園入り口から広がる広場前にアマビエ風カボチャ人形が出迎えてくれる。
疫病“コロナウイルス“や“米の豊作”を思っての案内人形だろうか!?!
日本固有の伝説と、異国の文化が融合している。何処かおかしかった。
ここの公園、地植えバラの名所。そんな中に偉人名の薔薇がみえた。
クロード モネ(Claude Monet)は印象派を代表するフランスの画家。
次に見つけた薔薇名、ポール ボキューズ、フランスを代表する料理人名。
1961年に国家最優秀職人章(MOF)を得た。鱸のパイ包み焼きは、超有名。
料理人として初めてレジオン・ド・ヌール勲章をも受勲している。
受勲の折、ジスカール・デスタン大統領に捧げたトリュフのスープも有名だ。
クレーム・ブリュレ(カスタードの上面を焦がしてカラメル層を乗せたデザート)。
今ではごく普通に出されるが、この形を考案したのがボキューズであった。
ヌーベルキュイジーヌ(新料理法、バタ-や生クリ-ム以上に素材を活かした料理)、
この調理法の旗頭でもあった名料理人を讃え名を冠した薔薇。
色々見てまわった中で印象に残った薔薇、アイズ・フォー・ユー、中々に瀟洒だった。
異国のイベント開催であったが、夕暮れの富士山はなんとも綺麗で言葉をもてない。





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《 緑・気・浴(44)“可愛い実&スリムな総苞の野草”❖20-99❖》

クサギ(臭木)    シソ科(Lamiaceae)
学名:Clerodendrum trichotomum Thunb.


アズマヤマアザミ(東山薊)    キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai



ホトトギス(杜鵑)       ユリ科 (Liliaceae)
学名:Cuculus poliocephalus
別名: ユテンソウ(油点草)
※純粋なホホトギスではなく交雑種か??※

《“泉の森探索”❖2020/10/28❖》
クサギ(臭木);
クサギ(臭木)とは、枝や葉を傷をつけると強い臭いはあるが、薬っぽく感じる!!
黄色く色付き始めた葉と、最後まで残った数個の実(未だ黄葉していない)。
花期は、夏で白い綺麗な花を沢山つけ、花からは心地よい香りがある。
黒っぽい青紫の実を付ける。周りの赤い花びらのように見えるのはガク(萼)。

アズマヤマアザミ(東山薊);
東山薊= 花が少ない秋の里山で紫紅色の薄い花火のような立ち姿である。
和名の由来は四国、九州に自生してるヤマアザミに似ていることから。
茎や葉裏に白色の軟毛がある。花が枝先に単生するものや下向き咲きもある。
総苞は狭円筒形でやや幅広の筒形もあるが、余り粘らず総苞片に腺体がある。
他種と交雑しやすい種で、雑種がよく見られる(丹沢・大野山でも交雑種を見た)。
ヤマアザミの変種で山麓部に多いオハラメアザミにも似ている。
茎は直立~斜上し草丈が高く下部で枝分かれが少ないのが特徴的である。
茎の上部で分枝し、枝は上向きに鋭角的に伸びあがる。根生葉は花期にはない。
茎葉は、長さ30㎝以上50cmにもなるものもあり、迫力がある。
葉の形は、楕円~広倒卵形で鎌状に曲がり先が尖り羽状に深裂し長い刺あり、
裂片は4~6対。葉基部は茎を抱かず表面白斑・裏面クモ毛が密生する場合がある。
頭花は、色冷めしたような白っぽい紅紫色で茎の上部の葉腋にほぼ無柄で2-3個ずつつく。
総苞は紫色を帯び、鐘状筒形。腺体が退化して粘らず密にクモ毛がある。
総苞片は11-12列で、外片は卵形で短く、先は刺となってとがり、僅かに反曲する。
小花は長さ2cm位、狭筒部が広筒部より長く、花が終わると白い毛の種をつける。
冬には枯れた茎の中の水分が凍り、氷花を咲かせたような「霜柱」は美しい。

ホトトギス(杜鵑);
花名は、花弁の斑点模様が野鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに由来する。
一般によく見かけるのは、ホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種が多い。
茎には、上向きの毛が密生する。葉は互生、長楕円~披針形、先が尖り基部は茎を抱く。
花は葉脇につき、上向きに咲く。花披片は6個、平開せず、斜めに開く。
白地に紅紫色の滲んだ斑点模様が多数あり、外花被片3個は内花被片3個より幅が狭い。
花柱は太く、柱頭が深く3裂して放射状に広がり、先端でさらに2裂し垂れ下がる。 
3裂した上部には、小さな水滴のように見える腺毛状突起が密生している。 
花披片に紅紫色~青紫色の斑点があり、花柱や柱頭、花糸や葯の上側にも斑点がある。
花糸は6本で紫斑があり、花の中心では花柱と密着し上方に伸びる。
そのあと花柱と同様に中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
花中心で花柱と密着、上方に伸び花柱と同じに中心から放射状に広がり、垂れ下がる。
雄しべ6個。花は4日間咲く。 花被片の根元付近に見える黄色い斑点は、蜜標という。

『植物観察散歩』
散歩・・・慣れって恐ろしい。懸命にクロヤツシロランの種子を探したが見つからない。
懸命に地表ばかり見ていて、一寸先を見あげるとスクット立っている薊を見つけた。
よくよく見ると???その立ち姿、茎高が目立って高い!!
ちかよってみると、花自体も違って見えた。こんな所にあったっけ???
調べてみると、この辺でははじめてみる珍しい薊だった。
ホトトギスにしても観察してみると交雑種に見えた。
日本の純然な固有種のホトトギスは、この辺に見えない。探し方が悪いのか。




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《 緑・気・浴(43)“秋の植物・芒”❖20-98❖》

ススキ(薄・芒) イネ科(Poaceae)
学名:Miscanthus sinensis Anderss
大野山東面牧草地!!
山頂からは、富士山が拝めるが当日はお隠れに!?!
遠望のさきには、丹沢湖&ダムもみれた。
夕暮れの富士拝観?を諦め、駐車場に向かうと時を拝めた。
眼下に広がる足柄平野。右上に伊豆大島も薄っすらと見えた。
富士山は、信仰上の山である。しかるに“拝む”である。
ススキも実に面白い構造の植物だ。
《“丹沢山地西端・山北・・大野山”❖2020/10/24❖》
ススキ(薄・芒);
ススキの穂は花のように見えるが、それは穂先に毛の付いた種の集合体。
イネ科に共通するように花弁はなく、雄蕊と雌蕊だけの花!?!
クリーム色のぶら下がっているのが雌蕊、小羽のような形で花粉を付けてるのが雄蕊。
昔はススキの茎が茅葺屋根の材料として使われていた。
ススキは、変異も多く栽培されてる品種も多い。イトススキとかムラサキススキ。
観賞用に栽培されるタカノハススキ、海岸に生えるハチジョウススキ等もある。
地下茎は短く、枝分かれして大きな株となる。茎は直立して硬い。
葉は、長い線形で白色の太い中央脈がある。葉の縁に鋭い刺があってざらついている。
茎の先に長さ20cm位の散房花序を出す。花序に多数の細長い枝が一方に傾いてつく。
この枝に2個の小花からなる長さ5~7mmの小穂を多数つける。
小穂の基部には白~淡紫色の毛があり、それが花穂全体を銀白色に見せている。
伝統文化を見ると、
十五夜のお月見に供えたり、豊作を祈願して穂を門口に挿す風習もあった。
東京都豊島区雑司ヶ谷の鬼子母神に伝わる「すすきみみずく」。
10月中旬、鬼子母神堂(法明寺)のお会式で授与されてきた郷土玩具があったが。。!
また、古くは武蔵野の山里の三分咲き頃のすすきの穂を刈り集めて作ったものを、
安産や子育て、健康のお守りとして、庶民の間で親しまれてきた。
古く「武蔵野の国」の地には、一面にススキの草原がひろがっていた、と。
この薄が原を「武蔵野」と呼び、あたり一面の薄が原に野草も咲き乱れる。
「武蔵野」のイメージは、国木田独歩の田園情景を思いうかべるのだが。
丘陵地帯に広がる田園景観、これも日本の原風景の一つといえまいか。
徐々に失われ面影など残っていない「武蔵野」だが、丘陵景観を創造したい。
『景観探索』
広々とした山頂周辺の草原、芒野原。大野山山頂360°の展望は、素晴らしかった。
大野山(おおのやま)は、標高723.1mの山。箱根と丹沢山地の間に位置する。
山頂一帯は、暫く前まで神奈川県立大野山乳牛育成牧場(昭和43年創設)だった。
そこが平成28年に県営牧場としては廃止され、山頂は公園化している。
展望の良さ、山頂近くまで車で登れる等々、老若男女のポタリングで賑わっている。
大野山乳牛育成牧場として閉鎖はされたが、「まきば館」と牛舎は残っている。
小田原市の食肉会社が、管理を引き継ぎ「大野山かどやファーム」となった。
120頭余りの足柄牛を飼育、2018年には関東肉牛枝肉共進会で最優秀賞を得た。
また、牧場跡地のうち8.8ヘクタールを2018年6月に「薫る野牧場」として開設された。
牧場主は、若い女性。農業大学卒業後東北の牧場で酪農を研鑽、山北町に移った。
開業時は5頭の乳牛を飼育、飲食店向けに材料用牛乳を販売しはじめた。
観光牧場として一般公開はせず、見学は完全予約制で受け付けている由。
牛を自然放牧し、山間部の環境を整える「山地(やまち)酪農」を実践されている。
「幸せな酪農」と牧場主は謳っている。仔牛も生まれ先きが楽しみだ。
山地酪農の牧場に牛舎はなく、搾乳のための小屋だけだとか。
牛達は自由に山を歩き回って、地面を踏み固め、下草を食べる。
そこには地中10~20センチまでに根を伸ばす強い野芝が生え、
土砂崩れを起こしにくい山となる。好循環を生み出す酪農方法である由。
草の色素が影響し山地酪農で取れる牛乳は、黄みがかった色になる。
そして一頭当りで搾乳出来る量は、一日で5~10リットル程度らしい。
ホルスタイン種等の一般的乳牛の搾乳量は50~70リットルと大きい。
山地酪農で牛1~2頭あたりに必要とされる草の量は、約1ヘクタール分だとか。
色々と検討すべきことは多いが、牛乳の味は牛の食べたものに左右される。
季節により、また、日によっても変化する味なんて楽しくもある。
山地酪農とは、多くの乳量を求めるのではなく、牛の力を借りて山作りを行こなえる。
日本国土を思うと、新たなる対策でもあるようにおもった。山地酪農=山林保存!!
山頂で夕暮れを待っていた。富士嶽の夕暮れを拝みたくて。
全きの山容は拝めなかったが、色々と思う事、多く楽しい時を持てた。
*     *     *     *     *
好きな文章も思い出せた散歩であった。
“虫のこゑいたりわたれる野(ぬ)のうへに吾も来てをり天(あめ)のなかの月
  あらくさに露の白玉かがやきて月はやうやくうつろふらしも
  ひさかたの乳いろなせる大き輪の中にかがやく秋のよの月
     (1936,斎藤茂吉『暁紅』)
  秋たちてうすくれなゐの穂のいでし薄のかげに悲しむわれは
     (1945「疎開漫吟」,齋藤茂吉『小園』) 
  一むらの萱(かや)かげに来て心しづむいかなる老(おい)をわれは過ぎむか
     (1945「金瓶村小漫吟」,齋藤茂吉『小園』)” 






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《 緑・気・浴(42)“谷戸林床の植物”❖20-97❖》

キバナアキギリ(黄花秋桐)    シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Salvia nipponica Miq.
ツリフネソウ(釣船草)  ツリフネソウ科 (Balsaminaceae)
学名:Impatiens textori Miq. f. minuscula Hayash
《“寺家ふるさと村の谷戸”❖2020/10/18❖》
『植物観察』
谷間の奥まった丘陵斜面の日陰、少し湿った所に見えた植物。
キバナアキギリ(黄花秋桐) ;
シソ科の仲間で黄色の花はキバナアキギリと シナノアキギリ 、 ツルオドリコソウだけ。
低い山地の木陰などに生え高さ30cm前後。葉は対生、三角状ほこ形。
茎の先に花穂をだし、淡黄色の唇形花を数段つける。
花筒の内部の基部近くに環状に毛がある。アキギリは花筒の内面ほぼ全体に毛がある。


ツリフネソウ(釣船草);  
茎は直立、普通、赤色を帯び、多数、分枝し、節がふくらむ。
葉は互生し、菱状楕円形で細かい鋸歯がある。
花序は葉腋から斜上し、紅紫色の花を数個つける。
花序の茎には紅紫色の突起毛があり、花は花弁3個、萼片3個。
萼片も紅紫色で花弁のように見え下の1個は大きなく袋状。
その先端は細長い距でクルリと巻く。この距部分に蜜がたまる。
花弁は下の2個が大きくて黄色の斑点がある。
雄蕊は5個、花糸は短く、葯が合着して雌しべを包み込む。
花軸の下部に毛のないものとあるものが存在する。
毛のないものをナメラツリフネソウと呼んでいる。
2005年に発見された ワタラセツリフネソウは、
側花弁の基部の裂片(小花弁)部分で、
ツリフネソウは尖るが、ワタラセツリフネは尖らず時間の経過につれ黒ずんでくる。
ツリフネソウは、地方によって色々と変化があるようだ。





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