初夏から秋にかけて出来る花穂が、犬の尾に似ているところから「犬っころ草」が転じて【エノコログサ(狗尾草)】と呼ばれ、漢字でも「狗(犬)の尾の草(狗尾草)」と表記されます。
日本国内に生息している野(雑)草は約300種ほどあり、イネ科エノコログサ属の一年性草木種で、日本国内には同属に7種類ばかりが分類されています。
俗称として「ネコジャラシ(猫じゃらし)」ですが、花穂を猫の目の前で揺らしますと、本当に猫がじゃれて遊んでくれます。
【エノコログサ】は、「アワ(粟)」の原種ですので、食用として使えます。
若い葉と花穂を軽く火であぶり、醤油などで食べたり、天ぷらにしても食べれます。
飢饉の際には、 「カラスムギ」 などと共に食用にした暗い歴史が残されていますが、今では誰も見向きもしない、路傍の野草になってしまいました。
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Posted at 2012-07-12 19:11
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Posted at 2012-07-13 04:17
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Posted at 2012-07-13 06:42
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Posted at 2012-07-13 22:54
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