<オダマキ(苧環)>はキンポウゲ科オダマキ属の花ですが、花の形状に特徴がありますので、見ればすぐに分かります。
(苧環)とは、元来は機織りの際に麻糸を巻いた糸玉の形状が、蕾とよく似ているので、付けられた名前です。
原産地は日本をはじめ北半球に分布しており、約70種程度が分類されています。
淡紫色の花弁のように見えていますのは、<蕚(ガク)>で、その内側の白い部分が本来の花弁で筒状になっています。
花弁の基部からは角状の<距(キョ)>が突き出すように伸び、内側に巻き込んだ形をしていますので(写真右側参照)、この部分だけを見ても<オダマキ>だとすぐに分かります。
日本原産の「ミヤマオダマキ」とヨーロッパ原産の「西洋オダマキ」とに大きく分類されますが、日本産は草丈20~30センチ、西洋産は70センチほどになりますので、見分けられます。
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Posted at 2012-03-19 23:34
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Posted at 2012-03-20 12:34
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Posted at 2012-03-20 06:36
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Posted at 2012-03-21 01:10
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