887.言葉の重みに感動した夕方
Aug
10
仕事の帰り、守衛さんに相談室の鍵を返しに行くと「おや、久しぶり〜元気〜?」と。
振り返ると、異動してくる前に同じ事業場の現場で働いていたKさん。
Kさんは68歳。職場を定年退職した後、同じ敷地内にある障害者の特例子会社で作業指導スタッフとして働いていらっしゃいます。
最近は指導のためスマホで写真を撮ってLINEに流し、みんなで情報を共有しているそう。
「Kさん、お願いだからLINE使って〜と言われて、1時間ほどかけてアプリを入れて💦」と
「昔はワープロが出てきて苦労して覚え、その次はパソコン、今はスマホ。誰かにそれを使って教えてやろうと思って一生懸命覚えてきたけど、それが自分を一番成長させてくれてたってことに今気づいたわ。次から次に新しくなるから大変だね〜。もうなかなか成長できん。」と笑顔いっぱいに近況を話してくださいました。
誰かのために。は自分のためだった。
情けは人の為ならずを実感した感動の言葉でした。
このKさんの働く障害者の特例子会社は立ち上げの時から関わってきた自慢の会社。
多様な障害を持つ人たちが「正確に注文通りに納品」できるようKさんたちスタッフと作業者が意見を出し合って、さまざまな工夫がされています。本当にびっくりします。ご連絡いただければ見学も随時可能です。
今日もいい日になりました!(予祝)
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田仲なお美
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