《 緑・気・浴(50)“丹沢山地の麓・二”画像+編集❖20-106❖》

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花の少ない季節なのに色々な小さな花が見えた。
ノジギク(野路菊)        キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
アシズリノジギク(足摺野路菊)       キク科(Asteraceae)
学名:Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
キバナノジギク (黄花野路菊)
学名:Chrysanthemu
オオツワブキ(大石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum var.giganteum
ツワブキ(石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由。
リンドウ(竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana scabra var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.
Gentiana scabra Bunge var. orientalis H.Hara
Gentiana scabra Bunge  広義
野草園には、各所に憩いのベンチが設置されている。
ベンチの周りにはツワブキで囲まれてのどかな空間であった。
ベンチに腰掛け目の前に広がる景観、コロナを忘れさせてくれた。
《“厚木荻野運動公園・野草園(2)”❖2020/11/22❖》
『植物探訪』
ノジギク(野路菊);
リュウノウギク と シマカンギク の雑種説の如く形態が似ている。
而して アシズリノジギク、イソギク×アシズリノジギク 、 キバナノジギク等がある。
茎の基部は倒れて斜上、中部で普通3分枝し、上部で多数分枝する。
葉は互生、葉柄長は、2㎝以下。葉身は、広卵形で3~5中裂、裂片に鋸歯あり、
葉質は厚く、葉表は毛が散生、葉裏は白色の毛が見れる(灰白色・緑白色)。
キバナノジギク (黄花野路菊)は、黄花のノジギク(品種分類されていない)。
海岸沿いの傾斜地に自生、高さは60~90センチになる。
葉は広卵形で5中裂、表面は緑色で少し毛が生え、裏面は伏毛が密生(灰白色)。
茎頂や葉腋に直径30~55ミリの淡黄色の頭花を咲かせる。
アシズリノジギク(足摺野路菊);
ノジギク の変種といわれ、足摺岬を中心とした四国東南部の海岸近くに自生。
ハマギク(関東北部~北海道の太平洋側)、 オオシマノジギク(奄美諸島)も近似。
花が終わる頃にはピンクに変っていく。
イソギク と混雑した様な イソギク×アシズリノジギクの交雑種も紹介されている。

オオツワブキ(大石蕗);
ツワブキ や ホタルフツワブキ の仲間で九州の海岸近くに生育。
ツワブキより葉が大きく背丈も高いが、環境によってはツワブキと変わらない。
ツワブキ名は、葉に艶がある フキを意味し、艶葉蕗(つやばぶき)から転じた。
又、ツワブキ ( 石蕗 ) の白花に「大社白」、別名 「白兎」がある由(画像がそれか?)。
学名は、オオツワブキ(大石蕗)と同じFarfugium japonicum。

ツワブキ(石蕗) ;
12月になっても咲く花のひとつ、目を引く存在である。
葉は全て根生しロゼットになり、葉幅は6~30㎝位、心形葉で表面に光沢がある。
若葉は、にぎりこぶしのように丸まり灰褐色の軟毛をかぶっている。
葉の間から高さ30〜75cmの太い花茎をのばし、黄色の頭花を散房状につける。
頭花は直径4〜6cm。基部に少数の補助の苞(calyculus=副咢)をもち総苞は鐘形。
総苞片は2列につき、外総苞片は狭く、内総苞片は幅が広く、縁は膜質。
花托は平ら、鱗片は無く、蜂の巣状、浅い穴があり、穴の周りの縁に小歯がある。
外側の小花は放射状、雌性、1列につく。中心小花は筒状、両性、拡大部は5裂。
キモンツワブキ、カワリツワブキ、ウコンツワブキ、ヤエツワブキ、タイワンツワブキ、
オオツワブキ、リュウキュウツワブキ、ヤクシマツワブキ等々、判別が大変だ。


リンドウ(竜胆) ;
秋を代表する花リンドウ(竜胆)は、根や茎が非常に苦く、
熊の胆より苦いというので竜の胆嚢という意味の「竜胆」が変化したと由来する。
園芸栽培種は、沢山ある。赤いリンドウなんても開発されている!?!
クリスタルアシロ(白花にブルーの縞)、メルヘンアシロ(ピンクの花)、
ジュエリーアシロ(ピンクの花で花弁の先が白)
ロマンスアシロ(濃ピンクの花)、プリンセスアシロ(濃ピンクの花)、
恋紅(世界初の赤色の花)開花は10月初旬、
シャインブルーアシロ(ブルーの花)、安代のひとみ(ブルーの花)等々。
リンドウ属の総称であるリンドウと区別するため、ササリンドウとも呼ばれる。
茎は直立又は横倒しになっていることもよくある。
葉は対生し卵状披針形、表面は緑色、裏面は淡緑色、柄がなく茎を抱く。
根生葉はなく、茎の頂部に、筒状鐘形の花を固まって数個、上向きに付ける。
花冠は紫色、内面に茶褐色の斑点があり先が5裂する。
柱頭は2裂し、雄しべは5個。萼は裂片が線状披針形で、筒部より長い。
湿地に生える葉が細いものは、ホソバリンドウと呼ばれている。


『 時  節  感  慨 』
コロナウイルスの感染で社会は、混迷しきっている。
年末年始、どうなるのだろう!?!
週末は、小惑星リュウグウの試料が入っているとみられるカプセル話題で、
気分がいっときなごんだが、コロナ問題で印象操作かと思える調査発表があった。
『政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者の方が、
利用しなかった人よりも多く新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を
経験したとの調査結果を東大などの研究チームが7日、公表した。』
実際に感染した者の数値的検証( Go To トラベル)の拡大検証なら分るが、
ネットアンケート形式で単に回答者の感覚を示したに過ぎない(私見)。
Go To トラベルはやめろ、と言うらしいが、単に危険だと煽っているに過ぎない。
学術会議問題同様、権威主義的上から目線の愚見としか思えない。
其れは其れだが、感染症対策の骨格、そして現状を真摯に示してほしい。
国策は、基本事項。其れに基づいて具体策を示すのが各地方自治体。
国会にして、「桜を見る会」問題を追求している時か、と申し上げたい。














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#ブログ #植物

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