5~6月ごろに、その年の新枝先に円錐花序を出して、白い小さな花を多数咲かせる【ネズミモチ(鼠黐)】の実が熟していました。
別名「タマツバキ」と呼ばれている、モクセイ科イボタノキ属の常緑低木ですのが、花が咲き誇る時期には、キンモクセイとは違うかなり濃厚な匂いがします。
名前の由来は、葉の形状が「モチノキ」に似ていて、黒紫色の実が「ネズミの糞」に似ているということで名づけられています。
「ヘクソカズラ」や「オオイヌノフグリ」に比べて、まだ名称としては許される範囲でしょうか。
外来種に「トウネズミモチ」がありますが、こちらは「葉」の葉脈が見えていますし、実の形もやや丸めなので、見分けがつくと思います。
水分を含んでいるということで、防火帯として生け垣などによく使われてましたが、 「マサキ」 と同様、最近は見かけなくなりました。
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Posted at 2012-02-13 15:52
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Posted at 2012-02-14 01:07
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