《 雅羅・/・襍録〝紫陽花画〟❖ ’24-155 ❖ 》

シーボルトが名付けたHydrangea otaksa(ヒュデュランゲア・オタクサ)。
ホンアジサイと呼ぶが、現代では見れない幻の紫陽花。
Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. form. normalis (E.H.Wilson)
今で言うガクアジサイ。

《〝 アジサイ科(Hydrangeaceae)アジサイ属(Hydrangea)〟6月木花Ⅱ》
アジサイ(紫陽花) 、別名:ホンアジサイ。
一般的によく目にする手毬咲き(園芸種もふくめて)は、
日本原産のアジサイが西洋に渡り品種改良され逆輸入されたもの。
ドイツ人医師シーボルト等が手毬咲きのホンアジサイを持ち帰った。
それが品種改良され、多様に。「西洋アジサイ」と呼ばれている。
日本では野生ホンアジサイは、現代では発見されておらず、幻の植物。
自生のガクアジサイの手毬り咲きがホンアジサイの原種か??
シーボルトは、「Hydrangea otaksa」と命名、学名にした。
だが同品種は、その時点前に登録済であった。これ又、幻の学名。
 現在では「Hydrangea macrophylla (Thunberg) Seringe」が学名である。
アジサイ科アジサイ属は約30種あり、日本原産のものは12種。
シーボルト時代の紫陽花画は残っている。
最近、一般的になりつつある“ボタニックアート”である。
精密かつ正確な画で、色も実物を忠実に描かれている。而して芸術的。

「令和陸年(皇紀2684年)6月3日、記」
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