石積み石垣で、巣の下見中でしょうか、【ムモントックリバチ】と遭遇しました。
ハチ目(膜翅目)ドロバチ科の昆虫で、体長20ミリ程度の大きさです。
泥でトックリ型の巣をつくる「トックリドロバチ」がよく知られていますが、この【ムモントックリバチ】は、石や瓦のへこみなどに好んで巣をつくる習性があります。
へこみのスペースを上手に利用して、巣作りの作業手間を省こうという、なかなかの戦略家です。
出来上がった巣に自分の卵を産み付け、捕獲した蛾の幼虫を餌として詰め込んだ後、入り口をふさぎます。
巣の中で孵化した幼虫は蛾の幼虫を食べて成虫になり、蓋を破って外部に出てきます。
大きな面積の石垣ですので、どこかにいい場所が見つかればいいなと、見ておりました。
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Posted at 2012-06-07 17:01
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Posted at 2012-06-08 04:12
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Posted at 2012-06-07 23:16
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Posted at 2012-06-08 08:32
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