“公園の春=2018/4/8”《襍感・/・点描‘18-22》

クレマチス・アーマンディー  科名:キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Clematis armandii
クレマチス(花車オットーフローベル)は、蕾状態だった。
(今頃は、綺麗に咲き誇っているだろう)
麻溝公園グリーンタワー展望台からの眺め。
真正面に見えるのは、相模原公園のサカタのタネグリーンハウス。
その奥にフランス式庭園が見える。
サカタのタネグリーンハウス一階のエントランスホール。
季節折々の華が出迎えてくれる。
相模原公園のフランス式庭園は、メタセコイア並木に囲まれ、
噴水広場は、見応えある景観だ!!
ムスカリ;キジカクシ科(Asparagaceae)学名:Muscari neglectum;
別名:ボトリオイデスをルリムスカリと呼んでいる。
画像は、園芸種のアウケリ(M.aucheri)、小さいムスカリ。
もしかしたら「マウント・フッド」アウケリの改良交配品種かもしれない??
小さいだけではなく、グリーンハウス脇の草地に1茎だけ見えた。
いかにしてこの場に芽生えたか!!想像は、膨らむ!?!

《時節感慨・・呟記・・》

クレマチス・アーマンディー;
中国原産の原種・アーマンディー系クレマチス。
中国原産地では、適度に湿度のある場所を好み川沿い等で多くみられる。
園芸的な人手の施策・工作がされていない野生の「原種系クレマチス」の一種。
春、新葉が出てくる前に花が咲き始め、白もしくは薄いピンクがかった花色。
花弁は約4cm~6cmの大きさで花弁は4枚~6枚が一般的で花付きの良い原種。
花に甘い芳香があり、葉は細長い形で皮質感がある。

*   *   *   *   *
里山にも春到来、今年の桜、ぱっと咲き、短期間で散った。そんな感を持つ。
我が家から10キロ程離れた公園にクレマチスで名高い公園がある。
そろそろ咲き始めているのでは!?!と立ち寄って見た。
そこ相模原市立麻溝公園は、小動物園もあってお子さん連れの人々でいっぱい。
植栽された、クレマチス、しばらくすると紫陽花、先般は桃の花が満開だった。
ぼちぼち、藤の花も咲きそうな雰囲気を醸し出していた。
麻溝公園は、隣に県立相模原公園が繋っており、四季折々の花が楽しめる場所。
展望塔もあり中々眺めの良い場所、その日は、遠望できなかったが好きな場所である。

最近、散歩をしていても「国政・・国会」が頭から離れない。
国会議員のしごとって・・・パフォーマンス??? イラナイ。。。!









#ブログ #植物

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“里山の春先!!=2018/3/31”《襍感・/・点描‘18-21》

ヤマブキソウ(山吹草) ケシ科(Papaveraceae)
学名:Chelidonium japonicum Thunb
ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemone flaccida F. Schmidt.
カタクリ(片栗) ユリ科(Liliaceae)
学名:Erythronium japonicum Decne
ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科(Papaveraceae)
分類:草 学名:Corydalis incisa (Thunb.) Pers.
別名: ヤブケマン(藪華鬘)
散歩の途中、天を仰ぐと爽やかな新緑を目にする事が出来た。
疲れた目のケアーにこの光景を・・・しばし見上げていた。

《時節感慨・・呟記・・》
ヤマブキソウ(山吹草);花が ヤマブキに似ているのが名前の由来。
だがヤマブキは花弁5枚、ヤマブキソウは4弁。
近い仲間に葉の切れこみが深いセリバヤマブキソウがある。
ケシ科の草本で全草が有毒。半日陰になる林縁や疎林内に生育する。
草丈3~40cm程、茎を立てて上部の葉腋に1~2個の花をつける。
花径4~5cm、結構目立つ鮮黄色の4弁花。
葉は、長さ10~15cmの広卵型で先端が三角形状、縁には鋸歯がある。
多摩丘陵は、以前各所で群落が見られたが、1980年以降、自生は消滅した。

ニリンソウ(二輪草);
一つの茎に2つの花がつくので付いた名前、最初に一つが咲き後に2つめが咲く。
中に一個しか咲かないものもあるが、これを一輪草とは言わない。
花弁(花弁に見えるのは萼片)5枚~6枚 、茎葉は3個輪生、小葉が羽状に深裂する。
3個がそろって丸い葉のように見え、葉の表面に白い斑紋が見える。。
同じ花期のイチリンソウは、葉の裂片の幅が狭く花も1個ずつつき、大きくて目立つ。
花も葉もおひたし等にして食べれる。くせのない味で山菜としても有名。

カタクリ(片栗);
昔は片栗粉を、この花の根から作っていたので付いた名前。
若葉が味のいい山菜なのはあまり知られていない。
白い花は、シロバナカタクリ(form. leucanthum)と呼ぶ。雨の日は花を閉じてしまう。
花が咲くようになるまで7~8年かかる。庭で育てるにはかなり根気が必要。
高さ15cmほどの茎の先に、径4~5cmもある大輪の紅紫色の花を開く。
葉は淡緑色で表面には紫色の斑紋があるが生育地によっては全くないものもある。
種子にはエライオソームと呼ばれるアリが好む物質が付いており、
アリによって運ばれ散布される。春を告げるスプリング・エフェラメルの1つ。
りん茎から良質のでんぷんがとれるため片栗粉の材料とされたが、
現在市販されている片栗粉はじゃがいもやとうもろこしのでんぷんである。

ムラサキケマン(紫華鬘);
ムラサキケマンのケマン(華鬘)とは仏殿の欄間などの装飾具のこと。
白花のシロヤブケマン、 ユキヤブケマン。
黄色のミヤマキケマンやヤマキケマン、キケマンもある。
やわらかく、無毛の越年草で傷つけるとやや悪臭がありやや湿ったところに生える。
茎は高さ20-50cmでいくらか角ばり、葉は2~3回羽状に細かく裂ける。
花は茎の上部にびっしりと総状につき、紅紫色、まれに白花もある。
花弁は4個で、外側の2個と内側の2個は形が異なっている。
外側の花弁のうち上の花弁は後ろが袋状になってつきでる、内側花弁2個は先端が合着している。
品種として先端に紫色があっての白花をシロヤブケマン(Corydalis incisa f. pallescens)、
完全な白花をユキヤブケマンという。
同じような姿の草にジロボウエンゴサクがある。
姿は小型で、地下の塊茎は丸く葉の切れ込みが少なく丸い。
*   *   *   *   *
里山にも春到来、桜の花見を早々に切り上げ散歩すると、
落ち葉の絨毯の中から顔を見せる草花達。
桜の樹の下で盛り上がっているのも楽しいが、
林床の中で魅せる草花、森林浴の極致だ。
林や竹藪の中を通る風の風合いを「細香」と称する。
古い仏法典の中に出てくる。「和」を意識できる表現だ。
#ブログ #植物

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“庭の花=2018/4/12”《襍感・/・点描‘18-20》

アカカタバミ(赤傍食・赤片喰・赤酢漿草) カタバミ科(Oxalidaceae)
学名:Oxalis corniculata L. forma rubrifolia (Makino) Hara
カントウタンポポ(関東蒲公英)  キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Taraxacum platycarpum Dahlst. var. platycarpum

《時節感慨・・呟記・・》
アカカタバミ(赤傍食・赤片喰・赤酢漿草);
カタバミより葉が赤いのでアカカタバミ、カタバミより葉もやや小型。
花弁はカタバミよりやや橙色が強く、花弁の基部付近に赤い輪の班紋がある。
カタバミの葉は夜閉じ、半分食べられたような形に見え「傍食」と名前がついた。
茎はよく枝分かれし下部は地面をはい、上部は立ち上がる。
葉は3小葉で赤紫色を帯び、葉の脇から散形花序を出し、乾いた場所を好む。
サギゴケ(鷺苔・白花鷺苔)も満開、その中に可愛い赤傍食がみえた。
関東タンポポは、しばらくまえに開花していたようだ。画像で分かる。
カントウタンポポ(関東蒲公英);
ヒロハタンポポとエゾタンポポとの交配からできたと考えられているが、
現在は両性生殖で独立した種とする日本固有の自生種である。
若葉を油炒めで、花は天ぷら、そして根はキンピラにして夕食を飾った。
いよいよ・・・春って感じになってきた。
*   *   *   *   *
野草の花々を眺めていると、健気さを感じる。
開花時期は、年によって違うが、順番は殆ど変わらない。
だが花の勢力(数)は、育つ環境によって左右するか!!
陣取り合戦の様で面白い。年々、鷺苔が勢力を広げてきた。

話は変わるが、社会を見ると・・国の最高機関たる国会の場が狂ってる!!
野党議員の追及は本質から外れ議論・審議が全くない。答弁にも問題あるが。
問題の出所も総べてマスコミによってのもの、野党の調査能力の低さ疑問だ。
この様な国会では、外交問題が表面に出てこない。それを意図的にしてる??
一庶民ですら感じる危惧感、国民の多くは如何に感じておられるか!?!
特に「拉致被害者」の救出を国全体として声を大きくしないといけない時が今だ。
与野党問わず一丸になってアピールする時ではなかろうか。
一個人がわめいてもなんの力もない。ただただ祈るのみ。
国会から聞こえてくる声に、情けなさを感じてしまう。
代議士って国民を「忖度して」語るべきでしょ。
否・否、今の議員さん、国民と言う隠れ蓑を利用して党利党略に邁進している。
自衛隊って軍隊に準ずる組織ではないのか??
自衛隊の日報は、いわゆる軍事作戦の『戦闘詳報』基本的には非公開であるはず。
これ等を考えても根本から、つまりは憲法から改善すべき、と思える。
言葉尻を言うのではなく本質・本論で議論して欲しい。こんな見かた偏見か??
#ブログ #植物

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“庭の花=2018/4/7”《襍感・/・点描‘18-18》

ハナニラ(花韮) ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)
学名:Ipheion uniflorum Raf.
別名:セイヨウアマナ、スプリングスターフラワー、ピンクスター
サギゴケ(鷺苔) ハエドクソウ科(Phrymaceae)
学名:Mazus miquelii Makino form. albiflorus (Makino) Makino
別名: シロバナサギゴケ(白花鷺苔)
ヤマサギゴケ(山鷺苔) ハエドクソウ科(Phrymaceae)
学名:Mazus miquelii f. rotundifolius

《時節感慨・・呟記・・》
ハナニラ(花韮);
ハナニラ属はユリ科からヒガンバナ科へ、属もトリスタグマ属へ移動された。
が、RHSではIpheionとしている。まだIpheion属とするのが一般的か。
観賞用に栽培されているが、全体にニラ臭がある。
鱗茎は楕円形、外皮は淡褐色。葉は肉質、広線形、扁平。
花は単生で漏斗形、苞は花柄の基部に2個つき花の下部から離れる。
花被片は、星形に開出し白色~淡紫色、裏面の中央脈が紫色になる。
花筒は倒円錐形で紫色の筋がある。

サギゴケ(鷺苔・白花鷺苔);
ムラサキサギゴケの白花だが、一般的にはただのサギゴケと呼んでいる。
ムラサキサギゴケは何処でも見られようが、白花はめずらしいようだ!?!
我が家の子庭では、お花畑、2階から眺めると残雪のように沢山咲いている。
新分類(APGⅢ)ではゴマノハグサ科からハエドクソウ科に移された。

ヤマサギゴケ(山鷺苔);
ムラサキサギゴケと良く似ているが、花をやや立ち上げて咲くのがヤマサギゴケ。
茎や匐枝に毛が多く、萼には腺毛も生え、匐枝につく葉が小さく丸いのがヤマサギゴケ。
何故我が家に育っているか???
*   *   *   *   *
日頃、意識して観察せず、ボーット眺めていた。
だが近寄って観察すると、えぇ~~!って驚いた。
注意力散漫で・・・・以後しっかりと観察しなければ、と反省^^)。
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“桜_散策”《襍感・/・点描‘18-17》

通称-稚児桜; 樹齢200年位。
大島桜と山桜の交配種《Cerasus speciosa X Prunus jamasakura》
鎌倉・広町(2018/03/27)
稚児桜の脇に聳え立つ大島桜と山桜の交配種の若樹
ソメイヨシノ(染井吉野) バラ科(Rosaceae)
学名:Prunus x yedoensis
泉の森・しらかしの池(2018/03/31)
まさに桜って感じ。アップしてみると瀟洒だ。
しらかしの池、中州には水鳥の子供が沢山いた。
(ちょっと見にくいが、真ん中辺や草に隠れている)

《時節感慨・・呟記・・》
サクラはバラ科サクラ属サクラ亜属(Prunus subg. Cerasus )に分類される落葉広葉樹である。
原種は11種確認されており、エドヒガン、オオシマザクラ、ヤマザクラ、カンヒザクラ(沖縄で野生化)、
マメザクラ、チョウジザクラ、オオヤマザクラ、カスミザクラ、タカネザクラ、ミヤマザクラ、
クマノザクラ(紀伊半島南部で2018年に発見)などが認められており、
これらの変性や交雑などから数十種類の自生種が存在する。―桜図鑑より―
*   *   *   *   *
今年の花見もそろそろ終わりだろうか、このあと山桜が見ごろを迎える。
花見シーズンに脚・腰の不具合で観賞に余り行けなかった。
だがしばらく見ていないある場所の桜だけは拝みたい、と必死に出掛けた。
以前は、ひっそりと里山の中で咲き誇っていた。。。!
平日であれば、殆ど観賞者と会うこともなかった。が、今年は幾組もの人々と行き会った。
出会った大方の人は、同年輩の人々だった!!また、珍しくしま蛇を見かけた。
年輩者は、元気だ。自然と触れ合う、森林浴もかねておられるか。
僕自身は、この数カ月、椅子に座りっぱなしの生活だった(PCとにらめっこ)。
やはり、野の花々との対話、必要不可欠と痛く感じさせられた花見だった。

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“地味ですが偉大な教え”《凡声・/・囈‘18-03》

学位記を受け取る尾関さん(京都市中京区・立命館朱雀キャンパス)
--サンケイWebニュースより写真拝借--

《時節感慨・・呟記・・》
平成30年度が始まった。2018年3月~4月。
別れと出会い・卒業と入学・・・悲喜交々だ。
先日、「縄文の布」研究者を紹介する報道があった。
研究・研鑽、実に地道な作業の積み重ね!!
資料収集が如何に大変かは、体験で少しは分かる。
史実考証するための下地調べがどれほど大変か。
歴史考古学者の研究は、ただただ忍耐と考証である。
異分野だがご指導頂いた恩人・偉人を拝し居て圧倒された。
たった50年前の事ですら見過ごしている事が多々ある。
団塊世代人、如何に「生きる」、切実に思う昨今だ、、、!?!
身近な小さな史実でも記録に残すべき事がある。
古都鎌倉と言われるが、往古の首都であったことは事実だ。
だが近代・現代鎌倉人の中で後世に語られるべき「住民運動」を処した人々。
その経緯を実際にみた者として記録しておくべき、と思っていた。、
紹介されてる「縄文の布」その考証論文を以前、読んだことがある。
学位を得た、それ以上のもっともっと栄誉を讃える方法は無いものだろうか。
この論考は、衣服生活形態の起源や特質を解明した初めての論文である。
縄文布が「日本最古」と結論づけた研究は、歴史考古学の大成果と讃えたい。
以下が、報道記事;
-88歳女性に博士号 立命館大が授与-京都新聞Web版【 2018年03月24日 23時06分 】
立命館大の客員協力研究員を務める尾関清子さん(88)=名古屋市=に
24日、同大学から博士号が授与された。「縄文の布~日本列島布文化の起源と特質」
と題した博士論文は約350ページにわたる大作で、
「感無量。生涯で一番光栄なできごとです」と晴れの舞台に臨んだ。
尾関さんは名古屋市にあった東海学園女子短期大で1995年まで31年間、教員を務めた。
縄文時代の布については「飾り気のない素朴なもの」との認識だったが、
多様な編み方や刺しゅうがあることを知り、
30年以上にわたって出土品などの研究を続けてきた。
2015年に立命大環太平洋文明研究センターの客員協力研究員に就任し、
昨年9月に博士論文を提出していた。
京都市中京区の立命館朱雀キャンパスで開かれた授与式で、尾関さんはガウン姿で登壇した。
吉田美喜夫学長から学位記を受け取ると、ハンカチで涙をぬぐい、
「うれしいです」と感激した様子だった。
博士論文の主査で授与式にも出席した立命大文学部の矢野健一教授は、
「国内で出土した縄文布のすべてを手に取り、
自分でも作ってみるという実証的でスケールの大きな研究。
布文化の変遷をたどる上で大きな成果だ」と語る。
尾関さんは今後も布に関する研究を続ける予定で、
「今の若い人たちも『これは』と思ったことには徹底的に関心を持ってこだわってほしい」と話していた。
*   *   *
現代社会は、コンピューターの進歩もあって、文字を手書きでする事が少なくなった。
更には、検索で資料探しも容易に出来る。時間・労力は、以前と比べものに成らない。
だが、自らの足で稼いだ収集、この目で見、実感したものは、通り一遍の感受ではない。
「感動」と言う心情が加味され、より深い洞察に入って行く。
現代の研究者には、実際行動から得る論理が少し欠けてるやに感じる。
若者に申したい、頭でっかちはいけない、と。そして学力と能力の違いを知ってほしい、と。


#ブログ

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“道端の花”《襍感・/・点描‘18-16》

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Veronica persica Poir.
別名: ヒョウタングサ、ホシノヒトミ(星の瞳)、瑠璃唐草、天人唐草

《時節感慨・・呟記・・》
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢);
花名の由来は「犬の陰嚢(ふぐり)」。種子の形が似てる、花とは無関係。
明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物。
道ばたや空き地で見かける小さいな野草。以前は、ゴマノハグサ科に属していた。
白花で類似種のコゴメイヌノフグリは花が小形、葉、茎、実も多毛、雄しべも真白。
在来種のイヌノフグリは花が小さくピンク色の花だが、見かけなくなった。
茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部で対生、上部では互生して鋸歯がある。
茎の上部の葉腋から長さ1cm程の花柄をだして瑠璃色の花をつける。
花は、日があたっているときだけ開くようだ。野にも春到来。

*   *   *   *   *

道端でごく普通に見られるが、在来種のイヌノフグリを見かけないのは残念だ。
小さな小さな花々が、春を感じさせてくれている !!
だが国政の場では、野党・マスメディアが唯々政権つぶしに明け暮れてる。
それでもだが、思わぬ所で官庁の歪んだ体質が表面化した。
其れ以上に重たい審議案件があることを忘れるな、と申し上げたい。
「観点」ものの見方で相反するだろうが、保身のみに映る議会人。
やはり「本質論」が基本ではないだろうか!?!

#ブログ #植物

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“春の草花と!!”《襍感・/・点描‘18-15》

ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫) スミレ科(Violaceae)
学名:Viola ovato-oblonga (Miq.) Makino
(昔の記録を見ると、この地にあった事が記録されていた)
梅(淡路枝垂・アワジシダレ)バラ科(Rosaceae)
淡路枝垂は、栽培品種(野梅系)。
学名:Prunus mume 'Awaji-shidare'
見事な梅林だったが、若い。20年後が楽しみだが、見れるか!?!

《時節感慨・・呟記・・》
ナガバノタチツボスミレ(長葉立壺菫);
タチツボスミレより葉が長く先が尖ると言うが、中々識別は難しい。
タチツボスミレには、 アカフタチツボスミレ等、種類が多い。
花は、直径1~2cm位。淡紫色が一般的だが濃紫色もあり側弁は無毛。
距は普通紫色を帯びる。根生葉は心形で長さ1.5~4cm。
茎葉は長卵形~披針形で長さ3~8cmくらい。先のとがらないものもある。
根生葉の裏側(葉裏)は、紫色を帯びることが多く托葉は櫛の歯状に切れ込む。
咲き始めは茎が伸びないので,一見無茎種のように見えることもある。
花が咲き始めた頃の根出葉は丸い円心形であるが、
花茎が伸びて上位に付く葉ほど細長くなって三角形から被針形になる。
上位の葉が三角形になる点がタチツボスミレとの区別点であるが、
早春の状態ではまだ三角形の葉が出ていないので、区別しにくい。

*   *   *   *   *

所要あって、湯河原の地を訪れた。生憎の曇り空だったが、
梅園を散歩してみた。この地は、感慨深い所でもある。
梅園のある幕山公園上部は、岩登りの練習場で幾度と無く参った所。
遥か40年も前のこと、当時とは、様変わりしていた。
梅林として整備されたのはいつかは知らないが、
その昔から野生の梅の木は、あったように記憶している。
そんな思い出を頭に浮かべ、散歩した。
整備された散策路では、三脚を立てて梅を撮っている方が居られた。
その足元を見ると、早春を飾るスミレが楚々と顔を見せてる。
野草には、関心がないと見えて小花を踏みつけて。
一寸、小花を気遣ってほしく思った。これって思い過ぎか??
#ブログ #植物

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“春寒の花”《襍感・/・点描‘18-14》

オトメツバキ(乙女椿) ツバキ科Theaceae
学名:Camellia japonica var. rosacea Curtis
;Camellia japonica var. decumbens cv. Otometsubaki
別名:アワオトメ(淡乙女)

《時節感慨・・呟記・・》
オトメツバキ(乙女椿);
数ある品種の中でユキツバキ系の園芸品種。
清楚な淡いピンク、八重咲き花で園芸種の中でも逸品。
枝は密に茂り樹勢は強い。以前、老木で高さ6m位のを見たことがある。
花は、初めはやや抱え咲きだが満開時には平開し完全な千重咲きとなる。
花弁は、多いが花心はない。花色は淡いピンク色が多いが白色もある。
花弁は円頭形で整然と重なっている。まれにしか結実しない。
葉は互生、ヤブツバキに比べて小さく卵形で脚、先端が尖っている。
葉の表面は光沢し葉脈は網状。斑入り葉もあり細かい鋸歯をもち先が短くとがる。

*   *   *   *   *

2月末に2・3輪が咲いたが、今、以って硬く蕾み状態だ。
気温が低いことを花は、実感し、、じ~っと耐えているやに見える。
今週は、所要で湯河原に参った。この地の車ナンバー、“湘南”??
神奈川県内の相模湾に面したところ、殆どが“湘南”ちょと驚いた。
湯河原の地でも梅は、満開とは言いがたかった。
気候的に今年は、春が中々こないって感じで寒々しい。


#ブログ #植物

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“三月初見の花”《襍感・/・点描‘18-13》

ハナサフラン(花サフラン) アヤメ科(Iridaceae) 
学名:Crocus vernus (L.) Hill
別名: クロッカス、ハルサフラン

《時節感慨・・呟記・・》
ハナサフラン(花サフラン)
寒い時期に開花するので、辺りは枯葉だらけ。
秋咲き種をサフラン、春咲き種をクロッカスと呼ぶ由。
英国では18世紀頃、野生化した。日本へは明治時代に渡来。
冬から開花するゴールデンクロッカス Crocus chrysanthus等、
黄色系統やその他の秋咲きの原種を基とする園芸種等、多数ある。
日本ではこれらを含めて総じてクロッカス(ハナサフラン)と呼ぶ。
花は、夜に閉じ朝に開く。曇りや雨では開かない。
球茎(corm)は楕円形、薄皮(tunic)は細かい繊維状。
葉は、根生し線形、基部に鞘があり、葉表は中央に淡色の筋がある。
葉は花が終わると長く伸び、数週間後に休眠状態になり黄色くなる。
 
*   *   *   *   *

小庭の隅に芝等の枯れ草を集め半野良ネコちゃんの休憩場所を作った。
そんな所に突如、ゴールデンクロッカス(寒咲き)が、開花!?!
ハナサフランより花や球茎も小さい。鮮橙黄色と言える綺麗な色。
その後ろには、乙女椿が沢山蕾を見せている。春だぁ~~!!


#植物

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