神戸：ファルコンの散歩メモ

八重やまぶき、我が家にも咲いています

花径は小さいのですが、山吹色の色合いと豪華な花弁で、八重山吹は人気がありますね。
春を告げてくれる花でもあるようです。

山吹の　花は咲けども実のひとつなぞ　なきぞ悲しき
このような歌の記憶がありますが、本当に実がならないのかと、不思議に思っていましたが？

先に謳われています＜七重八重　　花は咲けども　山吹の＞にもあるように、「八重山吹」は実がないので（蓑がない）とかけた歌でしたね。
『兼明親王後拾遺和歌集』のなかでは、大田道灌とのこのやり取りで、有名な歌だと思います。

実はほんとにならないんですか？
そんなことはないと思いますが？

一般的に八重咲の山吹は、花弁に見えているのが雄しべの変化したものです。
当然受粉が出来ませんので、実はできないことになります。
もし実がで来ているのであれば、完全な変化をしていない品種かもしれません。
一度お花を分解されて見ると、花弁に変化していない雄しべがあるかもしれませんね。
わたしも興味がありますので、ぜひ観察してみてください。

山吹色ですね！(＾▽＾)　

まさに、こがね色のお花ですね。
この時期、八重の山吹、よく目立つ花だと思います。