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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
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トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレークを食べたレビュー

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トップバリュ フタが開けやすい... トップバリュ フタが開けやすい...


  トップバリュ フタが開けやすいライトツナフレーク
  まぐろ油漬フレーク・廉価品


☆コメント
 アルミ製シールを使うことでフタを開けやすくしたイオンのツナ缶。
 旧トップバリュ・ライトツナとの差違は:
・高くなった( 88円→ 108円 )
・カロリーが若干低くなった( 2.775kcal/g → 2.714kcal/g )
・内容量が減った( 80g → 70g )
・野菜スープの遺伝子非組み換えが徹底されなくなった
 ( 遺伝子組み換えではない → 遺伝子組み換え不分別)
だいぶ高くなった ( 1.1円/g → 1.54円/g )

 という点だろうか。以前のような高いコストパフォーマンスはなりを潜め、よくあるスーパーPBのツナ缶になってしまった。

 肉は値段なりに細かい。おそらく機械詰めだろう。油のキレも微妙で、生食には向かない。
素で食べず、マヨネーズと和える等といった調味料フォローが必要不可欠となる。

 味と品質で言えば明らかに旧ライトツナフレークより落ちているため、そのノリで買うのは避けた方がよさそう。
 廉価ツナ缶は数年を経てじわじわと品質が下がっている。トップバリュはわかりやすい指標となってくれたが、他社も他社で落ちてきているため特に輸入ツナ缶は消費者が敏感になる必要がある。

 …ただ、トップバリュベストプライスのライトフレークや多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方だ。問題は価格に釣り合ってないこと。

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #108円/個
・味覚評価 ★★☆☆☆
・入手性  ★★★★☆ #イオン系列店のどこにでも
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 70g
190kcal/缶 食塩相当量0.8g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902121054343 製造固有記号3L 
販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ
Tuna canning review No.25
#きはだまぐろ #スーパーPB #油漬

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はごろも シーチキンLフレーク [ 12.24 クリスマスイブ製造 ]を食べたレビュー

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はごろも シーチキンLフレーク... はごろも シーチキンLフレーク...
 “サイレントナイト! ホーリーナイト!“


  はごろもフーズ シーチキンLフレーク
  2014.12.24 製造品 



☆コメント
 ツナ缶レビューのネタ記事である。
 ※シーチキンLフレークは以前に取り上げたので、缶詰に関する真面目な詳説は古い方の記事を参照されたい。

 クリスマス。イブは夜通し仕事で、25日はひとりぼっち。
 ひとりぼっちは悲しい。その思いを何かしらの形で表現したい。ツナ缶の保管棚を整理していたら、熟成用に回していたシーチキンLフレークを発見した。

 その賞味期限は2017.12.25。缶記載の賞味期限を3年さかのぼって1日引くと製造日がわかるが、折しも去年のイブに製造されたツナ缶だ。
 感涙が溢れる。OEM製造者の興津食品に親近感を覚える。

 全体的な味覚は普段のシーチキンLと変わらず、2年前にレビューしたG2ロットのものとまったく変わらない。
 OEM製造であっても味の妥協がないという点は、開ければいつでも・どのロットでも同じ味ということを意味する。筆者としても「製品として完成している」と強く実感する。

 しかし、熟成で缶詰としてのポテンシャルは大いに増した。一年きっかり熟成されてより身がやわらかくなって、コク深い大人の味わいを表現している。
普段から酒のつまみとしての評価が高いツナ缶なだけに、熟成で更に酒が進むのは明白だ。ぜひシャンメリーのお供に。

…なお、時節柄によるプラシーボ効果を多分に含んだレビューとなったことは、ご容赦いただきたい。筆者は独身であり、クリスマスの寒さはとても辛い。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #さすがに製造日ピンポイント指定の品を見つけるのは…
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
206kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560012409 製造固有記号OKT 賞味期限2017.12.25
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.24
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #油漬

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駒越食品 まぐろ中とろを食べたレビュー

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駒越食品 まぐろ中とろを食べた... 駒越食品 まぐろ中とろを食べた...
“きはだまぐろの中とろ部分のみを厳選し、
 野菜スープ・オリーブで調理したブロックタイプのサラダ油漬です。”


  駒越食品 まぐろ中とろ
  きはだまぐろ油漬けスライス・普及品


☆コメント
 駒越食品は「まぐろ缶詰」の専業化を図った会社で、自社製品もまぐろ関係の油漬/味付けや「おでん缶」などに絞っている。
 NIPPON TUNA WHITEしかり、製品のほとんどが通好みという印象。しかし、よく本ブログで挙げるような入手経路の絞られたツナ缶と違い、静岡ローカルのスーパーではたびたび見かけるという点で入手しやすい。本社による通販もあり。
 まぐろ中とろはネット上でもにわかな話題となっているが、今回部屋から実物を発掘したためレビューする。
製造から3年近く経っているものだった。

「この値段でスライスか!」という点に驚かされた。
 スライスはソリッドの上位で、身を一枚一枚手ではがしたものをいう。高級ツナ缶ではシーチキンとろ/炙りとろ、由比缶詰所のホワイトシップ印・炙りビントロなどがあるが、普及帯の価格でこれを実現できたのは純粋にすごい。

 味は他ツナ缶と比較して非常に強く、自己主張も激しい。
食感は同価格帯のきはだまぐろフレーク/ソリッドでは到底かなわないものとなっており、コストパフォーマンスは明らかに高い。
 原材料と食塩相当量が物語っているように、ダシのパンチがこの味を作っているように感じる。そのまま食べる系のツナ缶として扱うとよさそう。味付けの妙は駿河煮の会社ならではといえる。
 洋酒日本酒問わず、酒のつまみにも。ごはんのおかずにも最適。サラダにかけたり炒め物に投入するにはあまり向いてないかも。

☆各種情報
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★☆☆ #168円/個 (しずてつストア)
・味覚評価 ★★★★☆ #この値段でスライスというのは意外
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡ローカルのスーパーで見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g
249kcal/缶 食塩相当量1.7g 
原材料 きはだまぐろ、大豆油、野菜スープ、オリーブ油、白醤油、食塩、昆布エキス、
      椎茸エキス、調味料(アミノ酸等)、くん液、(原材料の一部に小麦を含む)
JAN:4517072000419 製造固有記号なし
製造者 駒越食品株式会社 (静岡市清水区駒越東町10-8) 製品ページ
Tuna canning review No.23
#きはだまぐろ #スライス #油漬 #駒越食品

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラダ油で作ったまぐろサラダ油漬を食べたレビュー

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山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ... 山梨罐詰(山梨缶詰) 塩とサラ...


  山梨罐詰(山梨缶詰)
  塩とサラダ油で作った まぐろサラダ油漬
  びんながまぐろ油漬けソリッド・高級品


☆コメント
 山梨罐詰は主にOEM製造を主とする会社で、特にはごろもフーズやマルハニチロとの関係が深い。
しかし「自社ブランドの缶詰」はほとんど世に出回ることはなく、このツナ缶も公式HPで粗い画像が示されて存在が示唆される程度であった。
 背中には「K.Y.」のトレードマークがあり、それが自社の製造所固有記号KYにつながっている。
(また。はごろもフーズも後藤缶詰(旧社名)の頭文字をとって「G」をトレードマーク+固有記号にしていた。こちらは缶からGマークは消えてしまったものの固有記号をG2(焼津の第二工場)として現在に至っている)

 その実物を、しずおかマルシェ上り線で調達することに成功。
今回、公式HPに先駆け本ブログが「全世界初(※)の商品レビューを行う運びとなった。なお、2014年8月製造のロットである。

 結論を先に書くと、「開けてそのまま食べるのが一番美味しい」ツナ缶だ。

 画像でわかるように、身の詰め方が非常に丁寧。
また、サラダ油特有の味のしみ具合が珍しい。この価格帯はほとんどが綿実油かオリーブオイルのため、普及品のような食べやすさ・パサパサの少なさが特徴と思う。
原材料はまぐろ、サラダ油、食塩だけであるものの、味気ない等のネガティブな印象はまったくない。ただし、食塩の味が際立っているため、醤油やめんつゆといった味の濃い調味料を足す際には注意が必要である。味が濃くなりすぎてしまう。

(こんなに美味しいのだから、一般の販路にも乗れば良いのに…)


※…2015年11月28日現在。公式webサイトおよびWayback machine、JANコード検索、Google検索等による当ツナ缶の情報がまったくなかったため、全世界初の表記を行った。本ブログより前に公開されていたブログ等があれば、筆者Twitterに一報いただきたい。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★★ #350円/個 (しずおかマルシェ 新東名静岡SA)
・味覚評価 ★★★★☆ #少ない原材料で素敵な味
・入手性  ☆☆☆☆☆ #情報一切なし
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g (固形量70g)
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、食塩
JAN:4522889100016 製造固有記号KY
製造者 山梨罐詰株式会社(静岡県静岡市清水区興津中町974) 製品ページ
Tuna canning review No.22
#びんながまぐろ #ソリッド #油漬

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はごろも カラダを応援シーチキンを食べたレビュー

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はごろも カラダを応援シーチキ... はごろも カラダを応援シーチキ...


  はごろもフーズ カラダを応援シーチキン
  きはだまぐろ調理品フレーク・普及品


☆コメント
 はごろもシーチキン機能食品の一つ。以前ツナ袋(パウチ調理品)のシーチキンアスリートという製品があったが、その後継品にあたる。
山梨罐詰(静岡市清水区)がOEM製造している。水煮や普及品シーチキンをはじめとして、はごろもとの関係も非常に長い。

 寒天で固められた中身が特徴。
味もきわめて薄く、水煮に近い。原材料から油漬のような味があると思うと肩すかしを食らう。
そのまま食べると苦痛になるような味と食感ではあるものの、醤油を足すとご飯と一緒に食べられる。

 ツナ缶の味をものさしにした評価は微妙だが、「機能食品」としての評価はヤクルトくらいに高い。
・油漬のように液汁の処理に困ることもなく、
・水煮のような味気なさでご飯や炭水化物との相性に悩むこともない、
というのは、十分なメリットである。
これは、油漬では液汁とともに失われてしまうDHAを寒天で固めて損失させず、油を鮪油に変えて風味を損なわずに大豆のような高カロリーを抑えた点が大きいと思う。

☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★★☆☆ #173円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ #味は微妙、しかし評価点は多い
・入手性  ★★☆☆☆ #スーパーでごくまれに見かける
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
102kcal/缶 食塩相当量0.6g たんぱく質12.7g
(DHA1000mg アンセリン10mg含有)
原材料 きはだまぐろ、食用マグロ油、発酵調味料、食塩、寒天、フィッシュペプチド(デキストリン、魚肉抽出物)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4902560020206 製造固有記号KY
販売者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ
Tuna canning review No.21
#きはだまぐろ #はごろもフーズ #機能性ツナ缶

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三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]を食べたレビュー

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三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク... 三洋食品 きはだまぐろフレーク...
“最終的な私たちの選択は、「石巻で続けること」。”


  三洋食品 きはだまぐろフレーク [石巻工場製造]
  きはだまぐろ油漬フレーク・普及品


☆コメント
 焼津に本社をおく三洋食品に、OEMを主とした石巻工場(宮城県石巻市魚町3丁目12-2)がある。
2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けたが、2012年7月に操業を再開した。
 再開後にJF福島漁連が小名浜港水揚げのかつおを使用して開発した「福島 海の宝」のOEMを受けている等、宮城ならではの地の利を活かした製品が多い…らしい。
らしい、と付けざるを得ないのは、この石巻工場での生産が明言されているのが本品と福島海の宝しか確認できていないためだ。筆者も本品を見つけたときに腰を抜かしてしまったほどのレアリティである。
 普及品の価格で国産という点は大いに興味を引き、中身が気になった。

 今回手に入れたものは2012.12.26製造のロットで、執筆時点で非常に熟成が進んでいる。
 パッケージでは石巻というフレーズを全面的に押し出しており、復興を強く意識した商品であることがうかがえる。
 しかし、「buy ISHINOMAKI MIYAGI」を直訳すると「宮城県石巻市を買う」になるのだが、誤植だろうか…
(製造者が静岡の本社工場という表記、これは缶詰に書かれた内容そのままであることに留意いただきたい)

 肉は細かく油が多い。はごろものようなフレークを想像すると肩透かしを受ける。
しかしコストパフォーマンスという側面でなんら後れを取っておらず、食味は悪くない。
安価で必要十分な味。静岡で盛り上がる高級志向とは一線を画した、普段使いに最適なツナ缶である。


もうちょっと入手しやすければなぁ…

☆各種評価
・グレード ★★☆☆☆
・価格   ★☆☆☆☆ #83円/個 (生鮮館むらぬし/仙台市)
・味覚評価 ★★★☆☆
・入手性  ☆☆☆☆☆ #公式webにも本品が並んでいない
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
228.8kcal/缶 食塩相当量0.9g
原材料 きはだまぐろ、大豆サラダ油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
JAN:4953685003896 製造固有番号YSSK3
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.20

☆参考資料
・JF福島漁連「福島 海の宝」カタログ
http://www.fsgyoren.jf-net.ne.jp/fukushimauminotakara3.pdf (PDF)

・JFグループ「福島県の水産物の現況と課題・取組について」(2014.9.19) 23p
http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h260919tokyoshiryou2.pdf (PDF)
#きはだまぐろ #三洋食品 #油漬

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音代漁業 音代丸のツナ しろラベルを食べたレビュー

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音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ... 音代漁業 音代丸のツナ しろラ...


  音代漁業 音代丸のツナ しろラベル
  びんながまぐろ油漬フレーク・普及品


☆コメント
 漁船からパッケージングまでを自社で一貫する、音代(おとしろ)漁業のツナ缶。
 「自社船の一本釣りびん長まぐろを使用」というキャッチコピーが大々的。
一昨年に取り上げた音代丸のツナあおラベルの兄弟品で、スペック上も「きはだまぐろ」を「びんながまぐろ」に変えたモデルのような扱いである。缶の素地に直接印刷しており、前出のあおラベルより高級感がある。
 金額や素材で評価すれば興津食品のまぐろフレーク油漬に近い。こちらも、びんながまぐろ+サラダ油の組み合わせを採用しており、実売価格も近い。

 肉はやや大きめで、フレークの割にしっかりとした食感がある。
下味はあおラベル同様で味の差違もなく、自己主張が強い。サラダよりはアルコールのおつまみによさそう。液汁を飲み干すのも苦ではない。
☆各種評価
・グレード ★★★☆☆
・価格   ★★☆☆☆ #106円/個 (バロー)
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★☆☆☆☆ #あおラベルより入手困難
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
196kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、大豆サラダ油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
(原材料の一部に大豆を含む)
JAN:4580252445027 製造固有番号OTS1
販売者 音代漁業株式会社(静岡県静岡市清水区袖師町1974-39) 製品ページ
Tuna canning review No.19
#びんながまぐろ #油漬 #音代漁業

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かもめ屋 ライトツナ(水煮)を食べたレビュー

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かもめ屋 ライトツナ(水煮)を... かもめ屋 ライトツナ(水煮)を...

  かもめ屋 ライトツナ(水煮)
   まぐろ水煮フレーク・高級品


☆コメント
 化学調味料不使用ツナ缶。
姉妹品に油漬けのライトツナがあり、こちらは後発品。
健康志向へカツカツにチューニングされた構成は油漬け同様で、水煮であることも含め「ツナ缶は体に悪そう」という固定観念に一石を投じる品になっている。
こちらもぶっちぎりの品質とコストの高さを誇る。少数生産ゆえにこの金額で販売するのがギリギリだそう。
実食したものは14年9月製造。ちょうど半年程度経過している。

 「汁の美味しいまぐろ水煮があると思わなかった!」と声を漏らした。
ツナ缶において汁は下味をつけるダシのような役割があるのだが、そのバランスが非常に良い。あっさりしていながら、大手のようにパサパサしていない。
このパサパサこそが水煮缶への苦手意識に直結していたのだが、自分の価値観が塗り変わった。
 水煮でありがら、油漬けのようなコクの深さ。原材料4種類のシンプルさだからこそ活きる、素材本来の味わい。
身をかみしめると汁の味がじわーっと口の中に広がる…カロリーも低いので、ぜひ女性や小さなお子様にご賞味いただきたいと思った。

 前述したように、缶あたりの単価がライトミート系としては高いのがウィークポイントか。200円出すと、ホワイトミートの雄・シーチキンファンシー(213円)にも手が届いてしまう。
この価格は「少数生産であること」「缶から素材のひとつひとつまで全てに“食の安全”という理想を詰め込んだこと」の二つに由来し、量産効果で仕切りを下げられる大手メーカーとは大きく異なる部分である。

 販路に関しては、執筆時点で本社・各種ネット通販・らでぃっしゅぼーや等が挙がる。
まだまだ少ないため、草の根で口コミが広がっている状態だ。今後リアル店舗で目に触れる機会が増えることに期待したい。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #200円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #水煮嫌いの人にもおすすめ
・入手性  ★☆☆☆☆ #小売の扱いほとんどなし
・原産国 国産

☆スペック
内容量 80g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 まぐろ、オニオンペースト、野菜エキス、食塩
JAN:4992552000095 製造固有記号YNL.ITO
販売者 (有)かもめ屋(静岡県静岡市清水区草薙2-18-31) 製品ページ
Tuna canning review No.18
#かもめ屋 #水煮

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モンマルシェ オーシャンプリンセス・ホワイトツナフレークを食べたレビュー

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モンマルシェ オーシャンプリン... モンマルシェ オーシャンプリン...
  “「こんなに旨いツナがあったなんて・・・」と感じさせる本物の贅沢品です。”
   はごろもに並ぶ、もう一つの解。


  モンマルシェ オーシャンプリンセス ホワイトツナ フレーク
  びんながまぐろ綿実油フレーク・高級品


☆コメント
 モンマルシェは日本初の商用ツナ缶を生産したSSKグループの関連会社で、ハイレベルな素材と製法で「高級ツナ缶」への帆を上げた。
2009年頃に「ツキジフーズ」という社名で同名のツナ缶を発売し、このデザインもツキジフーズ時代からほとんど変わっていない。
入手できるのは本社か、静岡駅ビルのパルシェか、公式のネット通販のみ。販路は狭いが、入手するのは比較的容易。

 由比缶詰所ホワイトシップとの大きな違いは、味に深みを出すために野菜スープを使っていること。
ホワイトシップと違い、味が沈んでいない。しかし、逆に言えば自己主張が強い。
肉の大きさは200円クラスの標準であり、大きくも小さくもない。製造後寝かせてから出荷という記述があるが、具体的に何ヶ月置いているのかは不明。

 製品ページに「まずはそのままお召し上がりください」と書いてある通り、調味料を徹底的に減らすのが美味しく食べるコツといえよう。
出先で開けて食べるにはとてもありがたい。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #258円/個
・味覚評価 ★★★★☆
・入手性  ★★☆☆☆
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
287kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号AC1.TOPW
製造者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1番7号) 製品ページ
Tuna canning review No.17
#びんながまぐろ #モンマルシェ #綿実油漬

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【フタが赤い方を買ってくれ】18缶 トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク ツナ缶というよりツナの味がする調味料

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サラダやツナマヨネーズに使いや... サラダやツナマヨネーズに使いやすいフレークタイプです。タイの工場で作っています。

トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク
かつお油漬フレーク・廉価品

【フタが赤い方を買ってくれ】1...
(2021.4.17追記):本節で紹介する「トップバリュベストプライス サラダに使いやすいライトフレーク」は、2021年現在に同じベストプライスを名乗る「トップバリュベストプライス ライトフレークかつお油漬」とは全く異なる製品である。間違えないように注意。見分け方は、缶に銀色部分が多いのが本品サラダに使いやすいライトフレークで、ほとんどなくてフタが赤いのがライトフレークかつお油漬。

☆コメント
 イオン系列のショップで販売されている、きわめて値段の安いツナ缶。
100円を切ると廉価品の世界である。ごく一部の例外を除き値段相応以上のものは期待できない。
ほかの海外産ツナ缶と比べ製造固有記号が短いこと、野菜“エキス”でコストダウンしていること、粉末たまねぎを用いていることが特徴点か。

 スーパーで60円くらいで売ってるシュリンクおにぎりのツナマヨのツナみたいな味である。

 肉質が細かいのは値段相応。かつおの生臭さも同じく。
その生臭さを低コストで克服するための「粉末たまねぎ」なのだろうか。油のクセも強く、ギトギトした印象。
和食にはまったくだめ。コールスローに合わせても怪しげな何かになると思う。

(No.119)赤いフタのベストプライス

 20円くらい高いけど、筆者としては赤いフタのベストプライス・ライトフレークを強くおすすめしたい。同じライトフレークだが味は雲泥の差だから。

☆各種評価
・グレード ★☆☆☆☆ 0.3
・価格   ★☆☆☆☆ 0.2 #64円/個
・味覚評価 ★☆☆☆☆ 0.1 #お値段未満
・入手性  ★★★☆☆ 3.4 #イオン、ザビッグなど
・原産国 タイ

☆スペック
内容量 70g
195kcal/缶 食塩相当量0.9g
原材料 かつお、大豆油、野菜エキス(大豆を含む)、食塩、粉末たまねぎ、調味料(アミノ酸)
JAN:4902121054367 製造固有記号A2G
販売者 イオン株式会社(千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1) 製品ページ
Tuna canning review No.16

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.25)現ベストプライス・フタが赤いマグロ油漬(旧パッケージ)

→及第点。多くの輸入ツナ缶と比べたら「まだ良い」方のまぐろ油漬。

(No.119)現ベストプライス・フタが赤いカツオ油漬(新パッケージ)

→良心的なほうのライトフレーク。高いには高いなりの理由があるし、20円弱でここまで救ってくれるからトップバリュトップバリュベストプライス自体が悪いブランドってわけじゃないのよ。

(No.107)いちまる 焼津の綱本カツオ

→本品の6 1/4倍高いかつお油漬缶。同じかつおでこんなに違うツナ缶が生まれるのが、ツナ缶という食べ物の奥深いとこなのです。
#かつお #スーパーPB #油漬

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